Opening Phase:03

GM:さて、演奏家や画家さんからは、冒険の話をせがまれたりします。


トビー:「(ナンカメッチャオモシロイボウケンノハナシ)」


ピピル:「これはザルツ地方のとある蛮族の....」こういうの語るのは得意。真偽は不明


GM:執事さんは夫人の脇に控えていますね。


ピピル:(....さて)一通り席を眺めますが、なにか気になることはあります?


トビー:飯食いつつ(でも嫁の飯の方が美味いんだよなー!!)とか思っていそうな新婚野郎


GM:気になること…。そうですね、お嬢様はご飯は食べてるけど始終無言+無表情です…!


トビー:お嬢様おこだよ?


ジュディ:(ますたーは世話が焼けるので)と思いながら、娘ちゃんを見つめながらご飯を食べるのだ…もしゃもしゃ


ピピル:何か違和感などはなさそうかな。一席用意されたものが多かったり


GM:特にそういった違和感は感じないですね…。むしろ席が足りない(急なゲストがやってきたせい)


テレス:こっちが話してばっかりもアレだし、ダンケルヒルについて聞いてみるかねー?


GM:おっと、了解です>テレス

GM:では、ダンケルヒルについて訪ねてみた結果の詳細を情報タブに貼りますね!


テレス:やっぱりあったよ情報!


■□■□■


証言:《ダンケルヒル男爵家》

 ダンケルヒル男爵領。

 ブルライト地方、ハーヴェス王国の辺境にある小さな領地。

 商人のダンケルヒルは、私財を投資して森を開拓し、村を作り、王国の発展に寄与した功績から男爵位を与えられ、自ら切り開いたこの地を領地とすることを許された。


 森から得られる資源に加え、農業、漁業に力を入れて取り組み、更に最近は学問、芸術分野を育てているらしく、村々で芸術祭や音楽祭を催すなど、他の領地に見られない華やかな催事が特徴的。


 しかし、1年前。

 男爵は食中毒により急死。

 現在は、男爵夫人とその家臣が領地を管理しているという。


■□■□■


トビー:めっちゃ出た!


ジュディ:ほむほむ…


ピピル:食虫.....毒?


トビー:食中毒は怖いからね、みんな気をつけようね


ジュディ:怖いね~(もぐもぐ)


GM:夫人は褒められると、どんどん情報を吐いていく…。なので、ダンケルヒルについて褒めならが質問することで、するすると情報を引き出しました!


テレス:適度に自然に聞き出した程度のノリで!


ジュディ:上手におだててお話を聞きだしてる…


GM:冒険者の話術が光るぜ…


ピピル:さすがや!


トビー:学術芸術あたりに力入れてるならこの画家と演奏家がいるのも納得ね


テレス:じゃあ犯人候補からも外していいね。(※まだ事件起きてません)そうこうしていればそろそろ何かアクションがあるのかな…?


GM:そうですね、他に質問がなければ物語を進める形になります!


ピピル:YESYES!


テレス:メイドの名前出てたっけ


GM:メイドの名前はまだ聞いてませんね!


ジュディ:夫人と娘、仲悪いの?とかはさすがに今訊けないので後で訊こうっと


トビー:質問か~お嬢さんの拗ねてる理由はまあ…聞けないな~流石に


ジュディ:それも後で機会があったらお話にいこうっと。歳が近そうだから、君どこ中?みたいなノリで


トビー:おうお前どこ中だよ


テレス:あー、じゃあメイドがお風呂とかの支度してくれてる間に、さりげなくメイドの名前聞いておきます


GM:メイドさんはマリアベルさんというらしいです


テレス:まりべる!!!!!!


ピピル:まりべ


トビー:まりあべるさん


ピピル:ん~、であるのなら一つだけ聞いておこう


GM:お、なんだなんだ?


ピピル:シェフ、画家、演奏家、メイドの4人はいつからここにおる?


GM:執事とメイドとシェフと演奏家さんは、男爵が存命のころからのお付き合いのようです。と、いうか、男爵に雇われてました。演奏家さんは、ダンケルヒルの学芸産業の発展に寄与してくれてます!


