第90話 改造合宿+α
樹里「絢斗、夏休みが終わるまで東雲強化合宿を行うわよ。田所さんも協力しなさい。」
虚無「え!ここに泊まれるってこと!?」
樹里「それは許されないわ。
私の部屋で腐りきるまで強化するわよ。
前回の薄いやつでは足りなかったから今回は基本からやっていくわ」
虚無「あらあら、まあまあ、
また1人罪深いのが誕生するのね」
東雲「ひぃぃぃぃ!」
東雲は2人の黒き者に連行されていった。
これであのピュアなお馬鹿さんはこの世から消えるのかと思うと寂しさが
樹里「何を人事みたいな顔しているのかしら?
あなたも来るのよ!」
…なんでやぁぁぁぁぁ!!!
こうして、東雲改造計画が開始されることになった。
・・・・・・・・・・・・
樹里の部屋
樹里「まずは
そしてその雄達が好むモノを把握しなさい。」
おぅふ…的確でござる
虚無「まずはアニメ、漫画、ラノベあたりからこれだけは知っとけってのを網羅していきましょう」
東雲「お、おぉ~…」
数時間後・・・
樹里「どうかしら?」
虚無「あれからずっと読み続けてますよ」
樹里「凄い集中力ね」
絢斗「東雲~、そろそろご飯だからいったん休憩しようか」
東雲「待って!今いいとこなの!」
さらに数時間後・・・・
東雲「うぅ…肩凝ったぁ、お腹空いた~」
虚無「ずっと同じ姿勢だったもんねぇ」
絢斗「早苗さんが軽食用意してくれてるよ」
俺はそのまま帰宅して師匠に教わったやり方でサムネ作成の復習をしてから休むことにした。
そして女子部屋では…
虚無「ちょっとぉ、我が弟子とはどういう関係なの?」
樹里「なんなの急に」
虚無「気になるじゃないですかぁ」
樹里「そんな事はいいからお風呂に入ってきなさい。
下着とかパジャマは早苗さんが用意してくれてるわよ」
虚無「えぇ~、じゃあ東雲さん教えてよぉ」
東雲「あーしお風呂もらうね~」
虚無「一緒に入ろ~♪お背中流しますよ!ウヘヘヘ」
東雲「何よそのいやらしいオッサンみたいな笑みは?絶対やだ!」
虚無「いやぁ、一緒にお風呂入るような友達いないからさ…」
東雲「そ、そうなんだ…じゃあ一緒に入る?」
樹里「ちょろ…」ボソッ
東雲「ん?なんか言った?」
樹里「何も。早く入ってきなさい」
・・・・・・・・・・・・
里見家バスルーム
虚無「女体やぁ、生の女体やでぇ!
ウヘヘヘヘ」
東雲「ちょっと!気持ち悪い言い方すんなし!
女の体なんか見たって面白くないでしょうが!」
東雲はササッと服を脱いでバスルームに入って行った。
脱衣場に残った田所といえば…
虚無「ぐはぁ!で、でけぇ!!
なんっすかこのけしからん巨大カップのブラは!?
うへぇ~、すっげぇ~!」
キャラ崩壊していた。
樹里「…あなた、何を?」
虚無「はぅあ!?せせせ、先生!?
なしてここに!?」
樹里「私も入るのよ。邪魔だからさっさと入りなさいな」
虚無「邪魔って…こんな大きな風呂場でどう邪魔になるって言うんですか!?
それよりも見てくださいよ!
このけしからんブラを!!」
樹里「いいから!
