2019年9月
仏滅に、涼風を射た
眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の8時半」を示していた。たっぷり8時間。まったくよく寝る男である。布団を出て、洗面所に入った。洗顔後、台所に行き、電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。昨夜コンビニで買ってきた「大麦ぱん」なるものを齧りながら、熱いやつを飲んだ。窓外に曇天が広がっていた。が、雨の心配はなさそうであった。
居室に行き、愛機を起動させた。セルバンテスを呼び出し、バーバリアン(草随筆)の編集とスラグマン(草小説)の復元を行った。シャットダウン確認後、雑用の類いを片づけた。気がつくと、昼の4時になっていた。最後のカギをかけてから、自室を離れた。駅の方角へ歩き始めた。
跨線橋を渡り、駅前広場を通り抜けた。横断歩道を渡り、歩道を進んだ。休息用に設けられたベンチにおっちゃんが座っていた。缶入りビールの封を切りざまに、ゴブゴブと呑(や)り始めた。俺も真似をしたくなったが、懸命に我慢した。晩酌の時間にはまだ早い。貸し円盤(DVD)屋に入り、借りていた3枚を返却した。店を出て、隣り町を目指した。その途上、ラーメン屋に寄り、煮干しラーメンとギョーザとライスを食べた。千円でお釣りが来た。
もうひとつの円盤屋に行き、今週観るものを借りた。帰路の途中、コンビニに寄り、食品を買った。家に戻り、荷物をおろしてから、再び外出した。百円ショップで袋詰めの氷を、スーパーで酒類と酒肴と日用品を買った。
帰宅後、ロフトに上がり、腕立て伏せをやった。窓を全開にしているので、案外涼しい。風の通りが良いのだ。湯浴びをする前に、歩数計を確認した。画面に「12178」が刻まれていた。浴室に入り、汗を洗い落とした。〔1日〕
[奈緒さんのコメント]
まだまだ慣れていないのでぎこちない私ですが、早くこちらも使いこなせるよう頑張ります。誰にも知られないところで日常を書き綴ってみたいと思っていたのでこちらに登録させていただいて良かったです。
鍋太郎さんみたいには、まだまだ上手く書けませんがまずは継続できるように楽しみたいと思います。
[闇塚の返信]
俺の場合、慣れるまで、かなり時間がかかりそうです。いつものことですけど。(苦笑)
日記はいいですね。まさに生活の記録です。日記を読み返すと、当時の自分や情景が脳裏に浮かんでくるんですね。
最大の文章上達法は「書き続けること」だと俺は確信しています。
♞同月から、身辺雑記の投稿先をエキサイトブログに変えた。その最初の雑記。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます