第18話 四面楚歌な僕
僕が、何処から送られたのかは知らない
僕は昨日の夕方に、社長から電話があって他の社員らが出社する前に来るように、といわれていた。
「仲村くん、君もあの手紙は読んだんだろうね。それで、どうなんだ」
「そのことでしたら、私にもわかりません。どうして、あんな、根も葉もない出鱈目な意味不明なものが届いたのか」
僕と志緒梨は、社長からこんな風に呼び出しを受けるのを予測し、手紙を見せられた晩にふたりは先に答えを出していた。
幾ら、肩書きが社長とついてはいても、志緒梨の父親であって、娘が不貞を行っているということは、たとえ事実であっても信じたくない、と思うのが人の親なんだという思惑があってのことだが、志緒梨も親父に幾ら強く問われたとしてもしてない、と強気でいることをお互い決め込んだのだ。しかし、僕たちふたりはほとぼりが冷め、何らかのけじめがつくまではお互い逢うのを極力避けよう、と話を着けてもいた。その答えを出すことにふたりは一番心を痛め、そのことこそが、僕にはまるで
その晩以来、僕は自分なりに考えてみた。あの手紙は僕の会社以外では到底出してもメリットのある奴は見当たらなかった。例えば、僕の妻なのでは、と考えてみたとしたならば、もう僕には愛想も尽き、冷めている彼女には幾ら思いを巡らしみても繋がらなかった。
やはり僕と志緒梨の間にこそ、
「オイ、どうなんだ? 仲村君、聞いているのか?」
「アッ、エッ、何をですか?」
「ンッ、志緒梨にも昨夜は、こんな幾ら根も葉もないことに突っつかれるのには、自分にも
「ハイ、今後そのような根も葉もない不祥事の起こらないように、自身を
と、僕は答えた。その時、外の駐車場に誰か社員が出社して来たようだ。社長はもう少し言いたげだったが、他の社員の手前、このことが社内で大事になっては、と諦めたらしい。
「ウ、ウーン、まあそういうことだから、気を引き締めてな。くれぐれも言う。二度とこのようなことは、わかっているな? それじゃあ、もういい」
それ以来、僕たちは二週に一度やっと逢えるか逢えないかの距離をお互いの間につくり、すべてにおいて慎重な行動をとった。それが
僕は、志緒梨と思うように逢えなくなり、半年の月日が流れていて、年も二千六年と新しい年を迎えての一月の三週目の土曜日の夜、僕たちは志緒梨のアパートから少し離れた農道の中を通り抜け、小高い丘に車を止め、体を寄せ合い抱き締めていた。
お互い逢ってから一時間は殆んど何も喋らず、逢えないでいた時間を取り戻すかのように、僕は志緒梨の温もりを全て受け留めようと必死だ。それは、志緒梨としても同じで、彼女も僕を強く抱き締めてくれ、何度も接吻を交わした。
そんな、僕たちの恒例となっていた
シートを深く倒し、仰向けになった僕の胸元には志緒梨の頭があって、僕は彼女を抱きしめたままにいたが、僕の胸に顔をあずけ、僕を見つめていた志緒梨が、ぽつりと言葉を漏らした。
「仲村さん、此処って今は冬だから寒いけど、夏は涼しいのかしら」
志緒梨は僕の手を握り、聞いてきた。
「ウン、そうだね。此処は夏に来た方が、今よりはずっと気持ちいいだろうね……そうだ、家の方は大丈夫? ぃちゃんのお父さんから電話がいつ入るか分からないけど」
「そのことなら、心配ないわ。子供たちが、もし私の両親から電話が着ても、私は隣のスーパーに行っていることにして、直ぐに私の携帯に連絡が入ることになっているから……コホン、コホン」
「大丈夫? 風邪でも
「アッ、ありがとう。心配いらないから大丈夫よ」
「僕には、心配だから、やっぱり病院に行ってよ」
「エエ、来週の月曜日は定期の検診日だから、その時に診てもらうからね。心配してくれて、ありがとう」
しかし、志緒梨はその定期検診に行き、何故か緊急入院することとなった。
僕の記憶の中には、彼女がもう一度入院するなんてことはなかったはずだ。そのせいで、僕の心には不安が一杯で仕方なかった。
それからの僕の日課は、営業を少しでも早く切り上げ病院へと通った。入院中の志緒梨は、思ったほど悪くは見えず、逢う度に僕は心を穏やかに、彼女の傍にいられた。
志緒梨が入院して十日程経った或る日、僕はその日も営業を終え病院へと来た。建物の中に入ろうとした時、具志堅から電話が着た。病院の建物の中では電話に出ることは出来ず、僕はそのまま中には入らず電話に出て、何気で手持ち無沙汰に歩きながら話をした。具志堅の話の内容は、志緒梨のことを心配してのことだったが、電話を切り終えて周りを見ると、僕はどうやら入口とは反対側の緊急搬送用の入口の方に来ていたようだ。
