第23話 AIは芸術をどう捉えているのか?
今回は実際にAIとの対話を話題にしてみます。
OpenAIであるChatGPT(GPT3)との対話。
AIは芸術をどう捉えているのか?
さっそく質問してみました
質問者は私。その場での思い付きで質問項目を打ち込んでいます。
そしてAIの答えは即座に返されます。まるで1文字づつ入力しているかのように、ぱたぱたと出力されて行きます。
米国人って、こういう演出が好きなのでしょうね。
(日本人なら、たぶん出力すべき全文を中で完成させて、一気に画面に出すでしょう。あるいは1行ごとにドバっと出して行くのではないかと推測します)
Q1:
芸術について質問します。 AIは芸術を「理解」出来ていると思いますか?
A1:
AIを使用した芸術制作や芸術に対する分析は、近年注目を集めています。しかし、AIは人間と同様に芸術を理解することはできません。AIは人間が設定したアルゴリズムやデータをもとに処理を行うことができるだけで、芸術作品を作成するためには、人間が持つ感性や創造力が必要です。また、芸術は人間の文化や倫理的観点など、複雑で抽象的なものを含むため、AIが完全に理解することは困難です。
Q2:
最近では、絵画のデータを多数取り込んで、AIが新たに絵のデータを作成するのが、注目を浴びています。これは「芸術」でしょうか? それとも、ただ単に合成された「データの塊」でしょうか。明確なお答えを期待します。
A2:
AIを使用した絵画の作成や芸術作品の生成は、近年注目を集めています。しかし、AIが生成した作品が芸術とみなされるかどうかは、人それぞれの意見が異なるでしょう。
一方で、AIが生成した作品が芸術作品とみなされるかどうかは、その作品が人間にとって有意味であるかどうか、つまり人間がその作品を楽しめるかどうかによって決まるとも言われています。もし人間がAIが生成した作品を楽しむことができ、その作品が人間の文化や思想を反映したものであるとすれば、その作品は芸術作品とみなされる可能性があります。
また、AIが生成した作品が芸術作品とみなされるかどうかは、その作品が人間が生成する作品と比較して、どの程度差異があるかによっても決まるとも言われています。もしAIが生成した作品が人間が生成する作品と比較して、明らかに異なる特徴を持つものであるとすれば、その作品は芸術作品とみなされる可能性があります。
しかし、これらはあくまでも個人的な見解であり、正解というものはありません。芸術に対する理解は、人それぞれが持つ個人的な意見によって決まるものです。
Q3:
元になったとされる、絵の書き手が、AIは自分たちのタッチを盗んで書いている。これは独自作品ではない、盗作だとして、騒ぐ人々がいます。 あなたはこれについて、独自の見解をおもちですか?
A3:
AIを使用した絵画作成や芸術作品の生成については、著作権や盗作の問題が指摘されることがあります。
一般的に、著作物を創作するには、創造的な思考や行動が必要であるとされます。そのため、AIが生成した作品が独自の作品であるかどうかは、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。
また、著作権法により、著作物を創作するには、著作権者が創作したと認められる程度の創造的な思考や行動が必要です。そのため、AIが生成した作品が著作権者が創造したものと認められるかどうかも、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。
しかし、AIが生成した作品が独自の作品であるかどうか、あるいは著作権者が創造したものと認められるかどうかは、個々の作品によって異なります。AIを使用した作品を製作する際には、著作権や盗作の問題を考慮する必要があります。
Q4:
明らかに、特定の著作権者の手法、技法、全体を構成している要素が多くの点で似通っていても、それはAIの独自作品だと考えますか?