テレス:画家が浮いてる


GM:はい。画家さんだけはちょっと事情が違いますね…。その理由は、本人に語っていただきましょう


画家:「ふふ、僕がここにいる理由かい?それはずばり……」


トビー:ほほう?


ピピル:Year!


ジュディ:なんだなんだ


画家:「夫人に一目惚れしたんだ…」うっとり


ピピル:「?????????????」目をぱちぱちしてる


トビー:「あ~」あ~


ジュディ:「そういうことって言って大丈夫なことです?」記者がいるんだぞ


トビー:綺麗な人だもんね、仕方ないね


テレス:無性にトビーを蹴り飛ばしたくなったけど、ぐっと堪えた。


トビー:粉砕骨折しちゃう


画家:「美しい…なんて美しい女性なんだ…」ふぅー


夫人:「…まぁ」赤くなって照れる


ピピル:「ヨコレンボーでいいんですよねわよ?」?????


ジュディ:「未亡人はせーふです?マスター?」世論的には


ピピル:「あ、えーと、未亡人になってからの婚姻は確か十か月ほどで可能になるはずっす」


トビー:「芸術家らしいっちゃらしいのか、うん」


画家:「そんなわけで、僕は夫人の絵を描かせてくれと土下座で頼み込み、こうしてここにいるわけだ。今は住み込みで作品に注力しているというわけさ!」


トビー:「愛の力ってぇのは止らんねえからな、うんうん」情熱のパワーがあるね


テレス:「おおよそ芸術経由でダンケルヒルを知って、夫人を見て一目惚れしたと…」


画家:「僕はこの作品が、僕の最高傑作になるという確かな感触を感じているよ」拳ギュッ


演奏家:「ま、まぁ、そういうことのようですな…。いやはや、若さとは恐ろしいものですなぁ」


トビー:「若いうちにしか出来ねぇ熱いコトってのはあるんだよ、いやー熱いねェ」頷く


ジュディ:「サミュエルさん(演奏家)は独身なんです?有名ならモテるんじゃないです?有名人には人が集まりますからね」


演奏家:「いやはや…ははは」女性に関するアレコレが多くて、決まった方がいらっしゃらないようですね!


トビー:ヒューッ!これだから芸術家ってやつは!


テレス:この話をしていて、執事やお嬢様の反応は?


GM:執事もお嬢様も無反応ですね。お嬢様はそれに加えて無表情です。


ジュディ:そらパパが死んだ後に寄ってきた男にデレデレしてる母(下手すると母と思ってない女)の姿を見たら腹立つわな


トビー:このまま怒って食卓を後にしても仕方がないレベル


GM:もうこの場を後にしたい気持ちが溢れて特級呪霊になりそうな勢いですね


トビー:ヤバそう…。お嬢さんのためにも早めにお開きにしてやるべきだな…うん…。メンタル、大事にしようね…


ジュディ:一緒にトイレでもいくか???(女子中学生)


テレス:そういうところやぞ


GM:さて、そうしていると、メイドがやってきます。


メイド:「皆様、お風呂とお部屋の準備が整いました」


ピピル:「お。では一足先に!」ぴゅー


夫人:「あら、もうこんな時間…。宴はこの辺りでお開きといたしましょうか。あとは各々、ご自由にお過ごしくださいませ」


GM:この小さな宴も解散の雰囲気です。


トビー:「いやぁ風呂は助かるね、汚れも流しときたいしな」飯も美味しかったよーありがとねーと言っておこう。


ピピル:「ふろふろふろ~のぴっぴるは~」


ジュディ:「ご馳走様でした」


画家:「それでは、僕は絵の作業に戻るとしよう。また明日、冒険者様」


テレス:「はい、また明日」


トビー:「おやすみ~」ってお嬢に手を振っておこうまたな!