人影はどこにもなく、此処から行けば広い建物の中をショートカット出来るのではと思い、ちょっとした冒険をしてみることにした。僕は、その入口から入ってゆき、部屋の中ほどまできた時に向こうから突然ドアが開き二人の看護婦が出てきた。と同時に、僕の後ろの入口に遠くでサイレンを鳴らしていた救急車が到着をした。あれよあれよと逃げ場を失い立ちすくむ僕にはお構いなく、看護婦二人は緊急の患者を救急車から隊員の人が降ろすのを、用意いていたカルテに目をやりながら待っていた。
「この患者さん、またしちゃったのね? でも、今度の傷は相当に深いようよ。それに、出血も多いようだから急がないといけないわね」
それから看護婦たちは、ストレッチャーに乗せたままの患者を迎え入れ、中へと運ぶ。その傍を患者の母親らしき人が、その患者の名を呼び続けている。
「さやか、さやか、目を開けて。しっかり……さやか」
ンッ!? さやか?……小夜香! まさか、あの松本、あの小夜香なの? 僕は、運ばれて行く患者の顔を見た。紛れもなくストレッチャーの上の患者は、松本小夜香だった。そして、彼女を乗せたストレッチャーは、奥の扉の中へと消えていった。
僕は、緊急用の入口から外に出て、元来た道を辿り直し志緒梨の病室へと向かった。
その日の志緒梨は至って普通なのだが、主治医に当分は出来るだけ外へは出ないよう、と言われていて、僕としては病室での彼女との密会は避けていたかったのだが……そう彼女と逢うということは、僕たちにとって
僕は、要らない神経を使いながら、彼女に此処に来る前に見てきた松本小夜香のことを話したのだが、何をどう話したのかは余り覚えていない。唯、志緒梨はその話を聞いて、少し怒りにも似た感情を僕にぶつけてきた。志緒梨は前と今回、ここ数日この病院に入院をしていたことで、何人もの人がもっと生きていたいと願いながらも、その願いは叶わずこの世を去って逝った人たちになんていえばいいのか、と命の大切なことを松本小夜香は知らないし、また残された家族や周りの人のことはどうなるのか、と命を軽視する松本小夜にたいしての思いを、僕に怒りをぶつけてきたのだった。
僕には、志緒梨の訴えてきた思いは十分に汲み取れた。なにせ、僕は山城さんに宮里さんと玉城さんへの想いは、未だ心の中に残っていて、これから先も消えずにいることだろう。それに、僕自身が、まだ志緒梨の傍にいたいと願いながらも、一度は死んだ記憶があるのだから……。
夜も十時を過ぎ、僕は、もう睡眠を摂らなくてはいけない志緒梨におやすみを言い、病室を出た。帰る途中、一階の薄暗いロビーの長椅子がいくつも並んだフロアーの側を通りかかった時、缶コーヒーを手元から落とした人が長椅子に腰掛けていた。その缶コーヒーは、僕の前に転がってきて、それを僕は拾い取ってその人に渡してやった。
その人は、受け取りお礼を言ったあと、深いため息を
「すみません、何かあったんですか」
「エッ、エエ、すみません……」
その人は、それだけ言って黙ってしまった。その人の見た目の風貌は、
「お宅も、誰かご家族の人が此処に入院しておられるのですか」
その人は口を開き、僕に尋ねてきた。
「イイエ、僕はただ大切な人のお見舞いに来ていただけで……」
「そうですか、その人はよくなりそうですか」
「エエ、多分よくなると思います。お宅の方は、ご家族の……」
「エエ、ウチは娘です」
「アッ、そうなんですか……大変ですね」
泣いていたその人に、よくなりそうですか、とは聞けず僕はコーヒーを飲んだ。すると、その人は声を震わせ言葉を吐くように言った。
「も、もう、救急車で運び込まれるのは、これで三回目なんですよ」
「アッ、それは大変ですね。何か持病があってですか」
「そうですね、持病みたいなものですかね。家でも何度も自分の手首を切って、騒ぎを起して……色々とそのスジの専門のカウンセラーのとこにも行って、診てもらいました」
僕は直ぐに松本小夜香の顔が浮んだ。
「そうなんですか。それで娘さんの容態は、今如何ですか」
「エエ、娘の方はどうにか助かりました。しかし、ウチの女房の方が
「そうなんですか。それは本当にお気の毒に、大変ですね」
