第5話

「さて、次は武器の特殊能力を確認するか」

そう言って確認しようとすると

「待って。先に昼食にしましょう」

確かに今は昼を少し過ぎたころ。昼食にはちょうどいい時間帯だ。

「わっかたよ。武器の特殊能力を確認するのは食べ終わってからにするよ」

「いい子ね。じゃあ手を洗ってきて頂戴」

「は~い」

すぐさま手洗い場へ向かう。僕の部屋は父さんと母さんだけとなった。

「いったか」

「えぇ、しかし驚いたわ。武器のランク10だなんて」

「だが驚いてばかりもいられない。クリスには魔法剣術学院に通ってもらいある程度の力の使い方を知ってもらわねばならない」

「それはクリスが決める事よ。私は冒険者でもいいと思うわよ」

「確かにな。冒険者というのも一つのてだな」

「あとはそれをサポートしてくれる人が必要ね。彼らはどうかしら?」

「あいつらか…まあ聞いてみてもいいかもしれん」

クリスの知らない間に事態はとんとん拍子に進んでいくのだった。

~~~~~~~~~~

昼食を取った後父さんたちを含め全員で特殊能力や固有魔力 無の確認となった。

僕は一人ですると言ったのに…まったく聞いてくれはしない。

「じゃあいくよ。オープン」

まずは特殊能力

竜水:刀  ランク10


能力補正 俊敏+5500

     筋力+2400

     幸運+4800


特殊能力 ∞連鎖α

     不壊


紅蓮:刀  ランク10


能力補正 俊敏+5500

     筋力+2400

     幸運+4800


特殊能力 ∞連鎖β

     不壊

「不壊ってのは大体想像がつくがこの∞連鎖αとβってなんだ?」

「ちょっと待って」

父さんが聞いてくるので特殊能力の欄をタップしてみる。

∞連鎖α この特殊能力を持った武器で攻撃する、または攻撃を受けるとそのダメージを特殊能力∞連鎖βを持つ武器の威力に上乗せする。また、その上限はない。

         

発動条件 契約者が接続りんくと唱える。一秒に魔力100を使う。

     また魔力がなくなったりと発動不可になったときでも1分間だけは魔力     消費なしで使う事が出来る。


∞連鎖β この特殊能力を持った武器で攻撃する、または攻撃を受けるとそのダメージを特殊能力∞連鎖αを持つ武器の威力に上乗せする。また、その上限はない。

         

発動条件 契約者が接続りんくと唱える。一秒に魔力100を使う。

     また魔力がなくなったりと発動不可になったときでも1分間だけは魔力     消費なしで使う事が出来る。

不壊 この特殊能力を持つ武器はいかなる方法でも破壊することが出来ない

「不壊についてはやっぱりって感じだが…これはすごいな」

「ええ、ランク10ってだけはあるわね」

確かにすごい能力だな。しかも魔力+∞だから実質どこまでも強くなれるな。

「じゃあ次は、固有魔力 無についてか」



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