2019年11月
友引に、魔剣を射た
眼が覚めた。枕辺の時計が「朝の7時半」を示していた。洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を足した。沸騰後、即席コーヒーを淹れた。TBSラジオの『スタンバイ!』を聴きながら、熱いやつを飲んだ。平日の場合だと、勤め先の休憩広場で聴いている番組である。自宅で聴くと、同じ番組なのに、印象が微妙に変わるのが面白い。
ラジオの電源を切り、二杯目を居室に運んだ。ニンテンドーDSを起動させた。ファイナルファンタジーⅣの「二周目」を始めた。クリア後のお楽しみである。デカントアビリティ「カウンター」と「げんかいとっぱ」を身につけたセシルが妙に強い。かつて難戦を強いられたモンスターたちをザクザクと斬り伏せてくれる。
☖セシル〔暗黒騎士・レベル22〕HP588/MP60/武器:シャドーブレイド
☗リディア〔召喚士・レベル20〕HP336/MP137/武器:アイスロッド
☗ローザ〔白魔道士・レベル15〕HP232/MP91/パワーボウ&てつのや
☗ギルバート〔吟遊詩人・レベル16〕HP241/MP51/ラミアのたてごと
DSの電源を切った。愛機起動。メクるを呼び出し、草小説の続きを書いた。投稿後、シャットダウン。屋内の吊るしものを露台に移してから、身支度を整えた。最後のカギをかけてから、自室を離れた。通路を進み、階段を下った。夏のような服装で、駅の方角へ歩いた。ダサクの文案を練りながら、歩行を続けた。
商店街の中にある中華料理屋の暖簾をくぐった。空いている席に座り、おばちゃんにタンメンとチャーハンのセットを頼んだ。近くの円卓で、御老体のグループが酒宴をやっていた。まったく羨ましいことである。
料理ができるまでの間、壁際に設置された大型テレビを眺めていた。開催地の変更が正式に決まったらしい。五輪大会そのものにはあまり興味がない(野球とゴルフは除く)が、投入金額を耳にする度に眼を剝かされる。
勘定を済ませてから、店を出た。跨線橋を渡り、駅の向こう側へ足を進めた。商業施設の2階にある散髪屋で、伸び放題の髪を刈り落としてもらった。その後、町外れの古書店に行った。到着後、各棚を物色した。計5冊をレジに運んだ。帰路の途中、弁当屋に寄り、幕の内とおにぎりを買った。家に戻り、露台の衣類を屋内に取り込んだ。〔1日〕
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