第12話 再会 3
まず初めに、蒲田に向かって鑑定を使う氷魔。
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蒲田 亮吾
人族 17歳 男
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(………?。まさか、これしか見れないのか?
もっと詳しく見たいな。…!)
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蒲田 亮吾
人族 17歳 男
⚪ジョブ
1.戦士 Lv.2 2.盾使い Lv.2
⚪能力値
体力 250/240 +10
魔力 170/170
物攻 13
物防 15
魔攻 8
魔防 15
素早さ 10
⚪スキル
・体力強化 Ⅰ Lv.1
・盾術 Lv.1
保有スキルポイント:4
⚪称号
・神の遊戯者 【言語理解】
・神の少しの加護 【収納】
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(急に? まぁ、ありがたいからいいけど。)
氷魔はじっくりと他人のステータスを確認していく。
(とりあえず。蒲田はレベルアップのことには
気づいていないな。気づいていれば、スキルレベルを上げているはずだし。それに、ジョブの数と加護の内容が違うっぽいな。まぁ1人のステータスだけだと、自分との違いが分かりづらいから、まずはここのクラスメイトのステータスを見ていくか。)
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陰屋 悟
人族 17歳 男
⚪ジョブ
1.斥候 Lv.1 2.短剣使い Lv.1
⚪能力値
体力 150/150
魔力 150/150
物攻 10
物防 8
魔攻 5
魔防 5
素早さ 10
⚪スキル
・遠視 Lv.1
・短剣術 Lv.1
保有スキルポイント:0
⚪称号
・神の遊戯者 【言語理解】
・神の少しの加護 【収納】
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竹田 孝
人族 17歳 男
⚪ジョブ
1.槍使い Lv.1
⚪能力値
体力 180/150 +30
魔力 150/150
物攻 10
物防 8
魔攻 5
魔防 8
素早さ 9 +3
⚪スキル
・槍術 Lv.1
保有スキルポイント:0
⚪称号
・神の遊戯者 【言語理解】
・神の少しの加護 【素早さ強化・体力強化】
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赤井 千鶴
人族 17歳 女
⚪ジョブ
1.槍使い Lv.1 2.魔法使い(火) Lv.1
⚪能力値
体力 160/150 +10
魔力 200/200
物攻 8 +1
物防 8 +1
魔攻 10
魔防 10
素早さ 8 +1
⚪スキル
・槍術 Lv.1
・火球(ファイヤーボール) Lv.1
保有スキルポイント:0
⚪称号
・神の遊戯者 【言語理解】
・神の少しの加護 【魔物鑑定・筋力強化】
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沢田 琴
人族 17歳 女
⚪ジョブ
1.魔法使い(回復) Lv.1
⚪能力値
体力 150/150
魔力 230/230
物攻 5
物防 8
魔攻 5
魔防 10
素早さ 5
⚪スキル
・癒やしの光(ヒール) Lv.1
保有スキルポイント:0
⚪称号
・神の遊戯者 【言語理解】
・神の少しの加護 【植物鑑定】
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(ジョブの数は、1つか2つ。加護の内容も結構違うし、数も違う。俺って結構恵まれてる?)
「そうだ。蒲田。ステータスって他人に見せれるのか?」
一緒に探索に来ていたクラスメイトと話し合いが終わった蒲田が、氷魔の質問に答える。
「いや。それが見せれないんだよ。バスにいた全員で色々ためしてみたが、まったく反応しなかったんだ。だから、1人1人口頭でステータスの情報を開示していったんだ。」
「なるほど。(ということは、バスにいる連中の中では、他人のステータスに関する鑑定スキルを持っていないってことだな。相手にステータスを知られないのはいいが、ステータスに関して嘘をつけることができるってことか。やっぱり、全員のステータスを見て、用心しておかないとな。)」
蒲田の情報から考え込んでしまった氷魔。気になった蒲田が話しかける。
「涼川。どうしたんだ、いきなり黙って。」
「いや、気にしないでくれ。で、どうだった?
