第54話止めて…!お願い…!お願いしますお母さま…!

  「うんうん、」お父様が自分の事を褒めて来ている姿に満足しているように笑いながら首を縦に振ってしまうお母さまは、内心でお父様は単純な子だと褒めては嬉しそうに流し目でターゲットを定めるかのように鷹泰呂の華奢な体を睨むように見つめている、「ほら、鷹くんも早くお父様にお礼を言いなさい?」お母さまが自分に向けて来ていた一言に見開かされては、絶句されてしまう鷹泰呂は思わず自分の耳を疑い始めてしまい。


  鷹泰呂のまるで自分が何を言っているのかが分からないでいる姿に軽く笑っているお母さまは右手の人差し指を立てながら声を上げていた、「ちゃんと右頬しか殴らないで上げるからさ?」お母さまが自分に向けて来ている淡い笑みの中から危険を感じてしまう鷹泰呂、ごくりと固唾を飲み込んでしまう彼は口内に広がっているような鉄さびの味を感じながら、大人しくお母さまに縋って行かないといつかはお父様に殺されてしまうかも知らないと思っては、恐る恐ると視線をお父様に向けている彼は唯々諾々と頭を下げては声を上げていた、「あ、ありがとうございます…」


  腕を組んでいたお父様は鷹泰呂が自分に向けて来ている言葉に心の憤怒が起爆されて仕舞ったように思えては、猛然と右手を上げては彼の頬を引っ叩いやろうと思いながら叫ぶように言葉を紡いでしまい、「だからてめぇは犬だってつったろう?!」お父様が又しても自分の事を殴ろうとしている姿に見開かされては、大慌てで唇を開けている鷹泰呂は軽く手招きしているように両手の手首を曲がっては慌てて嗚咽まじりの声を発してしまい、「わ、ワンワン…!」


  鷹泰呂が大人しく自分に従ってくれている姿を見てしまうと、チラッと右手を頬に付けては悩んでいるかのようなお母さまに一瞥しては軽く歯を噛んでしまうお父様はお母さまの前で、彼が大事にしている玩具を殴りたくないと思い、腕を組んでしまうお父様は不満そうに鼻翼に力を入れては顎を上げてしまい、「今は猫の鳴き声が聞きてぇんだ!!」お父様が大きな音で自分に向けて投げて来ているむちゃぶりに絶句されては、左側の眉毛を上げられてしまう鷹泰呂、ごくりと固唾を飲み込む暇を失っている彼はもうこれ以上お父様に殴られたくないと切に思っては慌てて唇を開けて行き、「にゃ、にゃにゃあ…」


  鷹泰呂の渇いた唇を濡らしているかのように彼の唇から漏れている赤い液体が混じっていた唾液に目を細めてしまうお母さまはニヤリと右側の口角を上げては、おだているように流し目でお父様の事を見ながら軽く左手の人差し指をお父様が着ていた白いシャツに当てて行き、「もう~お父様ったら動物が好きなのね~?」お父様が着ていたシャツの胸元にある尖っていた部分を左右に指先で撫でているお母さまは照れくさそうに頬を赤く染めては、自分から目を逸らしているお父様の事を見つめては軽く笑ってしまい、「だから鷹くんを飼ったんだけどさ?」


  チラッと体中が痣だらけになっていた鷹泰呂の事を見下ろしては、軽く鼻で笑ってしまうお母さまは彼の痛めつけてられていた姿は痛快に思えては左手の人差し指をお父様の胸元から放して行き、「ほら、鷹くん?」お母さまに自分の事を呼ばれてしまった事にビクッと体が跳ねていた鷹泰呂は大慌てで返事を上げて行き、「は、はい!い、いや…」両頬と体中の骨が折れているような苦痛に襲われている彼は畏怖しているように、お母さまに撫でられていたせいで恥ずかしくなっているように両手で頬を隠しては体を左右に揺らしているお父様に一瞥しては、お父様に何かがあったのかは分からないけれど、彼に死んで貰いたいと切に思っている鷹泰呂は、充血している眼で横目で自分の事を見て来ているお父様の仕草に見開かされては、大慌てで視線をお母さまに向けて行く彼は自分のさっき思っていたお父様への呪いは彼に気付かない事を祈りながら弱り切っている声を上げて行き、「にゃにゃ…」


