第㯃拾章 戦争を止めろ・一揆勢・中編
「ぐっ……ナメんじゃねェ!!」
「何ッ?!」
なんと首筋から夥しい出血をしていながら怯む事なくアンネリーゼは『百化け』の
「おるぁ!!」
拳に風の魔力を纏わせて振り抜くと白蔵主の顔面に突き刺さって吹き飛ばした。
白蔵主はそのまま扉を突き破ってサロンの外へと転がっていく。
元よりアンネリーゼのパンチの威力は下手な格闘家と比べものにならないほどに強かったが、風を纏わせる事で威力を倍加させるのみならず攻撃範囲も大幅に広げているのである。
これこそヤクザ者との戦いで長い年月をかけて磨き上げてきたアンネリーゼの真の戦闘スタイルであり、後に大系化して『鬼龍旋風拳』と名付けている。
ちなみに普段の十手を用いた戦闘は『鬼龍旋風拳』が強すぎるせいで捕縛には向かないので、生かして相手を捕縛する為の手加減であるというのだからオソロシイ話だ。
「見えない、躱せない攻撃だぁ? だったら攻撃させる前にぶちのめすだけの話だぜ。攻撃は最大の防御なり、とは善く云ったものだよな」
甲冑を着た
しかも過去最高の手応えを感じていた。
顔を奪う化け物じみた男であったが人間である以上は耐えられまい。
生死は分からないが生きていれば御の字と思う事にする。
今はローデリヒを守りつつ脱出する事が肝要であった。
「おい、ここから脱出するぞ。急げ!」
ローデリヒの手を引いてサロンから出た。
白蔵主の姿はない。あれだけの打撃を受けていながら意識を失う事なく逃走していったのであろうか。
だが今は白蔵主に構ってはいられない。
捕縛できればそれに越したことは無いが、今はローデリヒを無事に脱出させてカイゼントーヤ王国への宣戦布告は事実無根であると証言させる必要があった。
宣戦布告がされたとしても、それは書簡であるはずだ。
ローデリヒ皇子がその書簡は偽物であると宣言して一揆勢を引き返させれば戦争を撤回する余地はまだあるだろう。
仮にカイゼントーヤ王国が引かなかったとしても、それこそカイゼントーヤ王が聖都スチューデリアに攻め込む為の謀略であるとすれば良いのだ。
「聖女殿、首からの出血を止めねば」
「血は派手に出たが浅手だ。既に血は止まってっから心配すんな」
神に祝福された存在である聖女はある程度の傷であれば魔法や薬を用いなくても自然と回復する。
事実、アンネリーゼの体と服は血で汚れたままだが傷は既に塞がっていた。
『鬼龍旋風拳』の為に魔力を高めていた事も治癒力を上げていたのだろう。
それよりも貴族連盟の本部から脱出する方が重要だ。
この建物は二階建てでありサロンは二階の最奥に位置している。
ここから出るにはまず廊下を通って反対側の端まで行き階段を降りなければならなかった。
面倒ではあるが、これは万が一にも敵に責められた場合、移動を制限する事で迎撃をしやすくなるし、罠も仕掛けやすい。
もっと云えば今は釘や錠で塞がれてしまっているが非常口から脱出する際には時間稼ぎにもなった。
「チッ! 早速、お出ましか!」
そして今はアンネリーゼ達の脱出を阻んでいたのである。
廊下を進んでいると武装した男達が階下から現れた。
誰も彼も貴族や商人には見えない。
異形ともいえるこの集団も竹槍仙十の手下に違いなかろう。
「悪いが死んで貰おう。貴様らが生きてここから出る事は無いと思え」
水干袴に烏帽子を被った髪の長い男が嗤った。
「イヨオオオオオオオオオオォォォォォッ!!」
長い横髪を掴むと全身を使って勢い良く髪を振り回す。
その様はまるで歌舞伎の連獅子だ。
「忍法『
なんと振り回していた髪に火が着き、さながら赤い髪の様になったではないか。
炎は尾を引いて車輪を描き、館内は灼熱地獄と化した。
水干袴は燃え盛る髪を振り回しながらアンネリーゼに迫る。
「イヨオオオオオオオオオオォォォォォッ!!」
「そんな虚仮威しが通じるか! 炎諸共吹き飛ばしてやる!」
拳に風を纏わせたアンネリーゼが紅蓮の髪を拭き消す為に腰を落として右の拳を引く構えとなった。
張り詰めた弓の如く力を溜めて炎を纏った髪をギリギリまで引き付ける。
「燃え尽きるが良い!」
「聖女殿!!」
炎がその身を飲み込もうとしたタイミングで力を開放しようと待ち構えていたアンネリーゼであったが、その前を何者かに阻まれて技が不発に終わる結果となる。
