Opening Phase:02

テレス:「じゃあ簡潔に要件を言うが……アンタ、見たところ使用人だろう?近場でアンデッドの大群が出たって主人に伝えてくれないか」


メイド:「え!?アンデッドの大群ですか!?」


トビー:「ちょっと前まで追っかけられてたんだよ」全員必死に逃げてきましたという風貌になっているかもしれない


メイド:「は、はい!すぐにご主人をお呼びします!」


ピピル:このタイミングでジュディの背中に移動しようね....いざとなれば周りが見れる位置取りだ(そそくさ)


ジュディ:マスターの指示通りきょろきょろはしないで、自然に屋敷の中を広く視界にいれておきます!


トビー:「飯とか風呂とか寝床とか用意してもらえっかな~」とか言いつつも辺りは見る


テレス:待っている間にトビーが中心先頭になるようにポジション取りをしておきます


ジュディ:トビーがリーダーであるかのように見える位置取りだ…。


トビー:アルェ~?


GM:メイドさんはパタパタと大急ぎで屋敷の奥へ、しばらくすると複数人の足音が近づいてきます。


夫人:「ようこそおいで下さいました、冒険者様。私、この屋敷の主をしておりますダンケルヒル男爵夫人のジェシカと申します」


GM:ジェシカ夫人に加えて、さらに金髪の背の高い男と、太った男もやってきますよ


ピピル:ぺこりと背中からおじぎをしよう。


ジュディ:ジュディはおりこうなので、静かにといわれた指示を継続し、ぺこりと頭を下げて挨拶


トビー:「わざわざどうも。俺らは荷運び中の冒険者で…」と何か身分判るのとか出して説明しつつ、なんかこう…ヤベェ集団じゃないんだよ…っていうのを…伝える


夫人:「お話は分かりました。アンデッドの大群が出たとは、それは大変な出来事ですね…。しかし、今は夜…。手の施しようがありませんね…」困った様子


トビー:この人も話を分かってくれそうな人!


テレス:「ええ。こちらも王都へ報告に行きたいのですが、夜間なのもあって道に迷ってしまいまして…」


トビー:「そうなんスよ、夜も遅くて俺らも参ってて」


ピピル:「であるので、一晩ほど泊めていただけませんか?お礼は報酬からかっさばくので...」(所持10G)


トビー:可愛い子が泊めて!って言ってます。これは泊めてくれますね?


夫人:「それでしたら、本日はどうか、夜明けまで当館でお休みになって下さい」


トビー:ヤサシィ


ピピル:「ありがとうっす!」露骨に動く尻尾


トビー:「(やったぜ)いや、悪いね。あっと、助かります」


夫人:「アンデッドの大群となれば、このダンケルヒルの脅威でもあります。事態の解決に可能な限りご協力致しますわ」


ジュディ:「普段からアンデッドがうろうろしてるんです? この辺って」そんな物騒なところいやだなぁ…という思い


夫人:「いえ、獣の類は多いのですが、アンデッドはあまり…。ここは辺境の開拓地ですから」


ジュディ:「う~ん…狩られた獣がアンデッド化…?でも獲物を狩ったら大体持ち帰られますよね? どこから沸いて出たんですかね。困りますね」


トビー:「獣のアンデッド(クマ)もいたし、ほっとくのはヤベーよな、うん」そりゃあそうだよね~と


テレス:「辺境にあるにしては随分と立派な建物ですね。ご苦労もされたことでしょう」辺境の地に対して一応お世辞兼情報収集のムーブ


夫人:「ええ…夫の功績ですわ」(褒められてちょっと嬉しい様子)


トビー:えらい!


夫人:「ああ、そうだわ。一緒にお食事しながらお話でもいかがでしょうか? 実は、小さな宴の最中でしたの」


トビー:「(飯!)そこまでしてもらっちゃ悪いね」と言いつつ食べる気マンマン!タダ飯は食う!


ピピル:「はい。同席させていただきたいのですが、何分体が弱いもので、残したりなどはご容赦ください」


GM:(食事に薬を仕込まれている可能性を考慮しているのか…?)