ジュディ:「皆様、良い夜を」後挨拶はちゃんとしようね


演奏家:「おやおや、皆様もうお休みですかな?でしたら、私はエントランスのソファでワインでも頂きましょうかな」ワインを手に食堂を出る


夫人:「私は早めに休ませていただきますわ。王都へ出す救援の書類も用意させていただきますので…」ペコリと会釈をみんなにします。


トビー:そういや一大事だもんね書類も出すか


シェフ:「あっしはここの片付けをしておりますんで!小腹が空いたらお声掛けくださせぇ」


トビー:美味い夜食作ってくれそう


ジュディ:やさしいね…


執事:「では、お嬢様…」


愛娘:「………」仏頂面で黙って席を立つ。そして自室へ…


GM:お嬢様は執事にエスコートされて立ち去りますね…


トビー:お嬢さんゆっくり眠れるだろか、おやすみよ~


ジュディ:怒りのあまり部屋でサンドバック殴ってるかもしれない…


GM:皆様も食堂を出て、エントランスへ。用意された部屋…もしくは浴場へ向かおうとしますが、そこで気になるものを見つけました。エントランスの奥の壁に、額縁に厳重に収められた一本の剣です

GM:サイズ的には、大きなナイフって感じの剣ですね。普通の剣ではなく、複雑怪奇な文様と、独特な歯車のような意匠が施されています


トビー:「は~ァ、食った食った…」と、なんかカッコよさげな剣が


ジュディ:凝った装飾の剣ですね…


GM:何より驚くべきことは、それが微妙に輝いていることですね…


ジュディ:ひかっとる…


ピピル:「うぃーひ~」よいどれピピル


トビー:高そう(小並感)


ピピル:ちょっと見識判定できるかな?


GM:見識するのなら、難易度は14です


トビー:「へー、カッコイイ剣だな、なんだこれ」見るか!


テレス:技能? ねえよ!


ジュディ:「高そうですねぇ」


【魔剣への見識判定】(難易度14)

ピピル:2d+1+2 ウォォー!(2D6+1+2)>5[3,2]+1+2>8(失敗)

テレス:2d 平目(2D6)>7[6,1]>7(失敗)

トビー:2d+3+3 ジロジロ(2D6+3+3)>3[2,1]+3+3>9(失敗)

ジュディ:2d6(2D6)>6[3,3]>6(失敗)


トビー:草ァ!


ピピル:なんてこった...!


テレス:だめみたいですね!


トビー:飯食ってぼーっとしてたんだね、仕方ないね


ピピル:お酒に酔ったからペナ(※ペナルティ)がついてるんだねきっと(解釈)


GM:ジロジロ見てると、皆さんを案内しているメイドさんがこの剣について簡単に教えてくれます


トビー:ありがとうメイドさん!


ピピル:流石メイドや...


メイド:「あ、こちらはダンケルヒル家の家宝、ダンケルヒルの魔剣になります」


ジュディ:「魔剣」


ピピル:「家宝っすか。どんな謂れが?」


テレス:「おだやかじゃない系?」


トビー:「へー、こいつが魔剣か」すごそう(小並感)


メイド:「男爵様が、男爵の位を賜り、ご結婚が決まった際、遠くテラスティア大陸の商人仲間より贈られたものだそうです」


トビー:「テラスティアの方から来た魔剣かァ」高そう(小並感)


テレス:「歯車の意匠はこっちではあんまり見ないよね」


メイド:「詳しいことはわからないのですが、加護を持っている…とか…?」メイドさんは詳しく知らなそう…


ジュディ:「なんか光ってますもんね」


ピピル:「加護.....何の加護っすかねぇ」


メイド:「え?光ってます…?」


ジュディ:「?」


トビー:「魔剣ってくらいだとすごい力ありそうだよな…ん? なんかピカピカして…あれ?」


GM:メイドが首をかしげるので、皆様が魔剣を二度見すると、光ってませんね


ジュディ:「あれ? さっきは…」


トビー:おやおや見間違いだったかな


GM:いえ、見間違うはずがありませんね。確かに光ってました。


ジュディ:レア演出を見たのか…


トビー:「たまに光ったりするとかないのか?これ」


ジュディ:「ご機嫌が良かったんですかねぇ」


メイド:「皆様にだけ見えた……もしかすると…。この剣が祝福をお与えくださったのかも知れませんね!」ぽじてぃぶ


トビー:「案外この剣も宴とか急な来客とか好きなのかもな」ぽじてぃぶ!