  軽く左手を腰に当てては前屈みになっているお母さまは右手の人差し指を立ては鷹泰呂の事を忠告しているように声を上げていく、「君は普通の動物と違っていて、人間さんなんだよ?」まるで自分が何を言っているのかが上手く理解出来ずにいる鷹泰呂の事を見下ろしてしまうお母さまは軽く分厚い唇をすぼめては鼻翼に力を入れてしまい、「人間はちゃんと働くものなんだからさ?」右手で自分の腰を握っては鷹泰呂に道を譲って行くかのように背中を恥ずかしさに苛まれては唸り声を上げているお父様に向けて行きながら、マニキュアをしていた紫色の艶やかな左手の人差し指で厨房の方向を指差しているお母さまは言う、「厨房にあるお皿を洗って来なさい。」


  お母さまが自分に雑用をして来いと言いに来ていた言葉をちゃんと受け取ってしまうと、お父様から体を引いて彼に見られない場所では殴られる事はないはずだと思っている鷹泰呂は恐る恐ると首を縦に振ってはゆっくりと四つん這いになっては厨房に向けては歩いて行く、「にゃ、にゃにゃ…」「もういやだわ~」鷹泰呂の白皙の背中にある痣と彼の背骨を見てしまうと、彼が上げていた痙攣しているかのようななき声が可愛らしく聞こえてしまうお母さまは体を左右に揺らしながら言葉を紡いでしまい、「可愛いんだから~お尻をなでなでペロペロしたくなっちゃったわ~」お母さまが自分の臀部に興味を示して来ていた一言に絶望を覚えては、大慌てで床に突けていた両手に力を入れては立ち上がって行く鷹泰呂は急いでいるかのように両手で臀部を押さえながら恐る恐ると顎を引いてはお母さまの事を見てしまい、「は、はい…ありがとうございます…」


  鷹泰呂が自分のことを怖がっている姿を見てしまうと、心の奥からこみ上げて来ている興奮を抑えることが出来なくなっているお母さまは自分の太股の間を左手で撫でながら興奮気味に言葉を紡いで行き、「ほらほら、早く厨房にってお母さまと遊ぼう~?」お母さまが自分に向けて来ていた一言にビクッと細い眉毛が跳ねて仕舞った鷹泰呂は怖がっているかのように、目から飛び出そうな眼で自分を睨んで来ているお父様に一瞥しては恐る恐ると彼に尋ねていた、「お、お父様は…」鷹泰呂の困っているような表情から視線を彼の事を睨んでいるようなお父様に向けて行くお母さまは軽く口角を上げてはお父様に言い聞かせるように言葉を紡いでいた、「お父様はテレビを一人で見たりとかで、二階に行って眠るからさ?」お母さまのまるで自分に大人しくして欲しがっているような姿勢を見てしまうと、軽く首を縦に振ってしまうお父様は声を上げていた、「うん。」


  お父様が自分の意図を分かってくれている姿に口角を上げられているようなお母さまは嬉しそうに笑いながら両手を鷹泰呂の冷たくなっていたような肩に置いては、彼の事を促すように声を上げて行き、「ほらほら~鷹くんは先に厨房に行って~?」お母さまに押されている鷹泰呂は恐る恐ると首を縦に振っては厨房に向けて歩き出そうとしていると同時に、お母さまは自分に酷い事をしてこないのかと不安になりつつ、ごくりと固唾を飲み込んでいた。


  「ワタシは少し準備してくるから~」鷹泰呂のまるで自分の事を警戒して来ているような姿勢を目にすると、嬉しそうに笑ってしまうお母さまは右手の人差し指を立てながら声を発して行き、「面白い人参さんを見つけたんだ~」お母さまは自分と一緒に厨房に行こうとしないでいる姿を目にしてしまうと神に感謝を覚えている鷹泰呂は、思わず感激の涙を零して仕舞いそうになっては軽く首を縦に振っていた、「う、うん…」軽く舌を出して渇いた唇を舐めては、急いでいるように右足を前に向けて踏み出していた鷹泰呂。


  右足がひんやりとした床に付けて行く鷹泰呂はまるで自分の足裏を刺して来ているような冷たい感覚に苛まれつつ、思わずごくりと固唾を飲み込んでは、シンクの隣りに置かれていた小さい椅子に目を向けてしまい、ぼんやりと自分の胸元を隠しているかのような小汚いエプロンを見てしまうと、ついため息をついてしまいそうになっている彼は軽く首を横に振りながら気怠そうにゆっくりと椅子を掴んではシンクの隣りまで引っ張っている。