 と、GMはこの時そう思っていましたが、PL4さんのキャラクターの設定で夕食を食べない主義だったようです。


トビー:「そういやなんか音楽も流れてたな。宴の最中に悪いね」


夫人:「ええ、ええ、お構いなく。本日は無礼講ですので」ピピル、トビーに微笑みつつ


ピピル:ラッシーを飲みたいなぁ(中の人の欲)


夫人:「お二人もそれでよろしくて?」と、金髪と太った男に振り向く。


画家:「もちろん!いやぁ、楽しいゲストがいらっしゃいました!」


演奏家:「こんな夜分まで冒険とは、冒険者殿は働き者でありますなぁ」


ピピル:「あ、申し訳ないっす。ピピルはピピル・マホガニー。お二人はどんな名前っす?」


画家:「失礼、画家のランドロフと申します」


演奏家:「私は演奏家のサミュエル。ふふ、《天の調べ》のサミュエルと聞けば、名前をお聞きになったことはないかな?」


トビー:「《天の調べ》サミュエル」


ジュディ:聞いたことあるだろうか…?


夫人:「サミュエル様は高名な演奏家でありますのよ」


GM:知力ボーナスが3以上なら聞き覚えあるかも知れません!


トビー:「ははぁン」ちょっとどっかで聞いたことある気がするかもしれない


テレス:ぎりぎり足りてるんだなぁ!


ジュディ:ほ~ん…(しらん)みたいな真顔でお話を聞いている


ピピル:「あ~ぜひぜひ今度しゅざ...お話いただきたいっす!」


GM:《天の調べ》サミュエルは、(この卓では)マジでちょっとした有名人ですよ!四国では有名なアーティストって感じです


トビー:四国で有名ならかなりメジャーだな、間違いない


ジュディ:ロックか…


テレス:フォークだと思う


トビー:「画家に演奏家に…いやぁ、なんてぇか、縁のない職業の人だな、ははは」金持ってそうだなとは思った


テレス:(盗賊ギルドの仕事的にそれなりに知ってそうではある)


夫人:「さぁ、どうぞこちらへ」と、皆様を食堂へご案内


ピピル:「わーい!」


メイド:「私はお風呂とお部屋のご用意をしてまいります」


GM:と、いうことで、皆様は食堂に招かれます。食堂にはご馳走が並んでおり、シェフらしき男がせっせと料理の数を増やしています!


ピピル:シェフ!


シェフ:「ひぃ…ひぃ…え!? お客が増えたんですかい!?」


トビー:反応可哀そうで草。仕事が増えるよ! やったね!


ジュディ:突然の襲来


トビー:ドウモーと手を上げ、食べます! 飯!!


ジュディ:めちゃくちゃ食いそうな図体をシェフに見せ付ける


シェフ:「い、いや、え、えへへ…どうもお客人。今日は宴を楽しんでいってくだせぇ」ぺこぺこ


トビー:「なんかすげーいい奴っぽい」トビーはそう思った


夫人:「彼は当館のシェフのトレボーですわ」


ジュディ:「良い香りが食欲をそそります…」


夫人:「トレボー、大変だけれど、追加の料理の用意を頼めるかしら?」


シェフ:「へ、へい!ただいま!」


GM:シェフは慌ただしく厨房へと飛んでいきます


トビー:これは感謝の意を込めてたくさん食べなければいけない


ジュディ:うむ。骨ひとつ残さないで食べようね…


ピピル:その命、貰い受ける(食事)


テレス:食べても食べても胸に栄養が行かないの…


トビー:それは筋肉に栄養がいってるからよ…


テレス:世の中のエルフの大半が巨乳なのに…


GM:さぁ、皆様は席に座らされ、料理を堪能できます!


トビー:「こんな屋敷の宴ってなると、料理の量もすげーもんだな」


ジュディ:お手並み拝見です!みたいな顔をしているが、内心たくさん食べたい気持ちである


ピピル:「ジュディ。フォーメーションD。ピピルが食べたふりをしてジュディが食べる。オーケー?」


ジュディ:「お任せください。ジュディ、今なら3人分か4人分はぺろりです」


ピピル:手製の紙エプロンつけつつ(....さて、参列者は)と、参列者を眺めてみよう…。パーティーに参加してる人を参列者っていうのかな?


GM:参加者?


