応援コメント

第肆拾弍章 払暁具足武者」への応援コメント

  • 槍と刀の戦いもまた、ドリームマッチの一戦ですね。
    宝蔵院が実際に剣豪と戦ったのか、分からないだけに夢のある展開ですよね。
    しかし、槍を選んで剣豪と言い張るところはちょっとお茶目で憎めないところがあったのですが……
    戦いは避けられないし、姫川の運命も変えられなかったようですね。
    武士にとって、千石取りだから、命を懸けても良かったのかもしれないですが、異世界で生きれば、また違った道があったかもしれないだけに残念ですよね。
    最期は恨みもなかったのがせめてもの救いかな。

    作者からの返信

     いつもコメントありがとうございます。

     人間対転生者の戦いなのでこれくらいの外連味が無いと面白さが出ないんですよねw
     宝蔵院VS宮本武蔵の話はありますけど創作なのか事実なのか突き止めることは出来ませんでした(汗)

     姫川は無骨者ではありましたが決して悪人ではありませんでした。
     具足を着ていたのも身を守る為というより武人としての覚悟を決める為に着ていました。
     本心では千石はどうでも良く、平気で仲間を巻き込む近藤源之丞に失望し、日本に帰れない事に絶望もしていましたが、せめて武人として死にたいとゲルダに戦いを挑んできたのです。
     あっさり斃されたようで実はゲルダが青龍こと六右衛門を斃した奥義『花一輪』を引き出させるという快挙を成し遂げていたりします。
     姫川が恨みを残さず逝ったのは自分の戦いが後に続く仲間の役に立つ事を信じ、日本への帰還を托したという面もありました。