第2話 成人、そしてステータス
俺は今日15歳になった。ついにステータスが手に入るのだ。ただ、日付が変わってすぐ貰えるという訳ではなく、生まれた時間にならないともらうことができない。今俺は3人の友人達と共にステータスが貰える時を待っている。ここで、今一緒にいる友人達を紹介しておこう。
1人目は、1番の親友のレイン。男の子だ。家が近かったのと、名前が似ていることから意気投合し、仲良くなったのだ。かれこれ10年の付き合いだ。同い年だか、俺よりか早く誕生日が来たので、もうステータスを貰っている。
2人目は幼なじみのセレナ。女の子だ。5年くらい前に、1人で居るのを見かけて声をかけたのをきっかけに仲良くなり、今では俺の大事な友人だ。
誕生日はまだ来て無いらしい。
3人目も女の子だ。名前はフィーネ。密かに俺が恋心を抱いている相手だったりする。両親の友人の娘で、レインよりも昔からの付き合いになる。
来週で彼女も誕生日が来る。
だいたいこんな感じだ。
あれから10年が経ち、この世界についてしれたことが増えた。主に魔法についてだ。魔法について紹介しよう。
魔法は火、水、土、風、雷のこの5つの属性がメインだそうだ。
ただし、魔法が使えるのはステータスを貰える時に、魔法適正のスキルが貰えた人のみで、このスキルはユニークスキルでないのに、スキルポイントでGETできない数少ないスキルの1つだ。
そして、このスキルを持ってる人は2人に人くらいの割合だそうだ。
ちなみにだが、レインはこのスキルを貰うことができず、とても落ち込んでいた。やはり、どの世界でも魔法をぶっぱなすのは子供の夢のようだ。
そろそろスキルが貰える時間になったみたいだ。さて、俺は魔法を使えるのかな。
急に体が光出した。レインの時もそうだったが急に光り出すのは何かあったのかと心配になる。本当に何かは起こっているのだが…。
光が止んだ。ということは、もうステータスが貰えたはずである。友人達もさっきから黙って俺の事を見つめている。
さあ、俺のステータスを見てみようじゃないか!
「ステータスオープン」
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