メイド:「さぁ、皆様のお部屋はこちらになります。はぐれないように付いてきてくださいませ」


ピピル:「あ、その前に聞いておきたいことがあるっす。この館、入っちゃダメな部屋とかあるっすか? トイレに行こうとして間違えたら大変!」


メイド:「あ、そうですね!」


GM:メイドは思い出したように言います。


メイド:「実は、あちらに地下室への入り口があるのですが…絶対に立ち入らないでくださいませ」指差す


トビー:地下室だ!


ピピル:ヒエエ…確実に地獄の入り口だ


ジュディ:「何があるんですか?」


メイド:「………」ジュディに向いたメイドの表情が消える


ピピル:ものすっごいダイレクトに聞きに行った!


ジュディ:だって理由知りたいじゃん!


トビー:気になるよねぇ


メイド:「実は…………大きなネズミが…」


ジュディ:「ネズミ」


トビー:「大きなネズミ」


メイド:「……うぅ…考えたくもありません…。だから、絶対開けないで下さいね!あそこに封印しているのです…!」


ジュディ:「駆除しないんです? ジュディ、そういうの得意ですよ」ジュディなりにお礼をとしたい様子


トビー:「それ封印したらやべーやつじゃないのか」増えるで!


メイド:「何度駆除しても蘇ってくるんですぅ…!」


ピピル:「ん、そうっすか」


テレス:「まーまー、事情があるんだろうし触れない方がいいでしょ」


トビー:蘇ってるのかめっちゃ繁殖して増えちゃってるのか(どっちも嫌)


メイド:「まぁ、駆除っていっても、執事さんが範囲魔法で焼くだけなんですけどね!」


テレス:執事魔法使いかよ


トビー:「マジかよ、あの執事やるな」


メイド:「雷で、ドババーって!」


ジュディ:「…うーん。そうですか。お役に立てるかと思ったんですが」残念そう


トビー:やっぱ執事って言ったら魔法くらい使えないとね!


テレス:スパークかな…?


ピピル:ライトニングかも..?


テレス:後者で敵対したらかなりしんどい


トビー:そうだね…怒らせんとこ


ピピル:「.....ともあれ....地下室以外はあまり気にしなくてもいいと」


メイド:「はい!ネズミのことは忘れましょう! 楽しいことを考えましょう! あ、そうだ! 湯船に香草の袋を浮かべておいたんですよ~。今日のお風呂は、きっといい匂いがすると思います!」


ピピル:「ですね! となれば!」ばたばた


テレス:じゃあ風呂だな!!


ジュディ:ザッバーン!


GM:お風呂は、なんか花のいい匂いがしますよ…。あと、お肌がすべすべになります。


トビー:香草風呂からのオフトゥン贅沢


ジュディ:美魔女になる湯だ~


ピピル:筋肉も増えて欲しいな...


トビー:(嫁へのお土産で貰えないかな~)と考えるトビーであった


GM:そして、お風呂の後は、ふかふかなベッドにダイブ!


トビー:しあわせ


テレス:でしょうね!


GM:夜明けまでぐっすり眠ることができます! 夜の森を駆け抜けた疲労や睡眠ペナルティも完全に消え、HPMPも全回復です!


ジュディ:やったー!


トビー:こんなふっかふかな布団逆に寝れないぜ!と言いながら即堕ち2コマをかまします(˘ω˘)スヤァ


GM:やったぜ!


■□■□■


GM:そして、皆様は眼を覚まします。空はまだ暗い時間帯ですね


ピピル:「ん」体中がバキバキ鳴ってる


GM:冒険者時間で朝です(黎明)


トビー:冒険者の朝は早い


ジュディ:マスターへの添い寝は仕事なので、勝手にベッドの大部分を占領してた


ピピル:ピピルは常にそのせいで丸くなって寝てる


GM:執事の差し入れは美味しかったかな?


ジュディ:夜のうちに夜食を食べたんだな…


トビー:食べてるゥ


ピピル:美味しいコンポタとかだろう...


GM:さて、それでは皆様は部屋から出て、夫人に挨拶に向いますよ!いよいよ、アンデッドのことを報告しにいかねばなりませんからね。夫人から救援の手紙を貰って、王都へ向い、アンデッド対策に乗り出さなければ!