「あの子は私たちが晩婚で、やっと授かった一人娘なので、私たちが甘やかして育てたことがいけなかったのか、思春期になった頃からこの始末で……」
それから、その人の話を一時間ほど聞き、その人は胸に
松本小夜香、何故、彼女は自分の命をそんなにも粗末にするのだろう。幾ら考えても、僕にはわからなかった。
数日が経ち、空は朝から晴天だったのだが、お昼を過ぎた頃から
だが、その荒れた天候は短時間で治まり、夕方をむかえる頃には嵐は去り、空は何ごともなかったかのように澄み渡り、今では
思いで駆けつけたが、意中の志緒梨の顔を見ることは出来なかった。彼女の容態が急変したとICUへ移されていて、僕は彼女に逢うことはできなかった。
僕はいたたまれず、志緒梨の主治医に彼女の容態を教えてもらったのだが、聞いた内容だと、彼女の体には全く異変はないが、唯、誰の呼びかけにもまったく返事がなく、どうなるのかは今後の推移を診るためにICUへと移したらしい。そんな話を聞いても僕にはどうしていいのか判断がつけないでいたが、これから志緒梨の両親も来るとのことで、とりあえず病院の駐車場に停めて置いたE・Vの中で一晩を過ごすこととした。
やはり、僕は志緒梨のことが心配で眠れない夜を過ごし、明け方の四時に病室の前に行くと、丁度看護婦さんが中から出てきた。看護婦さんは僕に気づき、先程彼女は此処に戻って来たから、今は安静に寝ていて話は出来ないが、彼女を起さないのなら傍にいてもいい、と言われ、志緒梨の傍で僕は椅子に腰掛け、彼女の手を握り寝顔を見ていた。
しかし、僕はいつしか寝てしまい、ふと気づくと、志緒梨が僕の髪を撫でている。その彼女の手は、まるで窓から舞いこむ朝の風のように優しかった。
「 ぃちゃん、おはよう。起きていたんだ?」
「た、たぁちゃん……おはよう」
何故か、彼女は目頭を熱くしてるように僕には思えた。
「あっ、な、仲村さん、貴方が私の手を握っているってことは……私たちは、お付合いをしている、てことなんですよね?」
「エッ、なに? もしかして、ぃちゃんは、まさか僕のことを忘れて仕舞った、ってこと? それとも、もう僕とは……」
僕には、それ以上の言葉を続ける勇気がなかった。
「仲村さん、違うわ……もう、本当に貴方は何でも早とちりするおっちょこちょいなとこがあるから、全然そういうとこ変ってないのね」
「エッ、じゃあなんで、僕たちが付き合っていることを聞いたりするの?」
「唯、確認って言うか、聞いてみただけだから……今、とても幸せで、もしかしてこれって夢なの? って思ったから」
「アアー、そういうことか? 僕もね、毎朝そんな気持ちになるよ。でもね、いつも痛いんだ、心がね。ぃちゃんが、僕の前から突然消えていなくなるんじゃあないかと心配で……」
「バカね。でも、ありがとう……たぁちゃん、それじゃあ
僕は、ドアの外を気にしながら彼女を抱き締めた。彼女も僕の想いを受け、僕たちは接吻を交わした。
しばらくすると、僕の携帯電話のアラームが〝もう、会社に行く時間だ〟と八時の
僕には、この今回の辞令というものに何か悪意のようなものを感じた。それというのも、前はあんなに腹を割って話が出来た部長の新城だったが、今は近くに行くと
この頃、新城の口癖となった〝売上〟という言葉は、仕事において僕は手を抜き気味ではあっても社内では部長の新城とまだ肩を並べ張り合っているのだ。なにせ、僕はこの会社で、新城より何倍もの実績をこれから未来積んできた記憶があるし、更にこれからお得意さんの今後の動向さえ頭に入っているのだから、おかげで新城の方も強くは言ってこない。しかし、今社内での僕は
会社に戻る前、志緒梨に逢って行こうと思い彼女にメールを送ると、今は社長を含め家族が来ているから今夜は来ないで欲しいと返事があった。僕は仕方ないので、そのまま会社に寄り辞令に目を通し、家に帰った。
僕は、家のベランダで風呂上りに缶ビールを飲みながら会社からの辞令を手にしていた。
辞令といってもなんてことはない、本来は辞令と書くようなものでもない内容なのに、なぜに
気がつけば、ミュウが僕の足元にいて、うずくまり僕を見ていた。
「そうだ、ミュウ、お前にもいつかは僕の大切な人に会わせてあげるからな。その人の名前は、志緒梨っていうんだ。いい名前だろう」
会社からの辞令を受け取り三日が経ち、明日は久米島へ行くという日に僕はやっと志緒梨に逢うことが出来た。日頃は余り見舞いにも来ない社長たち、志緒梨の家族が連日病院にいて、僕は志緒梨と逢えないでいた。