その直後、堅い物同士がぶつかる凄まじい音がした。
「ローデリヒ?」
アンネリーゼの前に立っていたのはローデリヒ皇子であった。
その手には木刀が握られており、炎の髪を防いでいた。
「大仰な動きと派手な炎の髪の中に罠があったのだ」
髪が重たい音を立てて通路に落ちる。
炎が消えるとそこにあったのは異形の武器であった。
くの字型をした幅広の刃が幾重にも鋼線で連結された鋼の鞭だ。
ローデリヒ皇子の言葉の通り、男はアンネリーゼの云う虚仮威しにも見える動きと炎で必殺の武器を隠していたのである。
「油断召されるな! 罠とは心理の裏にこそ隠されているもの。我が師イルゼの教え、情けない話だが今の今まで忘れておったわ」
先程まで頑迷にアンネリーゼの言葉に耳を傾ける事のなかったローデリヒ皇子であったが、今の彼の目には理性の光が確かにあった。
「我が友マーチンの死と聖女殿の血が私の目を醒ましたのだ」
もっと云えば愛するローゼマリーが懐妊した事で暫く房事から遠ざかっていた為、既に『
勿論、房事に限らず口づけや愛撫でも魅了は可能であったし何なら魔力による催眠も遣えたが、ローゼマリーの正体であるヴァイアーシュトラス公爵は聖都攻略が大詰めとなっていた事もあり洗脳を更新していなかった。
そこへ親友の死を知らされ、アンネリーゼの血を見た事で一気に覚醒したのだ。
「おのれ!」
男が横髪を引くと通路に投げ出されていた刃が蛇のように動き出してローデリヒに襲いかかる。
横髪は鋼線と繋がっており、それで異形の刃を操っていたのだ。
「ネタが割れた技が私に通用するか!」
ローデリヒが木剣を顔の横で垂直に構えると男に向かって駆ける。
襲い来る刃の鞭が紙一重でローデリヒの横を通り過ぎる。
狙いが甘かったのではない。ローデリヒは相手の術を見切っていたのだ。
「ちぇええええええええええええすとぉ!!」
「ぐええええええっ?!」
振り下ろされた木剣は男の横鬢を強かに叩いた。
薩摩示現流の渾身の一撃をまともに受けてしまい男の頭蓋が割れ、血と脳漿を噴き出して絶命した。
「なんと! 『紅髪』の
「ちぇええええええええええええすとぉ!!」
男達が驚く間も無かった。
ローデリヒが片輪車を斃してすぐさま別の男へ躍り懸かったのである。
師にして乳母でもあったイルゼの秘剣『虎乱』だ。
初太刀に全てをかける示現流の一撃を連続して繰り出すイルゼが得意とする魔技であるが愛弟子のローデリヒにもしかと継承されていたのだ。
瞬く間に竹槍仙十が擁する暗殺者達は一人残らず打ち倒されていった。
通路には頭蓋を割られ、四肢を砕かれた男達の死の気配に満ちている。
男達も手練れではあったが片輪車を斃された事で動揺してしまったのが運の尽きであり、暗殺者として不覚であった。
「イルゼどんもおっとろしい男を育て上げたもんだぜ。これなら聖都スチューデリアの未来は安泰だな」
「否」
アンネリーゼの呟きが耳に入ったローデリヒ皇子は首を横に振った。
「元服を迎え、
ローゼマリーの魅了が解けた今、ローデリヒは自分がこれまで重ねてきた愚行に涙を流した。
その行為の中には大恩あるイルゼの追放もあるのだから当然といえよう。
しかしアンネリーゼにはローデリヒを責める気は毛頭無かった。
確かにイルゼが追放されたと聞いた時は呆れもしたし怒りもしたが、ヴァイアーシュトラス公爵の聖都を滅ぼすべしという執念を思えば彼だけを責める事は出来ない。
公爵の策謀に気付けなかったのは自分も同じであるし、スチューデリアが堕落していく様を見ている事しか出来なかった悔しさは善く分かる。
況してや生まれて此の方、ストイックに剣術の稽古に明け暮れ、帝王学を勤勉に学んでいたのだ。
色を知らぬが故にローゼマリーという妖女に誘惑されてしまったのである。
当時、二人が出会った頃は元服どころか精通もしていなかったそうなのだから
イルゼは自己申告では今なお生娘らしいので仕方が無いにしても教育係は他にもいたはずで、誰も性教育をしていなかった落ち度もあろう。
いや、
彼女に性教育を任していたら、それこそ十歳にもなる前に
いやいや、今は過去を悔いている場合ではない。
アンネリーゼは泣いているローデリヒの肩を優しく叩いて先に進む事を促す。
