応援コメント

第肆拾玖章 聖女の悪巧み 或いは侍達の友情」への応援コメント

  • イルゼの婚約破棄騒動もゲルダの婚約破棄と同様に陰謀が絡んでいたんですね。
    これは予想外です。
    彼女が天魔宗であったことよりも驚くべき真実が隠されていましたか。
    イルゼにとって、皇子は恋する相手ではなく、愛する我が子と同じ存在だったとは。
    でも、二人の名高き剣客が激突することはないようで一安心です。
    落とし前を付けにゲルダは果たして、どういう手を使うのか、楽しみです。

    作者からの返信

     いつもコメントありがとうございます。

     もう私は素直に婚約破棄を書けそうにないですw
     イルゼは天魔宗ですが聖女に見出される遙か前に帰依していたので実際は裏切り者ではないというややこしい存在です。
     スパイ活動もしてないですし、むしろ星神教には貢献していたくらいなのでイルゼにはほぼ罪はありません。

     イルゼが皇子との婚約を破棄されて城を出た事にしたのは逃散百姓を纏める為と姿を消しても不審に思われない一石二鳥の策だったりします。
     イルゼは家族と自由を失ったからこそ皇子の乳母となった時に母性に目覚め、この子は生涯をかけて守り抜くと覚悟をしていました。
     ちなみに皇子の生母もまた幼くして母を亡くしており、イルゼを姉や母のように懐いていたという裏設定もあって余計に皇子を溺愛しています。
     まあ、愛し方は完全に昭和の親父ですがw

     吾郎次郎と武左衛門は初めから友情を芽生えさせる予定でしたw
     今後は聖女同士としても剣客同士としても深い付き合いとなっていくでしょう。

     割りとえげつない作戦を思いつく戦術家でもあるゲルダ。
     半グレ達をどのように追い詰めていくかはお楽しみにw
     次回は剣客二人の飲みの話ですが、予想外のゲストが現れます。
     そちらもお楽しみに。