応援コメント

第拾㯃章 帝国宰相の憂鬱な一日」への応援コメント

  • いいなぁ、この宰相のキャラ、最高ですね。
    一見、気難しい官僚と思わせておいて、実は超武闘派で何か、秘密がある感じ。
    しかも強さと優しさを兼ね備えながらも洒脱な雰囲気と任侠にも通じたキップの良さ。
    ゲルダに通じるところがありますね。
    ナルがややコメディエンヌ的位置になりましたが魅力は損なわれていませんね。
    シリアスもコメディも彼女はOKそうです(笑)

    作者からの返信

     いつもコメントを頂き、ありがとうございます。

     「帝国」と「宰相」ってファンタジーで悪役を押っ被させられるイメージがあるので真逆のキャラにしてみましたw
     元ネタというか根底にあるのが男塾の剣桃太郎で、彼は後に総理大臣になるのですが、「俺は本邦初の武闘派総理大臣だ」という台詞がありまして、カンツラーも影響を受けて武闘派宰相となりました。
     ゲルダに通じる、実は私にとって何よりのお言葉だったりします。
     その理由は次回に明らかになりますが、カンツラーのゲンドウからまず読者様にゲルダを連想して頂く事ができたのなら私の中ではひとまず成功なのです。

     今回、コメディー的な役割をさせてしまったナルですけど、魅力が損なわれていないとのお言葉に安心しています。
     後にゲルダに成り代わって聖女となり深窓の令嬢の如き振る舞いをしていますが、第壱章で単身ゲルダの元へカイム王子の危機を伝えに来ている事から戦闘能力は健在で、実は途中で転生武芸者を斃していたりもします。
     この時にはカイム王子にベタボレにまでなっており、切腹の沙汰を聞いて⑦パニックに陥ってしまっているので策もなく泣き通しとなっていたのです。
     いえ、第壱章と現在のナルのキャラが違う事への云い訳ではありませんよ?(おい)