改めてクレアさんへの想いを語る!(四周年記念)
昨日六月三日は私の推しV、シスター・クレアさんがデビューしてから四周年の日だ。
一応説明しておくと、クレアさんはVtuberグループ「にじさんじ
私がクレアさんを知ったのは、高校一年生の冬だ。
当時はかなり精神的に荒んでいた。中学校までの人間関係でトラブルばかり起きてウンザリしていたし、将来への絶望に近い閉塞感もあったのだ。もちろん友達はいない。
重苦しい日々の中、せめてもの気晴らしを求めてVtuberを見始めた。最初は別な人から見始めたが、弟から「自称ではない、本当に『清楚』なVtuberがいるらしい」と聞いて、クレアさんに興味を持った。
ついに実際に動画を見る。最初は雑談配信とお悩み相談から見たはずだ。清楚なのはもちろん、言葉の選び方に人柄と豊かな感性を感じ、一気に惹かれていった。
追っていくにつれて、次々と新たな魅力が見えてきた。
可愛いし歌やダンスも上手い、アイドルとしてのクレアさん。シチュエーションに合わせていろいろな声を演じ分ける、声優としてのクレアさん。メディアミックス企画「電音部」で正式に声優デビューした。さらに笑いのセンスも抜群で、まさに多芸多才。
しかも、オタクとしても人としても親近感と好感が持てる。
好きなコンテンツに全力で情熱を注ぐところはすごく共感できるし、悩みながらも努力を重ねて前に進み続けるところは「シスター」とか「アイドル」、「配信者」といった枠を超えて「等身大の、一人の人間」として惹かれる。
私が影響を受けた人は数多い(次の段落は影響元の列挙で、本筋とはあまり関係ありません。興味ない人は読み飛ばしていいですよ)。
夏目漱石、坂口安吾、夢野久作、三島由紀夫、筒井康隆などの小説家。詩人の宮沢賢治と中原中也。デヴィッド・ボウイ、大槻ケンヂ、メタルバンド人間椅子の和嶋慎治などのロックミュージシャン。意外なところで芸術家の岡本太郎。そうそうたる顔触れだ。
それでも、クレアさんからの影響がトップクラスに大きいのは間違いない。
クレアさんが楽しそうに語る様子から興味を持って、手を出したものもいくつもある。カクヨムに短歌を書き始めたのも、クレアさんが短歌が好きだと言っていたからだ。
荒みきっていた私にとって、クレアさんの考え方は何もかもが新しくて、しかも「この人が言うなら信じられる」と感じられる説得力があった。クレアさんを推し始めてから、性格もかなり丸くなったと思う。
何より、推し活やファン同士の交流の中で、そしてクレアさんの姿に触発されたことを通じて、いくつもの新しい世界を見た。たとえ自分が努力して進んだ先だったとしても、クレアさんがいなければそこまで進んでなかったのは間違いない。
クレアさんがいたから、私がいる。大学で積極的に学び、執筆を楽しみ、ネットの趣味友や大学の友達と少し話し、悩みながらも生きる道を模索している私が。
クレアさんにはいくら感謝や愛を伝えても伝え足りない、そう感じる。
だから、せめてこう祈りたい。
「クレアさんがいつまでも元気に、幸せに過ごせますように」
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