第3話 さくらのきのしたで

まーくんもやってきて


3にんでさくらのきのねもとをほることになった


がっこうにはすなばどうぐがないから


がっこうがおわっておうちへかえってから


すこっぷをもってしゅうごうすることになった



ぐらんどはすこしだけかぜがふいていて


さくらのはなびらがはらはらとちってきた


さとちゃんはすなばどうぐをもってなくて


まーくんがふたつもってきてくれた


ぼくのすこっぷはぷらすちっくだけど


まーくんのもってきたすこっぷはきんぞくでできていて


ほりやすそうだった


えんげいようなんだって



ぼくたちは


さくらのきのねもとをほった


おばけがでるのかきょんしーがでるのか


わくわくしながらほったけど


じめんがかたくて


なかなかあながあかない


ちいさななくぼみができたときぼくは


このくらいのあながあればおばけはでてこれるんじゃない?


っていった


そしたらさとちゃんが


ちがうよ、かずくん、おばけがでてくるんじゃないんだよ


しんだひとがうまってるんだよ


っていった


しんだひと?こわいね


まーくんがいったら


もう がいこつになってるかも


ってさとちゃんがいった


がいこつならこわくないや、ほらーまんでしょ


まーくんがわらってまたほりはじめたけど


ぼくは すこしこわくなった


かぜがふくとすこしさむかった



こつん・・・


さとちゃんのすこっぷがなにかにさわった


がいこつかも


ぼくはきゅうにどきどきしてきていきがくるしくなった


さとちゃんがそれをもちあげる


いたっ・・・


さとちゃんのゆびからちがながれた


それがあいずのように


きゅうにつよいかぜがふいてさくらのはなびらがうごきだして


さとちゃんがみえなくなった


さとちゃんがさらわれる


まーくん!さとちゃんが・・・!


ぼくはおおきなこえをだして


さとちゃんにてをのばした


さとちゃんのうでにすぐさわることができて


ぼくはさとちゃんをちからいっぱいひっぱって


ぎゅってだきしめた

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