  ”ガタガター”忽然、木製で椅子が引っ張られているせいで床を擦っては耳障りな音を立てている事に見開かされてしまう鷹泰呂は、大慌てで両手の動きを止めては猛然と視線を厨房の入り口に向けてしまい、椅子と床で立てていた音のせいで又してもお父様に髪の毛を鷲掴みにされるだけではなく、水がいれていたシンクの中に頭を突っ込まれてしまうんじゃないかと不安に殺されて仕舞いそうな思いをしている彼は誰もが来ようとしないでいる入り口を目にしてしまうと、安心したかのように軽く息を吐いてしまう彼はゆっくりと椅子を痣だらけの両腕で抱えては、両腕が体から落ちて仕舞いそうな痛みに耐えながらぼんやりと両足を上げては橙色の椅子の上に立って行く。


  ぼんやりと項垂れては銀色のシンクの中にあるお椀の群れを見てしまうと、お椀の中に残されていた食べかすに誘われているかのように痙攣しているような右手の人差し指を香りを放っているような食べかすに向けて伸ばしてしまう鷹泰呂、宛ら白磁のお椀に残されていた小さいな肉の粒に視線を固定されては瞬きを忘れているかのようにごくりと固唾を飲み込んでしまう鷹泰呂、心臓からこみ上げて来て来ている興奮ともしお父様とお母さまの食べかすを勝手に食べてしまった事がばれてしまったら自分はきっと気絶するまでにボコボコにされてしまうのだろうと思ってしまう彼。


  ”ぐぅー”まるで美味しそうな小さな肉の食べかすに誘われているかのような腹は抗議しているように自分の事を催促しては、つい舌を出しては水を飲む感覚を与えて来るお粥以外の食べ物の味を知ってみたくなっている鷹泰呂は軽く歯を噛んでは、迷わずに右手の人差し指でお椀の上にある食べかすに触れてしまい。忽然、まるで自分の右手の人差し指にくっついて来ているかのような小さな肉の粒と胡椒が混じっていた褐色のソースに触れてしまった瞬間、心臓が爆発してしまいそうなぐらいに強く鼓動を刻んでは、自分の耳元で自分の頭を殴ってきているかのような気がしてしまう鷹泰呂。


  恐る恐ると自分の痙攣しているような右手の人差し指を見つめてしまう彼は、自分の指先よりずっと小さな肉の粒を目にしてしまうとつい歯を噛んでは軽く鼻翼に力を入れてしまい、渇いた唇はまるで肉の粒に吸い寄せられているかのように肉の粒に近づいて行きながら当たり前のように唇を開けていた、「う…」まるで自分の舌先を刺激して来ているような微かに辛く感じてしまう胡椒と冷たくなっていた肉の粒は、まるで自分の舌の上で滑って行っているかのように一刻も早く肉の粒を飲み込みたがっている喉に向かっては、鮮やかな味を舌の上で残しては暗闇のような喉に向けては消え去っていた。


  ぼんやりと右手の人差し指をゆっくりと唇から出してしまう鷹泰呂、舌はまるで自我が芽生えたかのように執拗に指先を舐め回っていた彼はぼんやりと自分の光っているような透明な液体に包まれている人差し指を見てしまうと、恐る恐る痙攣しているような視界をシンクにあるお椀に向けてしまう彼は、どうして自分には今まで二人の残飯を二人に内緒でこっそりと食べていなかったのだろうかと思っては、舌を軽く殴って来ていたような胡椒の味に世界の色が変えられていたように思えてしまう彼はつい口角を上げては興奮気味なり、右手の人差し指をお椀に向けるのは効率が悪いと思ってはお椀を手に取って皿を舐め回してやろうと思っている。


  「ああ~」忽然、まるで自分の耳をくすぐって来ているかのような温かい息と沈んでいるような声色にビクッと体が跳ねては危うく椅子から転んでしまいそうになっていた鷹泰呂、軽く逞しい左手で彼の肩を支えていたお母さまはゆっくりと顔を彼に近づいて行きながら流し目で彼のことを見てしまい、まるで自分の事を見るのを畏怖しているかのように眉毛を上げている鷹泰呂の横顔はやけに可愛く見えては軽く笑い声上げているお母さま、「ふふ~食べっちゃったわね~?」