竹田と赤井には、話しが通じたか?」
「アイツらを宇宙人みたいに言うなよ。とりあえず、初めての探索で川が発見できたからな。怪我人もいないし。今回はこれでバスに帰ろうと決まったよ。」
「了解。それじゃあ、キディル達シャドウウルフとリルともう1体の魔狼は俺についてきてくれ。
蒲田、バスまでの道案内は頼んだ。」
話しをそらした氷魔は配下の魔物達に指示を出し、蒲田たちクラスメイトを先頭に、バスに向かって歩いていく。
氷魔は周りの警戒を魔物達に任せ、探索に来ていたクラスメイトのスキルについて歩きながら調べようとしていると蒲田が質問をなげかける。
「涼川。気になってたんだが、お前の右目なんかしたのか?髪が目にかかっていて見づらいんだが、違和感があってな。」
「右目?………あー。(技神の加護のやつだな。テキトーに誤魔化せないかな。)なんか、転移してから変わったぽいんだよ。水面にうつったときは、結構びっくりしたな。」
「そうなのか?………もしかしたら、バスの中で目が潰れて、転移するときに目が治り異世界仕様になったのかもな。て言うかそう考えると結構グロいな、目が潰れるって考えると。」
「だったら考えるなよ。それに無駄話する暇があるならしっかり周囲を警戒しておけ。」
「そうだな」と蒲田が返事をし、周囲を警戒しながらバス方面に向かって先頭を歩いていく。
目のことに関してすっかり忘れていた氷魔だったが、うまく蒲田が勘違いしてくれたため、心の中ではホッとしていた。
一応他のクラスメイトに視線を向けても特にこちらを気にしていないのを確認してから、クラスメイトのスキルについて鑑定で調べていく。
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※体力強化:ステータスの体力に上乗せされる常時発動型スキル(パッシブスキル)。
Lv.1の状態では+10上乗せされ、スキルレベルが上がるごとに上乗せされる数値が上がる。
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※盾術:盾の扱い方についての身体の動かし方が本能的にわかるようになるスキル。
Lv.1の状態では、素人よりはマシなくらい。
スキルレベルが上がるごとにより盾の扱い方について、より上手く身体を動かせるようになる。
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※収納:物を異空間に収納することができるスキル。ただし、生き物は収納出来ず、特別重いもの以外を10個だけ異空間に入れられる。
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※遠視:遠くを見れるようにするスキル。
Lv.1の状態では、50m程度先をしっかり視認できる。スキルレベルが上がるごとにより遠くが見れる。
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※火球(ファイアーボール):火魔法の1種。自身の近くから火の球を直線的に飛ばす攻撃魔法。
Lv.1の状態では、最大直径約15cm程度の火球を飛ばし、威力はやけどを負わせる程度。ただし、魔攻によって威力は変わる。スキルレベルが上がるごとに火球の大きさと威力が変わる。
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※魔物鑑定:鑑定魔法の1種。魔物に関しての簡易ステータスを見ることができる。
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※癒やしの光(ヒール):回復魔法の1種。自身の手のひらに癒やしの光を纏わせて、触れた相手の怪我を治癒する。
Lv.1の状態では、かすり傷程度の怪我を回復させることができる。スキルレベルが上がるごとにより重傷な怪我を回復させることができる。
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※植物鑑定:鑑定魔法の1種。植物に関してのステータスを見ることができる。
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(なるほど。素早さ強化と筋力強化は、体力強化の説明とほぼ一緒で。短剣術と槍術も盾術とほぼ一緒。やっぱり今回のスキルの中で注目するのは、俺は持ってない魔法系スキルかな。特に攻撃魔法は厄介だな。それにこのスキルを持ってる人物が赤井千鶴なのが厄介だ。これは、バスにいるメンツによっては協力するの難しくなるな。)
これからについて色々と考える氷魔だが、バスまでの道はまだ半分以上もある中、前方に複数の音がなる。
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あとがき
∇バゼル∇
やぁやぁやぁ。読者の諸君!
僕のことを覚えているかな?
もちろん覚えているよね?
念の為自己紹介をしておこう。僕の名前はバゼル。
スキルに関しての神様。技神と言ったほうがわかりやすいかな?
今回は、ステータスの一部についての説明をしていこう。ん?なになに。なんで僕がステータスの説明をするのかって?そりゃ~僕がスキルに関しての神様だからだよ。だってスキルってステータスの一部だろ?一応これでも、⚫⚫⚫が作ったステータスに関して一枚噛んでるんだよ。
それじゃあ始めよう。
例題として、物攻10 +5
という表記があったとしよう。これは、+5されて
物攻が10になったわけじゃなくて。物攻は10でさらに、+5されて。総合的に物攻は、15だよってことなんだ。
なんで最初から15にしないのかって思うだろうけど、これには理由があるんだ。
みんなが知るにはまだ時間がかかるかな?
一応わからないことがあったら、コメントでもくれると、僕が説明できるかもしれない。
じゃあ。また、会えたら。
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