「泣くのはいつでも出来る。だが今はここから脱出する事が先決だ。そうだろ?」
アンネリーゼの言葉にローデリヒは正体を取り戻す。
聖都スチューデリアとカイゼントーヤ王国が戦争寸前という未曾有の危機に晒されているのに泣いている場合ではなかった。
今は生きてここから出る事のみを考え、一刻も早く一揆勢を、不満貴族達を止めなければならないのだ。
「そうであるな。戦争を止めるのは私の役目だ。否、わたしにしか出来ぬ使命だ。すまない。私はもうニ度と立ち止まらないと誓おう」
「その意気だ。一揆勢さえ止められりゃァいくらでも云い訳は立つ。急ぐぞ」
ローデリヒが頷いたその刹那、見えぬ刃が二人を斬り刻んだ。
「ぐっ! これは忍法『かまいたち』か?!」
「ここから先へは行かせん!」
なんと頭蓋を割られたはずの暗殺者が起き上がってみせたではないか。
その顔が歪み蕩けて、顔無き暗殺者が正体を現した。
「テメェ! やる事がセコイんだよ!」
「何とでも云え。手段を選ばぬのが殺し屋の強みよ」
唯一存在する口がニタリと弧を描いた。
白蔵主の手が動くたびに二人の体を斬り裂く。
「クソッ! ガチで分からねェ! 空気が乱れてねェから透明な何かを投げてるワケでもない。斬った俺達の血や脂が付着している様子もねェときた」
“風”を司る『龍』の聖女であるアンネリーゼは空気の微妙な振動すら感じる事が出来るが彼女の鋭い感覚を持ってしても投擲の気配を察する事が出来なかった。
『かまいたち』と名付けている事から真空の刃を生み出しているのかとも考えたが、それとて察知する事は叶わない。
「分かるまい。このまま全ての血を失って果てるが良いわ!」
再び不可視の斬撃がアンネリーゼに襲いかかり、今度は右肩を斬られてしまう。
「後手に回ったら為す術も無く殺されるだけだ。こうなったら攻撃される前に!」
「そうはいくかよ」
「ぎゃっ?!」
拳に風の魔力を纏わせるアンネリーゼであったが左の太腿をざっくりと斬られる事で機動力を奪われる。
「攻撃は最大の防御だったか? 聖女様の教え、有り難く実践させて貰ったぞ」
今度は白蔵主に先手を取られたアンネリーゼは立つ事もままならずに膝をつく。
まただ。どこから飛んでくるのか、何で斬られたのか、アンネリーゼには理解が及ばない。
「ケケケ、打つ手が無いようだな? そろそろ観念するかね? 安心しろ。俺はプロだ。嬲り殺しにする事も犯す事もせずに一息に始末をしてやろう」
白蔵主が
アンネリーゼは反撃はおろか動く事も出来なかった。
風の魔法で吹き飛ばそうにも、その前に『かまいたち』によって阻まれるだろう。
「ん?」
いや、何かがおかしい――アンネリーゼは違和感の正体を探るべく必死に頭を働かせる。
「ちぇええええええええええええすとぉ!!」
その時、ローデリヒがアンネリーゼに気を取られている隙を見計らって白蔵主に打ちかかってきた。
その一撃は見事に白蔵主の頭を捉えたが効いている様子は見えない。
「云ったはずだ。俺の肉は粘土の様だとな。つまり頭を殴られようが体を斬り付けられようが攻撃の悉くを包みこんでしまうのだ」
このようにな――白蔵主の頭に木刀がめり込んで抜けなくなってしまう。
ローデリヒは皇子達の中でも剛力で知られていたがビクともしない。
「う、動かぬ!」
「ケケケ、死ねぃ!!」
白蔵主の匕首が木刀を取ろうと躍起になっているローデリヒの首を貫こうとしたその刹那、アンネリーゼの十手が絡め取った。
「何ぃ?!」
「これが
太腿も深く斬られた
「道理で何かが飛んでくる気配を感じねェワケだぜ。テメェの『かまいたち』の正体は暗示か何かで
かつて、とある暗殺者を捕らえる際に太腿を斬られた事があったが、今回斬られた場所が寸分の狂いもなく同じ所、同じ深さだった事に気が付いたのだ。
暗示と分かった途端に体を汚していた血すら綺麗に消え去った。
サロンで殺されたと思われた護衛達も恐らくは竹槍一味であり死んではいないのだろう。
「ぐっ……おのれ……」
術を破られた白蔵主がアンネリーゼを憎々しげに
そう、顔が無いというのも幻術によるブラフであったのだ。
そしてローデリヒの木刀を離さぬ物の正体も巨大な粘土の塊であった。
ローデリヒは白蔵主と戦っていると思っていたが、実際は粘土相手に一人相撲を取っていただけに過ぎなかったのである。