  ”ドクンー”お母さまが自分が残飯を口にいれていた瞬間を見ていた事を知ってしまうと、心臓が一秒の間跳ねる事を忘れては、再び強く跳ねて、吐き気を覚えてしまう鷹泰呂、「うっ?!」苦しそうに唸り声を上げていた鷹泰呂の事を見つめているお母さまは嬉しそうに笑いながら言葉を紡いで行き、「ワタシとお父様の食べ物を勝手に食べっちゃった鷹くんは悪い子なんだ~」チラッと視線を自分の右手にある赤い人参のような形をしていた物に目を向けて行くお母さまは軽く笑ってしまい、「悪い子には少しお仕置きが必要ね~?」


  お母さまが自分が残飯を食べていた事をお父様に知らせてあげたら自分はきっとお父様に殺されてしまうと思っては、視界が瞬く間に霞んでは鼻の奥が痺れては、恐怖のせいで上手く言葉を紡ぐ事が出来ずにいる鷹泰呂、「ううう…」口角が絶望と悲しみに斜め下の方向に向けて引っ張られては苦しそうに声を上げている鷹泰呂、「お願いですお母さま…」潤んでいる褐色の瞳をお母さまの自分に向けて微笑んでくれている表情を映し出している彼は懇願しているかのように声を発してしまい、「お父様に知らせないでください…」


  「どうかしらね~」鷹泰呂の弱っている姿を目にしてしまうと、心の底から楽しい気持ちがこみ上げて来ているお母さまは軽く右手にある人参を彼が穿いていた白いパンツに付けて行きながら声を発してしまい、「それは君の返事次第かな~?」お母さまが自分に向けて来ていた声はやけに曖昧に聞こえてしまう鷹泰呂、彼が紡いだ一言に困っているような鷹泰呂はぼんやりと彼の顔を見つめてはオウム返ししてしまい、「返事…次第…?」

  

  軽く右手にある湿っては粘着しているかのような人参を鷹泰呂の臀部に向けて、擦っているお母さまは興奮気味になっては軽く鼻翼に力を入れてしまい、「大人しくワタシに従って、一緒にいっぱいいっぱい~」ゆっくりと自分のことを怖がっている鷹泰呂の左耳に向けては分厚い唇を近づいて行くお母さまは言う、「気持ちいい事をして行こうね?」小刻みに首を横に振ってはまるで自分を拒絶しているかのような鷹泰呂の反応を目にしてしまうと、機嫌が損なっていたかのように一瞬にして目を細めてしまうお母さまは彼のことを脅迫しているような声色で声を上げて行き、「分かったはずだよね?」強く右手にある人参の先端を鷹泰呂の臀部に付けては軽く顎を上げているお母さまは言う、「ワタシはお父様と違っていて、」潤んでいる褐色の瞳の中にある自分のことを見つめているお母さまは軽く右側の口角を上げてはゆっくりと鷹泰呂の顔に近づいて行き、「君のことを甚振る趣向はそこまで強くないんだ。」


  お母さまのまるで自分のことを飲み込もうとしているかのような光を失っていた瞳が徐々に自分に向けて近づいて来ている姿に畏怖を覚えては、つい彼から体を退かそうと思ってしまう鷹泰呂、臀部にくっついて来てはまるでパンツを退かしているような人参の尖っていた先端に不安をを覚えつつ、まるで自分に逃さないようにしているかのように左手で強く自分の左腕を握っては自分が彼から体を逸らし、仰向けになればなるほどに近づいて来るお母さまの事が鬼のようにと感じてしまう鷹泰呂。


  「君は賢い子だ、誰に従うべきか、」流し目で鷹泰呂の事を見ているお母さまは彼には自分以外に頼れる相手はいないことを知らせようとしているように言葉を紡いで行き、「誰の言葉を聞くべきか、誰に奉仕して、」心を侵す程の欲望に翻弄されるがままに軽く舌で唇を舐め回ってしまうお母さまは苦しそうに眉をひそめて歯を噛んでいる鷹泰呂の事を見つめて言う、「上手く生きていけるのか、分かっているんだよね?」


  お母さまが自分に向けて来ている諭すような言葉を耳にしてしまうと、自分の体にある痣を見ながら自分の腫れている頬を感じてしまうと、自分には彼の事を頼る以外に上手く生きていける程のすべを持っていないと思っては、まるで自分の臀部をくすぐって来ているような湿っていた人参の感触に不満を覚えつつ、今じゃお母さまの機嫌を損なってしまったら自分はきっと彼に自分が食べかすを口にしていたことをお父様に教えられては、気絶するまでに殴られてしまうのだろうと思ってしまう鷹泰呂、軽く震えているようにと感じている歯を噛んでしまう彼は弱り切っている眼差しを自分の弱っている姿を満喫しているかのようなお母さまに向けては、ぽつりと痙攣しているような声を発してしまい、「ねぇお、お母さま…」


