第5話 えんそく
ぼくは、まいあさはしってきょうしつに入る。
ほくのとう校はんは、かずくんやさとちゃんのはんよりおそい。
だから、ぼくが学校につくよりもはやく
かずくんとさとちゃんはきょうしつにいて
いつもたのしそうにおしゃべりしてる。
ぼくもはやくいっしょにはなしたくて
いつもはしってきょうしつに入る。
「おはよう」
きょうももうふたりはきていた。
「ねえ、こんどのえんそく、おやつなにもっていく?」
かずくんがたのしそうにぼくにきく。
「チョコもっていきたいな。」
さとちゃんがいう。
「だめだよ、きっととけてベタベタになるよ。」
かずくんがいうと
「とけないチョコがあるんだよ。」
ってまたさとちゃんがいった。
「こんどのえんそく、ジャンジャン山でしょ?
あそこいったことある?」
さとちゃんがいった。
「いったことないよ。」
ってぼくがいった。
「あそこ、なんにもないよね。ジェットコースターとかさ。」
そういうと、
「でもバーベキューするところがあるでしょ?ぼくもいったことないけど。」
かずくんがいった。
「ぼくはいったことある。あそこ、森があって、なんだか、
ポケモンがいそうなんだよ。」
「ポケモン!!?」
さとちゃんのことばをきいて
ぼくとかずくんがいっしょにおどろいた。
ポケモンがいたら
すごいね。
たのしいね。
モンスターボールなくてもつかまえられるのかな。
つかまえなくてもいいんだよ。
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