応援コメント

第弍拾伍章 天狐・地狐」への応援コメント

  • カンツラーには擬態という隠し技がありましたか。
    大人の背丈なら、首を搔き切られていてTHE ENDでも擬態を解けば、あら不思議というやつですね。
    それにしてもカンツラーの引き出しは多いですね。
    技のデパートというくらい臨機応変に技を繰り出す姿はかっこいい…ん?かわいい?かっこかわいいです。
    居合の師匠が堕ちた勇者の子というのもドラマティックですね。
    そのお話だけでもサイドストーリーでいけちゃいそうなくらい深そうです。
    生け捕りにするという縛りがあってもそれを成し遂げてしまうのはさすがとしか。
    武芸者だけに負けても清々しい様子ですし、これ以上戦わない未来もありそうに見えてきました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    シリアスな戦闘シーンなので擬態を解いて小さくなって回避する絵面はコミカルかなとは思ったのですが、持てる能力を使わない方が愚かだと思い直して採用しましたw
    カンツラーは師となる大人が大勢いたので結果として技のデパートになっていますね。
    かっこかわいいのお言葉ありがとうございますw

    居合の師匠はカンツラーにとって大きな影響を与えた人物の一人です。
    居合もそうですが凜とした佇まいは老いてなお美しく、カンツラーが擬態に壮年を採用しているのは女装と程遠い容姿であるだけでなくて枯れた美しさに惹かれるものがあったからでした。
    師匠の母親が騎士にして貴族だったので、持って生まれた気品というのもあったのだと思います。
    また師匠は人間であったので、長命を持つ周囲と違って既に鬼籍に入ってます。
    カンツラーにとって初めての身近な人の死であり、その別れを経験したが故に敵であっても、その死を嘆く優しい心を持たせたのでしょう。
    サイドストーリーも面白そうですよね。

    生け捕りは本当に難しいですからね。
    況してや相手は殺気だっている上に手練れであるから尚更です。
    でも誰で有ろうと公正に裁きを受けさせる姿勢を貫く様は人を惹き付けるものがあります。部下に慕われているのもその為ですね。
    天狐と地狐は筆の勢いによりますが、仲間にする予定です。
    後は孤月院と九尾を残すのみですね。