応援コメント

第伍拾捌章 三池月弥という男」への応援コメント

  • 詳しく語られていなかった幼き日の過去の一コマが微笑ましくもあり、後の大器を予感させる恐ろしさも感じますね。
    勇者がしょぼい餞別だけで城から、送り出されるのも実はそういう面から、考察すると実に深いものだったと考えさせられます。
    確かに某国民的RPGの三作目のあの王様は名君で思慮深い人とされていましたし、何てケチな!と思いましたが、そんな深い意図があるなんて、子供は気付かないですよね(笑)
    どこかの町にいる武芸者が『実はあれは……』とさりげなく語ってくれれば、教訓話として、教育にもいいのに!?

    三池流道場が少林寺のようにひたすら、道を究めようとしているのが分かりますね。
    聖女は見た目は毒の花だから、武芸を究めようとする若者には目に毒ですよね🤔

    作者からの返信

     いつもコメントをありがとうございます。

     月弥は地球育ちですが親が親なので異世界の文化も幼い頃から触れているので割りと動じない性格になっています。
     ましてや厳しくも優しい祖父母の教育もあって心身共に鍛えられているので誰が相手であろうとブレることがないんでしょうね。

     勇者への餞別がしょぼい事に、私も子供の頃は疑問を覚えた一人でしたw
     私自身の考察というより月弥のチートに対する嫌悪を表現したセリフでもありますが、とある同人RPGで最初っから強い武器を持たされてスタートした時の展開の味気なさも盛り込んでいますw
     まあ、あの違和感はスタートが王宮だからであって、自分の家からのスタートだったら王様に対する疑惑も無かったと思いますw

     三池流道場は剣を通して道を説く剣道ではなく強くなる為の剣術を教えているので、奥義を会得したらお終いではなく、更なる強さを求めて独自の修行を始めます。
     剣術道場ではありますが、他の武術にも対応すべく槍や棒術など他の武器も教えていますし、月弥は希望者には魔法も教えています。
     免許皆伝を許され玄武衆となった者は後進の指導を義務づけられますが、特典として自分の教室を持つ事が許されており、前述の槍などもよそで会得した技を三池道場で教えている形となっています。
     ただ時代の流れなのか、その技術は多様であり、中には料理教室を開いたりパソコンやサッカーを教える者もおり、なかなかカオスになっていたりしますw
     なので気が付いたら三池ドッジボールクラブなるものが県大会で優勝し地元紙からインタビューを受けるハメになって月弥が困惑した事もあったようですw

     朱雀衆は年齢や修行内容から道場の中では一番人数が多いです。
     若い事もあって、いきなり美少女が三人も現れた事で修行に身が入らなくなってしまうのも仕方が無いのかも知れませんねw