けしからんのはあなたでしょ」
虚無「はぁい…」
樹里は思った。
田所は優等生の皮を被った変態だ、と。
東雲「あ、サトミンも来たんだ」
樹里「えぇ、おっさんの魔の手からあなたを守ろうと思ってね」
虚無「おっさん…」
東雲「しっかしお風呂大きいね~」
虚無「3人で入ってもまだ余裕あるもんね」
樹里「この部屋は絢斗のお祖父様が大事な人を囲っておくために用意した部屋らしいわよ」
東雲「絢斗くんのお爺ちゃんならモテたんだろなぁ…」
虚無「そりゃそうでしょ。見た目も財力も持ち合わせる魅力の塊の血筋だもんねぇ」
樹里「見た目なんてどうでもいいのよ。財力だってオマケのようなモノだわ。」
虚無「まあ、確かに…
絢斗くんと最初に出会った時は体の大きな陰キャだったよ。とてもじゃないけどお金持ちには見えなかったし。」
東雲「絢斗くんは絢斗くんだし。
でも見た目も財力?もだけど全部ひっくるめて絢斗くんなんだよ。」
虚無「ほほぅ?で?その絢斗くんにこの2つの巨大なアトミックバズーカで攻撃している、と。」
東雲「ちょっと!もぉ!ダメェ!」
虚無「うっひょー!生チチすんげぇ!こりゃたまらんわい」
樹里「そ、そんなにすごいの…?」
虚無「このマシュマロはエグいっすよ旦那ぁ」
樹里「わ、私も少し触ってもいいかしら?」
東雲「サトミンまで何言ってんの?
女の子同士でとかおかしくね!?」
樹里「はっ!?あ、危なかった…田所さんの洗脳にヤられるところだったわ…まさに魔性ね…」
東雲「コロ助ぇ?覚悟はいい?」
樹里「逃がさないわ」
虚無「ちょ、ちょっと?2人がかりはひどくないですか?」
東雲が後ろから虚無を羽交い締め、
前からは両手をワキワキさせてせまる樹里。
虚無「ああ!背中に幸せの感触がぁ!」
樹里「もっと幸せを感じさせてあげるわよ」モニュモニュ…
虚無「あ、いや…だめ…やめ…」
東雲「後からもしてあ・げ・る」
虚無「いやぁぁぁ!!らめぇぇぇ!四本!四本の手がぁぁぁ…んっ」
モニュモニュ
ムニュムニュ
キュッキュッ
虚無「あひゃあああああ!!!!」
こうして合宿初日は過ぎていくのであった。
・・・・・・・・・・・・
物語とは無関係な話
ぺろ「お疲れ様です」
樹里「お疲れ様です」
東雲「お疲れ様です」
虚無「お疲れ様です」
ぺろ「東雲さんさぁ、お色気担当なんだからもうちょい男性読者様が喜ぶリアクションくれないかなぁ?」
東雲「え、でも」
ぺろ「いやいや、デモでお腹は膨れませんが?」
虚無「カクヨムさんはR18ダメなんですよね?」
ぺろ「あれダメこれダメって言ってたら何にも書けないでしょうが!」
虚無「ノクタ●ン行けば…」
ぺろ「あ!?出番無くすぞ!
このアバズレが!」
樹里「・・・・・」
ぺろ「少しは樹里ちゃんを見習いなさいよ!
完璧!最高!いょっ!美少女!
それに引き換え何?そのおっぺぇは飾り?飾りなの!?」
東雲「いや、あの…」
ぺろ「あのちゃん?あれはあれでアリよりの蟻よりのモハメドよね。
ストンッとしてて」
虚無「何言ってんのコイツ」
ぺろ「んだよ!テメェはもっと羽川さんっぽくしろっつったよな!?
誰が変態おやぢみたいなことしろっつった?あ?もぐぞ?」
虚無「東雲ちゃん、気をつけて!
この作者、絶対おっぺぇにコンプレックス持ってるわ!」
東雲「えぇ…そんな事言われても」
樹里「あの!にゃんぺろさん!」
ぺろ「いいのよ樹里ちゃん。あなたはパーフェクトよ!その容姿はまるでフェアリー!」
東雲「おっぺぇ嫌いなんですか?」
ぺろ「好きに決まっとるやんけ!
だからぁ!わっかんねぇかなあ?
もっとこうさぁ」
虚無「ダメだこいつ・・・」
意味の無いミーティングは終わらない。
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