  鷹泰呂が自分の事を弱り切っている声色で呼んでくれている事に興奮を覚えては、ニヤリと右側の口角を上げてしまうお母さまは流し目で彼の事を見ながら声を発してしまい、「なぁに~」「ぼくと…」ごくりと固唾を飲み込んでしまう鷹泰呂は孤児院以外に、自分と同い年の子供は皆、自分と同じように苦しめられて来たのかと思ってしまってはつい弱っている声を上げてしまい、「同じ年の子は今は何をしているのだろうか…?」


  鷹泰呂の泣き出してしまいそうな褐色の瞳を目にしてしまうと軽く背筋を伸ばしているお母さまは左手の人差し指を頬に付けては小首を傾げて言う、「多分小学校に入る準備をしているはずだわ。」お母さまの口から聞こえて来た言葉に戸惑っては、つい内心で気になっている単語を口にしてしまう鷹泰呂、「小学校…?」「うん、」鷹泰呂の小学校は何なのかですら知らないでいる姿がやけに可愛く感じては嬉しそうに笑いながら、右手にある人参を無理矢理彼の体の中を覗かせて見ようと思っているお母さまは言う、「君のような子供が皆揃って、一緒にお勉強するところなんだよ~」


  お母さまが紡いだ一言を聞いてしまうとつい細い眉毛を上げてしまう鷹泰呂はお母さまが口にしていた場所は天国のように思えては、ぽつりと声を発してしまい、「いいな…ぼ、ぼくも…うっ…」まるで自分の体中を否応なしにこじ開けようとしている微かに尖っていた感触に違和感を覚えては、つい懸念しているような眼差しをお母さまに向けて行く鷹泰呂、目を細めては自分に淡い笑みを見せて来ているお母さまの表情に不安を覚えつつ、お母さまに操られている人参の事を断ってしまったら彼に嫌われてしまうと思い、小学校に行ってみたいという思いに駆り立てられている鷹泰呂は、下手に自分に外の事を教えてくれるお母さまとの繋がりを絶たせるわけにもいかないと思っては、ぽつりと渇いた唇を上げて行き、「小学校に入ってもいい…?」


  鷹泰呂の自分に懇願している来ている態度を目にすると何度も首を縦に振りながら右手にある人参を左右に動かしているお母さまは言う、「もちろんいいよ?」目を細めてしまうお母さまは口角を上げては満面の笑みを自分に見せて来ている鷹泰呂の顔からチラッと視線を自分の右手にある人参に向けては、言葉の続きを声にしている、「でもそれだど、人参さんではなく、」お母さまのまるで何かしらの事を隠しているかのような口調に戸惑ってはつい眉をひそめて、彼の事を見つめてしまう鷹泰呂、お母さまが自分に向けて来ている意味深な笑みを目にしてしまうと、彼は自分に何かしら酷い事をしようとしているのではないかと思ってしまってはごくりと固唾を飲み込んでいる鷹泰呂、自分の体の中をトイレを済ませる時と同じような微かに開けられているような違和感を覚えている彼はもし自分が小学校に行けたらお父様に殴られることもなく、自分と同い年の友達と一緒に避難することだってできるんだと思っている彼は強く両手を握っては揺るぎない視線をお母さまに向けてはぽつりと唇を開けて行き。


  まるで鷹泰呂が決断する瞬間を狙っているかのようなお母さまは嬉しそうに口角を上げては流し目で彼のことを見つめながら彼が言おうとしている言葉を遮るように声を発して行き、「お母さまに鷹くんのお尻を検査させてもらわないと行けなくなるわよ~?」お母さまの右手にある人参が段々自分の体中の奥に侵入して来ているような違和感に体が微かに焼かれているような感覚を覚えては、体の奥に入って来る空気と冷たい液体の感覚に戸惑いながら眉間に皺寄せてしまう彼はぽつりとお母さまが口にした言葉を返してしまい、「けんさ…?」