今日は日曜日、運よく志緒梨の家族もいない。僕が顔を彼女に見せると、志緒梨は今日は気分がいいから、展望台に行って風を受けながら話がしたいと言った。
展望台へ行くと、今は二月で季節は真冬だというのに、そこは小春日和のような穏やかな心地のいい風が吹いていた。
日曜の三時、僕は着ていた厚手のハーフ・コートを志緒梨に肩から羽織らせ、コートの中で手を繋ぎベンチに腰掛けた。そして、僕たちは建物の柱の背に隠れ、軽く接吻を交わした。
なぜだろう? 志緒梨を見ていると、前に比べ生気もなくやつれた感を覚えるが、それに彼女は所々で辛い表情もちらっと見せる。しかし、僕に逢えたことに喜びの顔を見せている。
志緒梨の手の温もりを、僕は僕自身の手の中に感じとりながら三十分という時は過ぎて行き、僕はやっと重い口を開いた。
「ネェ、この前の朝、病室で、僕のことをたぁちゃんって呼んでくれたよね。どうして、僕のことをたぁちゃんってよんだの?」
「それはね。どう言えばいいのかしら、話せば長くなるけど……」
志緒梨は、どう僕に話せばいいのか
「仲村さん、どうしよう、ウチの家族がこの展望台が見える駐車場に来ているみたいなの。だから、貴方は
彼女は、そう言って、僕の手を握り素早くキスをして足早に立ち去って行った。
僕は、そこに十分程時間を潰し、愛車のリーザの許へ戻った。ドアを開けようと鍵を挿し込んだ時に、後ろで声がした。
「仲村さん、危なかったね。僕たちその車を見たときに仲村さんが来ているのに気づいたんだ。おじいちゃんより先に気づいてほんとによかった」
振り向くと、そこに志緒梨の子供たちの梨緒と一哉が立っていた。
「ああ、カーズにリーオ、ありがとう。おかげで助かったよ。アレッ、でもどうしたんだ? お母さんのところにはいなくてもいいの?」
「ウン、今おじいちゃんたちが、大人の大事な話があるからって、僕たちは追出されちゃった」
男の子のような言葉で梨緒が答えた。
「そうか、それじゃあ、今日は暖かいからアイスクリームを食べる?……ウン、それじゃあ、あの建物の処で待っていて」
僕は展望台を指差し、二人を残し近くのコンビニにアイスクリームを買いに行き、戻って来て三人で食べ始めたのだが、梨緒が首を
「仲村さん、あのね、お母さん、この前からなんか、おかしいんだ。人が変ったって言うか、三日前に逢いに行った時からなんだけど……なんだか自分たちの顔をずっとにこにこした顔で見ていて、急に涙なんか流したりするんだよ。それに、まるで僕たちを小さい子供のように抱いたりして、頭まで撫でたりして……なんだろう? やさしくなったって言えばいいのか……」
梨緒は、自分の中でまだ呑み込めないでいるもやもやとしたことを、考えながらに喋っていた。
「フーン、誰だろうなー? お母さんに頭を撫でられながら泣いていたのは」
横から一哉が、茶々を入れた。
「なに言っているんだよう。お前だってお母さんを独り占めして、ずっと甘えてばっかいるじゃあないか」
「フン、僕は泣いたりしていないしぃ」
「お、お前なぁ……」
「まぁまぁ、二人ともいいじゃあないか。僕なんか甘えたくても……なあ? 分かるだろう。それに比べ、二人は沢山お母さんの傍にいられていいじゃあないか。羨ましいよ」
「アッ、そうか、ごめんね。仲村さん、それじゃあ、今度お母さんが退院して家に戻ってきたら、またみんなでご馳走を食べようね。その時は、仲村さん、またあのグラタンを作ってね」
「アア、僕もそのグラタン、大好きだよ。それに僕たち三人のお母さんだからね」
「ウン、ありがとう。分かった。僕も、その時は腕によりを掛けるよ。早くお母さん、元気になるといいね」
二人はアイスクリームを食べ終え、しばらくして志緒梨のいる病室へと戻って行った。
僕は、その場にひとり残され、子供に気を使われ〝子供も大変なんだなぁ〟と苦笑した。そうだ、僕は今、志緒梨の傍にはいてあげられないけど、志緒梨が元気になって退院さえすれば……それからだって僕は十分だ。時間はたっぷりとある。だから、僕はやらなければならないことをすればいいだけのことなんだ。
いつしか僕は、ポケットから玉城さんに貰った〝時の石〟を取り出し、握り締めていた。
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