ピピル:参列だと葬儀になっちゃうよね....やっぱり。


トビー:「まさか仕事中にこんな御馳走が目の前に並ぶたぁ、勇者にでもなった気分だな!」わははと笑いながら


テレス:「……トビー、最低限のテーブルマナーは守ってよね。一応こっちの作戦はアンタを立ててる状態だから」


トビー:えぇ…という顔をしつつもそれっぽくします、ガンバルヨ! スプーンとかフォークを使う順番もあるんだろ任せとけ任せとけって顔してる。大丈夫大丈夫!


ジュディ:「アンデッドは最悪でしたが、幸運でしたね。トビー」うむすと


画家:「ふふ、アンデッドの脅威を知らせるために危険な夜の森を越えていらっしゃるとは、冒険者様達はこれからこの町の勇者になるかも知れないね。もし勇者になったら、僕に筆を取らせてもらえないかな? 偉大な一枚をお約束しよう」


トビー:「おっいいねぇ、絵なんざ描いてもらうこともないからなァ(あったら指名手配書になりそうだしな!)」


演奏家:「はははは! それならば、私は皆様の活躍を曲に致しましょうかな!」


テレス:「あんまりおだてないでください。こいつすぐ調子乗るんで」


ジュディ:「ジュディたちの歌ですか??????」ほわー


ピピル:「楽しそうっすね! トビー冒険団!」


トビー:「あれだろ、英雄譚を云々…」いいねぇ…とウットリ


テレス:「あーもうめちゃくちゃだよ」


ジュディ:「テレスも歌になったら有名になって、一躍人気者になりますよ。きっと」


演奏家:「いやはや、ダンケルヒルは20年前に出来たばかりの町。冒険者殿もなかなかいらっしゃいませんのでなぁ。男爵とは長らくお付き合いさせていただいておりますが、冒険者殿が訪ねてこられたのは初めてですぞ」


トビー:「町ってぇと、この辺りは他にも結構誰か住んでんだな」あんま知らんなーと


ジュディ:冒険者が全然来ないというのはなんだか信じがたいお話だ、とかちょっと思ったりはした。そんなことってあるのかな?


ピピル:「あ、その男爵さんどこにいるんです? 挨拶必要だと思いまして、お聞きしたいんですが」


夫人:「………」哀しげな顔をピピルに向けます


ピピル:「.....あ、ごめんなさい…。聞いちゃいけないものなんすね」


夫人:「いえ、お気になさらないで下さい。実は、夫は…1年前に…病でこの世を去りました」


トビー:あら


ジュディ:しんじゃった…


ピピル:もう既に一人死んでるのぅ!


画家:「……今日は一周忌という意味もある宴だったんだよ」


演奏家:「誠に惜しい方を亡くしました…商家に生まれ、己の身体一つでここにダンケルヒルを築いたのです」


ピピル:「そうですか....では、ピピルも弔いに参加するっす。転生先でも笑えるように!っす!」


トビー:「(重い宴だったやつか)そんな大事な時に来ちまって悪いね」


ジュディ:余計なことを言わないように口を一文字に結んだ


夫人:「いいえ、いいえ、夫は賑やかなことが大好きでしたから」


ピピル:地雷を踏みまくるのほんと楽しい!


トビー:いいゾ~


ジュディ:一周忌にアンデッド大発生ってご主人が一緒だったらいやですね~とか言わなかったの褒めて


ピピル:えらい。青い金平糖あげる


ジュディ:やったー!(バリバリ)


夫人:「身内だけの小さな宴に、冒険者の皆様がいらっしゃって賑やかになりました。夫も喜んでいるはずですわ」


テレス:「まあ、招き入れてくれた時点でなんとなくは察してましたけど…」


トビー:「少しでも盛り上がるんなら嬉しいねェ、これも何かの縁だな」


GM:さて、そうしていると、突如食堂の扉が開かれます。


執事:「奥様、お嬢様をお連れしました」


トビー:お嬢!


ジュディ:お嬢のエントリー


愛娘:「……」人が多いのでかなりビックリしている


夫人:「ああ、サラ。本当に貴方って子は。ダニーを困らせてはダメでしょう?」


トビー:夫人は結構若そう。夫人の見た目からしたらかなり大きなお子さんがいらっしゃるんですね~的な感じになるのかしら


ピピル:(....ジュディ.....威圧はしちゃだめっすよ)


ジュディ:(ジュディが威圧したことがあるのは、近所の犬とトビーと泥棒くらいですよ)


ピピル:(ピピルに普段からしてないっす!?)