  鷹泰呂が人参の事を我慢しながら健気なまでに自分から小学校について聞き出そうとしている姿勢が途轍もなく可愛く思えては、楽しそうに頷いて行くお母さまは言う、「うん~大丈夫だよ~」軽く左手を伸ばしては自分の事を怖がっているような鷹泰呂の頭を撫でているお母さまは嬉々とした声を上げて行き、「痛くしないからさ~?」宛ら彼の事を誘っているような声で言葉を紡いでいるお母さまは流し目で唇を噤んでは、体を侵食してくる人参の事を我慢している鷹泰呂の事を見つめながら強めに右手に力を入れては前に向けて出していき、「段々気持ちよくなるから。」


  「うう…!」忽然、まるで体が宙に向けては微かに飛んでしまったかのような感覚が人生今まで味わったことのない感覚だと思っている鷹泰呂、心臓の鼓動が段々強くなっていきながら加速しているように思えている彼は軽く歯を噛んでは、両足の間から何かしらの物が宙に向けて飛んでいこうとしているような感覚が気持ちよく思えては、まるでお母さまの事を拒絶しているかのように声を上げていた、「い、いやだよ…人参さんのことも…」眉間に皺寄せてしまう彼は自分はきっといい事をされているのではないはずだと思っては震えながら眉間に皺寄せては、自分の事を見下ろして来ているお母さまに向けて言葉を紡いで行く、「お母さまに検査されるのも…いやだよ。」


  唇を尖らせては体をシンクに向けては微かに人参を体外に出そうとしている鷹泰呂の行動に目を細めて、ニヤリと左側の口角を上げているお母さまは彼のパンツに追撃して行くかのように強く右手を彼の柔らかい臀部に突けてしまい。「うっ!?」苦しそうな唸り声を上げてしまった鷹泰呂の涙目になっている姿を見下ろしているお母さまは笑いながら声を上げて行き、「君には断る権利なんて持っていないんだぞ~?」お母さまの嬉しそうに上がっている声と自分の体内に侵食しては微かに痺れていると同時に辛く感じてしまう感触に辱しめを受けているように思えている鷹泰呂、悲憤に責められている彼は悔しそうに唇を噤んでは軽く鼻翼に力を入れていた。


  歯ぎしりしているような鷹泰呂が自分に向けて来ている反抗的な眼差しに目を細めては、軽く鼻で笑ってしまうお母さまは流し目で彼のことを見ながら警告しているかのように言葉を紡いで行く、「お父様に勝手にワタシたちの食べ物に手を出しちゃったって、」ビクッと左側の眉毛が跳ねていた鷹泰呂はちゃんと自分に断る権力なんて最初から持っていないことに気が付いていると同時に悔しそうに唇を粉雪のような白い歯で噛んでいる姿に目を細めては、軽く笑っているお母さまは言う、「言いつけちゃおうかな~?」


  「ううっ!」お母さまがお父様に自分がこっそりと食べかすの食べてしまったことを知らせたら、人参に苦しめられると同時に微かに気持ち良くなっている感覚と違っていて、自分はどれだけ苦しめられてしまうのかは分からなくなってしまうのだろうかと思っている鷹泰呂、「い、いや…!」悲しみと苦しみに苛まれている彼は自分の頬に残されていた新たな痺れているような苦痛を感じてしまうと、思わず泣き出してしまいそうになっている彼は懇願しているかのように、シンクから両手を出しては強くお母さまが付けていた黄色と白が混じり合っていた格子のエプロンを強く掴んでは弱り切っている声を上げていた、「止めて…!お願い…!お願いしますお母さま…!」視界が霞んでは心はまだ生き残りたいという欲望に苦しめられている鷹泰呂、お母さまが自分に何をしようとも受け入れようと考えている彼は苦しそうな声を上げてしまい、「ぼくはもうこれ以上殴られるのはいやなの…!!」


  鷹泰呂のお父様に声を聞かせないようにと声を抑えながら自分にお願いして来ている姿勢に目を細めては、嬉しそうに口角を上げているお母さまは言う、「じゃ、分かるよね~?」右手にある人参をゆっくりと引いて行くお母さまは苦しそうに唸り声を上げている彼の事を見下ろしながら言葉を紡いで行き、「検査させてもらったら~小学校にだって行けちゃうんだぞ~」臀部から感じている違和感に心臓の鼓動が強く加速されつつ、お母さまが自分に小学校に行かせてくれる事に感激を覚えてしまう鷹泰呂はつい細い眉毛を上げてしまい。

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