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2024年9月13日 07:44
すべてが不思議。女の意図も、ラストの男の正体も。理性的な語り手が少しずつ異常現象に魅入られていくのが良かったです。そして、最後の1行。ここだけ、妙に理屈が合っているのですよね。それがかえって、怖い、というよりも、変。……もしや、「非常電話の精霊」が、退屈を紛らわすために狐狸よろしく語り手を誑かしたのでは!?(違うぞきっと!)ともあれ、鳴るはずのない非常電話の呼び出し音には気をつけようと思います!
作者からの返信
コメントありがとうございます。ラヴクラフトの「ランドルフ・カーターの供述」をネタにした話ですが、最初は否定しているが、魅入られたり最後は受け入れてしまうのはラヴクラフトの作品の特色でもあります。
2024年8月20日 13:25
ただでさえ正体不明の相手からの電話というのは怖いものですが、鳴るはずのない非常電話というのが恐怖をさらに増幅させますね。管理人室で殺される女性から時間を越えて助けを求められていたのでしょうか。「ランドルフ・カーターの供述」を思わせるラストも良いです。
コメントありがとうございます。階段でふと見かけた非常電話をネタに書いてみました。「ランドルフ・カーターの供述」は名作ですね。あれも電話を使う話でした。カーターは「銀の鍵」や、「未知なるカダスを夢に求めて」の人だったと思います。
すべてが不思議。女の意図も、ラストの男の正体も。理性的な語り手が少しずつ異常現象に魅入られていくのが良かったです。そして、最後の1行。ここだけ、妙に理屈が合っているのですよね。それがかえって、怖い、というよりも、変。……もしや、「非常電話の精霊」が、退屈を紛らわすために狐狸よろしく語り手を誑かしたのでは!?(違うぞきっと!)
ともあれ、鳴るはずのない非常電話の呼び出し音には気をつけようと思います!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ラヴクラフトの「ランドルフ・カーターの供述」をネタにした話ですが、
最初は否定しているが、魅入られたり最後は受け入れてしまうのはラヴクラフトの作品の特色でもあります。