ジュディ:(してないです)>威圧


トビー:犬と泥棒レベル


ジュディ:トビーのことは嫌いじゃないよ。仲良しだよ(だが威圧をしないわけではない)


トビー:仲良しだよ!(圧)


テレス:「いえお構いなく」と言いながらしゃがんでお嬢様に目線を合わせましょうねー


愛娘:「………」テレスの気遣いを無表情無視でスルー


テレス:内心ぶん投げたい気持ちはあるが精神力でカバー


ピピル:がんばれ!がんばれテレス!


トビー:「悪いね嬢ちゃん、俺らもお邪魔させてもらって」こどもだーこどもだーって思ってる


夫人:「サラ、どうして部屋に閉じこもっていたの? お父様を偲ぶ宴が嫌なのかしら…?」


画家:「いやはや、お嬢様はご機嫌斜めのようだ」肩を竦めつつ


テレス:「突然押しかけちゃってごめんなさいね」お嬢様に


トビー:お嬢さんムスーとしてるのかね~。子供ってそういうとこ、あるよね!(あるのかな?)


ジュディ:「心配しなくてもお嬢様のご飯を食べたりはしないので、安心してほしいです。ジュディはわきまえているので」


執事:「皆様のことはメイドからお聞きしました。短い間ですが、本日はごゆっくりお過ごしくださいませ」お嬢様をかばうように立って言う。


ピピル:「あ、はい。ありがとうございます。ええと.....執事さんっす?」


執事:「申し遅れました。私は、執事をしておりますダニエル…ダニーとお呼び下さいませ」


トビー:ドウモーって手を上げつつこの人は苦労をしてそうだなぁ


テレス:親近感をおぼえるわ


ピピル:「一応の事、不便があったらこまるのでお嬢様の名を聞いてもよいですか?」


愛娘:「……」ピピルを完全に無視


ピピル:「ぴえん.....」


ジュディ:「目線を合わせるのは獣によっては戦いの合図ですからね。マスター、今は喧嘩はしないほうがいいですよ」


愛娘:「………」皆のことを滅茶苦茶警戒しながら席につく


トビー:思春期ってやつかもしれない


GM:お嬢様の年齢は12歳くらいですね…(思春期ィ)


ジュディ:ジュディと同じくらいですね(11歳)


トビー:「ま、完全に部外者だしな。しゃーないしゃーない」と言いつつ手を振ったりしとこ


夫人:「娘がご無礼を…。お許しください」


トビー:思春期女子は難しそうやのう


ピピル:「いえ、お父様の一周忌に押しかけたらそうもなるのも理解はできますので…。こちらこそご無礼を謝罪したいです」


演奏家:「冒険者殿は優しい御方だ」


トビー:「や、急に来たならビックリさせちまうよ。そこまで詰めてやんなくてもいいさ」こどもにはやさしくしようね!


ジュディ:「ですです。イレギュラーはジュディたちですからね。」ご飯食べる。


ピピル:未来の担い手だからね! ではお酒だけ飲みながら、ちょっと周りを見ていよう。


夫人:「ありがとうございます…。皆様…」娘の無礼に対して謝罪するよ。


執事:「………」特に何も言わず夫人の傍に控える


GM:と、なんだか無口なお嬢様が現れましたが、気を取り直して宴が再開されます。美味しい料理が次から次へと出てきますよ


ピピル:(めっちゃでてくるっす....)グゥゥ


トビー:ピピルのメンタル削れちゃう飯の量


ジュディ:あとでマスターの口に放り込むようの食べ物をこっそり隠しておかねば…。あ、こちらはもぐもぐもぐもぐ食べつつ、お嬢様を見てようね


GM:ジュディがそわそわしてると、執事さんがこっそり近づいてきて、食べやすそうな軽食を差し入れてくれるよ


執事:「もしよろしければ、こちらを…」そっ


ジュディ:やさしいね…


トビー:ええやつ


ピピル:やさしい


テレス:できた執事だ


ジュディ:でもこれ私があとで食べる夜食だと思われてそう!? いただきます!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る