先負に、蛇頭を射た
眼が覚めた。枕時計が「朝の8時」を示している。洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。森永クッキーを齧りながら、熱いやつを飲んだ。
居室に行き、ニンテンドーDSの電源を入れた。世界樹Ⅲを再開した。旅籠を出て、迷路に潜った。地下21階に駒を進め、先日発見した下り階段を下った。視野に新たな悪夢が広がった。
小探索の結果、22階と23階は「二段組ダンジョン」になっているらしいことがわかった。当然難易度は高い。そろそろ、俺の手に負える水準を超えつつある。まあ、もうしばらくは、続けてみるつもりだが。
☖アフロダイA〔王族〕レベル70/HP462/武器:デュランダル
☖ラインX1〔王族〕レベル63/HP542/アルビオンの大剣
☖ジャキンK2〔将軍〕レベル70/HP528/武器:八葉七福✕2
☗クレオN3〔忍者〕レベル70/HP329/武器:胴太貫
☗バルカンP5〔射手〕レベル60/HP352/武器:シャテーナル
DSの電源を切った。愛機起動。メクるを呼び出し、スライムの続きを書いた。主役が鈍臭いおっさん(闇塚)から、コブラ女に交代した。当初の予定とはかなり異なる展開だが、久々にセーコを書けて幸せだった。
架空のキャラクターは自由に動かせるので何かと楽である。これに比べると、主役=作者は制約が多い。今後は余程の理由でもない限りは、自分を主人公にするのはやめようと思う。書き難くて、しょうがないからだ。
シャットダウン確認後、身支度を整えた。最後のカギをかけてから、アパートを離れた。二の丸の文案を練りながら、歩行を続けた。駅前の両替屋(銀行)に入り、現金を補充した。
帰路の途中、公園近傍の弁当屋に寄り、幕の内を買った。店を出て、百円ショップとスーパーへ向かった。前者で袋詰めの氷を、後者で刺身二種と缶入りハイボールを買った。家に戻り、シャワーを浴びた。〔10日〕
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