第8話セレナの誕生日

 あの日から半年が経ち、セレナの誕生日がやってきた。俺達はあの日から晴れの日は体を動かし、雨の日は魔力制御を鍛えた。そのおかげもあってそれぞれレベルアップすることができた。俺達のスキルは今こんな感じだ。


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 スキル:魔法適正Lv1(最大値)、剣術Lv2、魔力制御Lv3

 ユニークスキル:入れ替わりLv1


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 スキル:金剛力Lv:3、シールドアタックLv1、防御力強化Lv4、結界Lv2、大盾使いLv2、魔力制御Lv1


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 スキル:魔法適正Lv1(最大値)、回復魔法Lv3、魔力制御Lv1、鼓舞Lv2、槍術Lv2


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 上から順に俺、レイン、フィーネだ。レインとフィーネは新しく魔力制御のスキルをGETすることができた。


 「いつまで私を放ったらかしにしてるの!今日の主役は私がなんだよ!」


 おっとセレナのことを忘れていた。今日はセレナがスキルを貰える日なのだ。


 「ごめんごめん。みんな半年間頑張ったなーって思ってたんだ。」

 「まぁいいよ。それよりもそろそろ私、スキル貰える時間なんだけど。」


 セレナが光出した。もう見慣れた光景だ。


 「ステータスオープン!」


 セレナが叫ぶ。よっぽど早くスキルが見たいらしい。


 「いいじゃんいいじゃん。」

 「セレナそんなに良いスキル当たったの?早く僕達に教えてよ。」


 セレナ曰くスキルはこんな感じだ。


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 名前:セレナ

 年齢:15

 性別:女

 種族:人族

 レベル:1

 魔力:40

 体力:300/300

 スキルポイント:0

 スキル:魔法適正Lv1(最大値)、短剣術Lv2、気配遮断Lv1、移動速度上昇Lv1


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 完璧な位の斥候用スキルだった。セレナのスキルがわかったことにより、俺達のパーティーの役割が完璧に決まった。


 「パーティー内の役割は、俺がアタッカー、レインがタンク、フィーネがヒーラー兼バッファー、セレナがスカウトってところか。」

 「うん。私もそれで良いと思う。」

 「僕も賛成だよ。」

 「私も。」


 こうして役割も決まり、俺達が旅に出る準備は整った。


 「セレナがスキルに慣れたら出発するか。いつぐらいが良い?」

 「1ヶ月は欲しいかな。気配遮断意外と難しそうだし、移動速度上昇使ったあとのスピードにも慣れないといけないし。」

 「じゃあ大体1ヶ月半後に出発でどうだ?」

「「「りょーかーい。」」」


 そうして1ヶ月半が経ち出発の前日になった。

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