赤口に、常連を射た

 終点下車。駅を出て、5分ほど歩いた。いつものサン*ルクに入り、いつものチョ*クロを食べた。コーヒーを飲みながら、美獣第四章「荒野の電光狼」を読む。いよいよ、ハリィデールの「王を目指す冒険」が始まるようだ。150頁の「ミッドガルド南部の地図」が興味を刺激する。


 午前業務終了。食堂に行き、券売機でBランチを買った。今日のBは煮魚。連休明け、最初のランチだが、特に感動を覚えることはなかった。これは「食事」とは云えない。空腹を埋める「作業」である。温泉卵の復活を期待していたが、これも裏切られた。

 水分補給後、休憩室に行った。先客一名。弁当を食べ終えた先輩Tさんと「増税後の世界」について話した。必然、暗い内容になった。


 帰りの電車の中で、庖丁記収録の「松尾バナナ」を読んだ。抜群に面白いが、バナナが苦手な俺には、少々辛い部分もあった。

 地元駅下車。少し歩き、誰にも邪魔にならない場所で、弁当屋に電話をかけた。出てくれたおっちゃんに幕の内を頼んだ。こうしておくと、待たずに弁当が受け取ることができる。

 この時間帯は、電話注文組が多いようである。家族分の弁当をまとめて買ってゆく人もいる。俺とは違って「儲かる客」に属する。


 帰宅後、屋根裏部屋に行き、腕立て伏せをやった。浴室に行き、温水を浴びた。体を拭き、服を着た。居室に行き、愛機を起動させた。メクるを呼び出した。返信コメント送信後、身辺雑記(つまりこれ)の編集を始めた。〔7日〕

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