後悔先に立たず
コンスティー
第1話
タイミングはすごく大切
親にお小遣いをねだる時、相手に謝罪する時、そして好きな人に告白をする時…
主人公の創太はタイミングを読むことがとても苦手である。
そんな彼の恋愛話。
僕は創太18歳、明日から大学生だ。いつも周りには友達が居て楽しい人生を今まで歩んできた。しかし一つだけ悩みがある。それは今まで彼女が出来たことがない事だ。
周りの男友達はみんな彼女が居たことがあるにもかかわらず、僕だけできない!
理想が高い訳では無い。
ただ、ある程度僕と同じくらいの賢さで友達のような彼女がいてほしいだけだ。
そんな条件にも関わらず未だに彼女ができない。
今日は人生で1番モテていたであろう幼稚園の時の話をしたいと思う。
13年前の5歳の時ぼくは1番モテていた。
別に足が速くなかったが明るい性格と類まれなる発想力で様々なごっこ遊びを思いつくのは、人気だったらしい。
今振り返ってみても、この時だけは園のインフルエンサーだったと思う。
いつからだったか、園でずっと一緒にいる女の子が居た。
確か名前はセナちゃんだった。
とても可愛い子だった。
今でも覚えているのは、一緒におやつを食べていた時に、「あーん」をしてくれたことだ、鮮明に残っている。
しかし園の男友達に僕とセナちゃんで一緒にいるのをからかわれた。
急に恥ずかしくなって一緒に居ることを辞めようとした。
それでもセナちゃんは僕についてくる、そして一言
「セナちゃん、ついてこないで」
言ってしまった。
そして彼女に泣かれてしまった。
そのまま疎遠になり、話す事が無くなった。
別々のグループで遊ぶようになったからだ。
そして卒園、てっきり彼女も同じ小学校に行くのだと思っていたが違った。
そのまま連絡がつかなくなってしまった。
後悔先に立たず。
後悔先に立たず コンスティー @konsty
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