ピピル:「....ん、さて、素直に帰れるっすかね」パジャマ&スリッパ


トビー:清々しい朝よ


ジュディ:メシ風呂睡眠が確保されたので…。


GM:と、いうことで皆様は起床し、エントランスへ向かうと



GM:演奏家が死んでいました



ピピル:「.....!?」


トビー:エェーッ


テレス:演奏家ァー!!!!


ジュディ:し、死んでる…


GM:演奏家は鋭い剣のようなもので、背後から一突きにされたようです…。


テレス:周囲に人は?


GM:周囲に人はいません。と、いうか、何の気配もしません>テレス


トビー:「…おいおいおい」第一発見者!


ピピル:「....トビー!触っちゃダメっすよ!」実況検分の時間だ


トビー:「流石に触らねぇけどよ…」


テレス:夫人と執事に即時連絡!


GM:はい!テレスは各部屋に向います!

GM:が、



GM:夫人は夫人の部屋で死んでおり

トビー:エェーーーッ



GM:シェフは厨房で死んでおり

ピピル:もしかしてこれ



GM:メイドはメイドの部屋で死んでおり

ジュディ:ヒエッ



GM:画家も…

テレス:一晩で殺しすぎでは???



GM:みんな死んでいます

GM:死因はそれぞれバラバラですね。撲殺だったり絞殺だったり、滅多刺しだったり…


ピピル:「.....」夜中に食べたもの考えてちょっとうえってなってる


トビー:バラエティに富んでるよぉ


GM:執事とお嬢様だけがいません


トビー:執事とお嬢様ー!


ジュディ:生存者は…とりあえず、生存者を探そう


ピピル:「....そ、外!外どうなってるっす?」」


ジュディ:「人を探します。マスター」


ピピル:「......ジュディ」


ジュディ:「人が殺されている以上、殺したものがいるかもしれませんね。単独行動は危険です。皆で動きましょう」マスターよいしょと抱えて


トビー:「なんだなんだ、どうしたってんだ…」ホントに急よ!!


GM:ふと、誰かが肉が焼ける匂いを感じました。それは屋敷の外からです


テレス:アイディアロールですかね?


トビー:イヤァァ


ピピル:わぁぃうぇぇ


ジュディ:にく…


GM:焼ける臭いの発生源は庭園です


テレス:じゃあバーベキュー会場に行きますか…


トビー:オラこんなBBQいやだ


ジュディ:見に行こうね…火事になっても困るしね…


ピピル:やはりライトニング...


GM:近づけば、ジュウジュウと肉の焼ける音も聞こえます

GM:見に行くと…



GM:執事が燃えてました…。焼死しています



トビー:執事ーッ!!!


ジュディ:「……これはー…」


ピピル:「.....ぅっ」口をおさえて


GM:その傍らには、お嬢様が立ち尽くしています…

GM:手には、あの魔剣を持ったまま…

GM:お嬢様は返り血を浴び、真っ赤に染まっています

GM:呆然と、燃える執事を見ていました…。が、皆様に気づくと、振り返ります


トビー:「嬢ちゃん、あんたまさか…」


ジュディ:マスターを自分の後ろにぺいっと投げて、守るように前に出ようね


GM:夜の帳が少しずつ開き、彼方の空より、陽光が差し込んできます


テレス:「えっと……どういうことか、説明してもらえるのかな?」


愛娘:「………助けて……」


ピピル:「.....」吐き気でうまく受け身がとれずにちょっと倒れたままだね


愛娘:「助けて、下さい……」


GM:彼方の空より輝く光が、全てを包みます


ピピル:「.....まって....ま....」


GM:世界が白に染まり果て、あらゆる輪郭が消えていきます


ジュディ:「………!」これはなんだ


トビー:朝だ…?


GM:突如、皆様の頭の中に、声ならぬ声が響きます


ジュディ:ふええ…


トビー:きたぁ



 __汝、この悲劇の全容を暴け


    __汝、最も罪深きものを示せ


       __汝、その罪を検めよ



GM:《どうか、夜明けまで ~ダンケルヒル男爵家”永”続殺人事件~》開幕です。

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