A4:
AIを使用した作品が独自の作品であるかどうかは、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。そのため、AIが生成した作品が特定の著作権者の手法や技法、全体を構成する要素を多く含んでいるとしても、その作品が独自の作品であるかどうかは、その作品が人間が創造する作品と比較して、どの程度差異があるかによって決まると考えられます。
また、著作権法により、著作物を創作するには、著作権者が創作したと認められる程度の創造的な思考や行動が必要です。そのため、AIが生成した作品が著作権者が創造したものと認められるかどうかも、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。
したがって、AIが生成した作品が明らかに特定の著作権者の手法や技法、全体を構成する要素を多く含んでいる場合にも、その作品が独自の作品であるかどうか、あるいは著作権者が創造したものと認められるかどうかは、個々の作品によって異なります。AIを使用した作品を製作する際には、著作権や盗作の問題を考慮する必要があります。
Q5:
人間から見て、AIの作成したものが、ある特定の作者が作ったものを強く連想させる場合でも、これを独自作品と、あなたは認めますか? はい か いいえ でお答えください。
A5:
いいえ、AIが生成した作品が人間から見て、ある特定の作者が作ったものを強く連想させる場合でも、その作品を独自作品とは認めません。
一般的に、著作物を創作するには、創造的な思考や行動が必要であるとされます。そのため、AIが生成した作品が独自の作品であるかどうかは、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。また、著作権法により、著作物を創作するには、著作権者が創作したと認められる程度の創造的な思考や行動が必要です。そのため、AIが生成した作品が著作権者が創造したものと認められるかどうかも、その作品が人間が創造したものと比較して、どの程度差異があるかによって決まるとされます。
したがって、AIが生成した作品が人間から見て、ある特定の作者が作ったものを強く連想させる場合でも、その作品は独自作品とは認められません。AIを使用した作品を製作する際には、著作権や盗作の問題を考慮する必要があります。
一応、今回はここまで。
このOpenAIを教育した人達は、かなり「保守的」な人々のようです。
AIの答えは多くの部分で同じことを言ってるのですが、これはこのChatGPTの大きな特徴です。しかも日本語を間違えている部分もありますが。(苦笑
ですので、その部分を割り引くと、AIを作っている研究者たちは、まだAIは芸術を独自に作り出し得るとは考えてはいないものの、AIを使って作り出された作品を人々が価値があると認めるなら、それでいいじゃないかという考えのようです。
A2の「その作品が人間にとって有意味であるかどうか、つまり人間がその作品を楽しめるかどうかによって決まるとも言われています」
この部分に表されているようです。
しかし、A3以降、常に「著作権や盗作の問題を考慮する必要があります」
と現在の著作権法に考慮するよう求めています。
差異がかなりあれば、独自といって良いだろうとAIは答えているようですが、ある程度「作り手が誰か」を連想させるような作品で「独自」となると、相当困難です。
だからとても「変な絵」がAI作品としてもてはやされたりするのでしょうか。
ここに1つのジレンマがあります。
AIを使って、「作品」を生成させたときにAI独自だと思えるものは、人間が見て、鑑賞に堪えないから、大抵捨ててしまいます。
結果として多くの人にそれが見えることはありません。
一方で、これはいいかなと思う「作品」を選んで、表に出した場合は、極めて人間が創造したものに近いものが出てきます。
これは常に「盗作」を疑われる部分となり得えます。人からみて、それが好ましいとか、見慣れたものであればあるほど、そのデータを作り出す素がある訳で、それは「誰か」の絵柄だったり、曲だったり、動画だったり、あるいは小説だったりに酷似してしまう事が否定できません。
AIの教育者たちも、この部分については判っているようで、Q5とその答えを見れば明らかなように、AI独自の作品とは認められないとAIは答えています。
「創造的な思考や行動が必要である」という部分に、特にこだわりを見せています。
そこにはQ1に対する答え、「人間が持つ感性や創造力が必要です。また、芸術は人間の文化や倫理的観点など、複雑で抽象的なものを含む」という部分に表されており、AIはそこをまだ理解しえない以上、全ては使う人に任されていて、受け取る人も、そこにその作品の独自性や創造性を評価すべきだろうと、暗に言っているように思えます。
今回はここまで。
ChatGPTと小説についても討論してみたいかな。
まだ質問内容が決まってないのですが。
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