第8話

あの日から数か月後…

その間に魔法剣術学院に合格するために必死に勉強してきた。

そして試験当日…

「うわ~」

僕は魔法剣術学院の大きさに呆然としている。試験に合格できるかいっそう心配になってきた。

『クリス、そんな顔をしてると馬鹿みたいに見えるぞ』

「うっ、うるさいな!」

魔力モードのライトの余計な一言で我に返った。

『そう心配するな。どう転ぼうと俺たちなら必ず合格できる』

「珍しくいいこというじゃん。ライトのくせに。」

『どういうことだ!?』

まあ確かに変に緊張すれば余計合格からとうざかってしまうかもしれないな。

「よしっ、いくか!」

「ああっ」

ちなみにライトは魔力モードの時は周りに声は聞こえないのではたから見ればひとりでぶつぶつしゃべっている変人に見えるのだが2人はそれに気づかない。


それから入学試験受付所まで行き試験証を提示した。

「試験表です」

「はい、確かに受け取りました。試験番号は1456です」

しかし、なんの偶然だろう。試験番号1456(石ころ)とは…

それから、魔法剣術学院剣術科の試験会場へと向かった。

この学園には2つの学科がある。

1つ目は魔法科。

魔法の才のあるものがその能力を磨き上げる場所だ。

べつに武器召喚したからって絶対に武器を使わなければいけないというわけではなく自分にあった戦闘スタイルを身につけるわけだ。

ちなみに、母さんは魔法科だったそうだ。

そして僕の受ける剣術科。

剣術の才があるものが以下略。

まあ魔法の才は少しいいという程度でしかないので当然と言ったら当然だよな。

そうこうしていると、試験会場が見えてきた。

「これより試験を始めます」

さぁて、張り切っていくか!

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