「ネタが割れたら打つ手無しか? だったら観念しな。安心しろ。俺も目明しのプロだ。殺す事も痛い目に遭わせる事もなく捕まえて公正な裁判を受けさせてやる」
先程、自分が吐いた台詞に似せた云い回しに白蔵主は歯噛みをする。
だが、くるりと背を向けると一階へ下りる階段へ走り出した。
プロを自認するだけあって引き際は心得たものだ。
「逃がすか!」
白蔵主は一揆を陰から操っていた男である。
捕らえられるのであれば大事な生き証人として捕らえておきたい。
白蔵主を追って一階に下りた途端に二人の背筋に冷たいものを感じて柱の陰に身を隠した。
「死ね!」
途端に二人は爆風に襲われる。
柱の御陰で無事であったが石で出来ていた柱は一撃で木っ葉微塵となっていた。
しかも次の瞬間には金切り声のような連続音が響き、無数の塊が襲いかかる。
咄嗟に防御結界を張ったが瞬く間に破壊されてしまう。
結界が消える寸前にアンネリーゼは別の柱に身を隠す事に成功する。
「な、何だい、ありゃァ?!」
白蔵主の手にはライフル銃があったが、まるでガトリング砲の様に弾丸を撒き散らしていたのである。
このように連続して弾を撃てる銃など見た事も聞いた事も無い。
しかも善く見ればライフル銃の下部には奇妙な筒が装着されていた。
「ケケケ、異世界の原始人には
下部の筒にも引き金がついており、白蔵主が引き金を引くとポンというコミカルともとれる音を立てて大きい弾が射出された。
「ヤベッ!」
アンネリーゼの勘がマズいと警告を鳴らした。
長年、暗黒街で生きてきたアンネリーゼはそれによって何度も命を救われている。
勘に従って柱から飛び出して近くの部屋に飛び込んだ。
すると背後で爆発が起こったではないか。
先程、石の柱をも破壊したものの正体はコレか。
「このようにグレネードランチャー付きだ。いつまでも逃げられはせんぞ!」
「聖女殿! 無事か?!」
爆煙に紛れてローデリヒ皇子も部屋に駆け込んできた。
「無事ちゃァ無事だが、最後の最後で白蔵主の野郎、トンデモねぇ切り札を出してきやがったぜ。連射が可能なライフルだと? しかも爆発する弾も使い分けられるときたもんだ。まったく巫山戯た化け物銃だぜ」
「私もラッパ銃を嗜んだ事はあるがもう別物であるな」
アンネリーゼの悪態にローデリヒも同意する。
しかし反撃の糸口となるアイデアは出て来ない。
「さて、どうしたものかな。エントランスには野郎が陣取っていやがるし、この部屋に限らず全ての部屋には窓が無ェ。万が一、攻められた時の侵入路を限定する作りなのは仕方ないとしても逆に云えば逃げ場を無くす事になりやがる」
「万事休すか」
「だが竹槍一味と戦闘をしているし爆発も起こしている。その内に警備兵が駆け付けてくれるんじゃないか? 今も白蔵主の野郎、癇癪を起こしたように銃を乱射してやがる。誰かしら不審に思うだろう」
アンネリーゼは云うがローデリヒに否定されてしまう。
「いや、この建物は防音効果があり、外には音が漏れにくい構造となっているそうな。流石爆発音は聞こえたであろうが、袖の下を取る事に夢中な警備兵が危険を承知でここに乗り込んできてくれるかは微妙であるな」
現在、不況という事もあり治安が悪くなる一方の聖都で不安を覚えている庶民から
そこまで質が落ちた警備兵に正義の行いを期待するのは無駄であろう。
恐らくは爆発音すら聞かなかった事にして逃げてしまうのではないのかというのがローデリヒの推察であるが、アンネリーゼもそれには同意せざるを得ない。
後の頼りは子分衆であるが、悪徳警備兵のせいで彼ら目明しも“どうせ同じだろう”と白眼視されている事もあり、住民が異変に気付いたとしても番所に届け出てくれるかは正直期待はできない。
つまり外部からの助けは絶望的なのである。
「どうしたものかな……」
状況の打破する策をああでもない、こうでもないと巡らせていた二人であったが、不意にアンネリーゼの脳裏にある言葉が浮かんだ。
「罠は心理の裏にこそ隠されている、か」
「聖女殿?」
「イルゼどん、アンタの教えにあやからせて貰うぜ」
アンネリーゼは思い付いた作戦をローデリヒ皇子に耳打ちするのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます