第98話 その夜の出来事②

「僕が…ほしい…?」


 困惑しながら、俺は思わずカーミラ理事長の言葉を繰り返す。

 同時に頭の中で、その艶めかしい声が幾度となく反芻する。


 チラリ…。


 俺はふとカーミラ理事長の肉体に目をやった。

 漆黒のロングコートからスラリとはみ出した、細くて長い脚。

 さらに、羽織っているコートは胸の中央部のボタン一点のみで固定されており、下に着用した真っ赤なドレスと、その隙間から顔を覗かせるのは、雪のように白くそしてはち切れんばかりの実り豊かな

 ドクン…ドクン…と、まるで早鐘を打つような自分の心臓の音が聞こえる。


 ゴ・ク・リ…。


「…だっ…だめですよ、だめに決まってるじゃあないですか!何を考えているんです!?」


 俺は頭をぶるぶるっと横に振り、カーミラ理事長のお誘いを却下した。


(あぶないあぶない…なんとか理性を保てたぜ…。転生してからそういう経験はまだないが、ぜ…前世では慣れっこだったんだからね!…画面の向こうの女の人とだけだが…シコシコ


「うん…?おっと、これは勘違いさせてしまったかな?うっふっふっふ…。失礼、言い直そう。私が欲しいのはではなく、なんだよ。…もっとも、若い男の子には?」


 人差し指を唇から首筋に滑らせ、こちらを覗き込むように艶めかしい視線を送ってくるカーミラ理事長。


 な…なんだよ、俺とをしたいんじゃあなく、俺の血が目当てってことね…?

 ちっ、残念…じゃなくて、びっくりさせやがって!

 まぁ血が欲しいってんならしょうがないか…って、んん?

 ちっ…血が欲しい!?

 それはそれでちょっとおかしくない!?


「…血…ですか…?ちょ…ちょっと意味がわからないんですけど…?」


 カチャ…。


 来客用カップを受け皿の上に置くと、カーミラ理事長は悪戯に成功した子供のように微笑みながら、小さくつぶやいた。


「だって私、吸血鬼ヴァンパイアだからね?」


「…!」


「そんな私が他人の血に興味を持つのは当然だろう?特に君のように若くて優秀な人間の血はねぇ、それはそれは美味しそうだもの…うふふふ…」


 目を丸くして驚く俺を尻目に、カーミラ理事長は、妖しく光る真紅の双眸と、口元からこんにちはとばかりに顔を出す、2本牙のようなものを惜しげもなく晒して笑っていた。


「…ヴァン…パイア…ですか…?」


 上の歯で下唇を噛みながら、“ヴァ”…?

 …まさかのカミングアウトに、些か動揺する俺。

 だが不思議と恐怖を感じることはなく、そればかりか俺は、揺らめくろうそくの炎に照らされたカーミラ理事長の様子を見て、美しいとさえ感じてしまった。

 ヒソヒソ…だいぶ年上だろうけどさ…ヒソヒソ。


「さすがはレインフォード君、物怖じしないんだね?ふふふ…大抵の人間は“噛みつかれるぅ!吸血鬼にされちゃうぅ!!”なんて言って、逃げ出すんだけど?」


「いや…まあ、危害を加えるつもりならとっくにやってると思いますし?先般の魔道具科のこともありますので…」


 俺は目の前のカップを手に取ると、少しだけ水を口にした。


「…ほほう、なかなかクールじゃないか。しかし、くくく…もしかしたら、この瞬間にも突然私が豹変して、君を頭から丸かじりにしてしまうかもよ…ぐへへぇ…」


 カーミラ理事長はイッと牙を剥き、両手をそれぞれ顔の側まで持ってくると、指を折り曲げたり伸ばしたりを繰り返す。

 そのコミカルなその姿に、俺はついつい笑ってしまった。


「ぷっ!それじゃあヴァンパイアっていうより、狼男じゃあないですか」


「おいおい、性別を間違えるんじゃない、失礼な生徒め。…ふっ、まあ君の言うとおり、私は別に君に害をなす意思はないさ。率直に言うと私は、別に他人の血を継続して摂取しないと生きていけないということはないよ。君たち人間と同じだね、普通の食べ物を食べていれば生きていく上では何のは問題もない。新鮮な野菜も食べれば、ぷりぷりのオークの肉も食べるしさ。…あぁ、キノコ類は苦手だから死んでも食べないがね。あの食感がどうも苦手でね」


 カーミラ理事長は苦い顔で、ベッと舌を出した。


(へぇ、ヴァンパイアってもっと常に血を求めるモンスターみたいなものかと思ったが…、そうでもないのか。それともこのカーミラ理事長が特別なのかな?)


「ただ……?」


 そう笑いながら、右手の指ねっとりと、かつ、何度もいやらしく動かすカーミラ理事長。


「ぶっ!?」


 俺は口の中の水を盛大に吹き出した。

 なんつうこと言うんだ、この人!

 というか本当にこれで教職員かよ!?


「あはははははは!!君は本当に面白いな!いやあ、実に揶揄い甲斐があるよ!」


 か…勘弁してくれ…。

 誰かこのセクハラ上司をつまみ出してください。


「…ま、冗談はさておくとして。要はね、デザートなんだよ、レインフォード君」


「デザート…ですか?」


「そう。君もシナモンの食堂で、食後にデザートを食べるだろう?あぁ、もちろん私も頂くよ?あの堕天使パフェだったかな、最高だねあれは。聞くところによると、なんとあれも君の発案らしいじゃないか、レインフォード君。ここ数百…ゴホンゴホン!!ここ最近の理事長メモリーにおいては、最も衝撃を受けたものの1つだったと断言しよう」


 …突っ込まない…、俺は断じて突っ込まないぞ!


「おっと、またまた話が逸れたね。まあ簡単に言えば、他人の血は私にとって、必ず摂取しなければならないものという訳ではない。けれど、あったらあったで喜ばしいものなのさ」


 コク…。


 カーミラ理事長は一口水を飲み、その紅い唇を湿らせると、ふっと一息ついた。


「まあ…普通はね…」


「…?…普通は…?」


「ふむ。ヴァンパイアとして、他人様よりほんの少しだけ長く生きてきた私なんだがね、実は今この瞬間の心持がすごく不思議なんだよ、いや困惑していると言ってもいい。あったらあったで嬉しいかな、という程度にしか思っていなかった他人の血。…けれど何故かね、君の血に関しては、昼間一眼見た時から、これがもう、欲しくて欲しくてたまらないんだよ…。自分を抑えられなくなりそうな程に…ね」


 カーミラ理事長はおもむろに長い脚を組み替えると、口元の辺りで両手を組み、こちらをじっと見つめ始めた。

 深紅の双眸が一層紅く妖しく輝きはじめる。


「…げぇっ!?…ちょっ…マジですか?か…勘弁してくださいよ…」

 

 ちょっと理事長さん!?

 言ってることとやってることが全然違うじゃあないですか!?


 ガタン!

 ガタタン!


 俺が勢いよく立ち上がったせいで、椅子が転った。

 そのままゆっくりと後ずさるが、カーミラ理事長も椅子から立ち上がると、同じだけ前進してくる。


 ザッ…ザッ…。

 カツ…カツ…。


「り…理事長、ちょ…ちょっと冷静になりましょうよ…。王都の魔法学校で、理事長という立派な肩書を持つ方が、つい生徒の生血を吸っちゃいました…なんてことが公になったら、ほら、王様とか宰相とか、そういう偉い人たちに怒られますよ?」


「それは問題ない。王国上層部は、私がヴァンパイアであることはちゃんと知っているさ。まあ色々と大人の事情というものがあってね、それらを承知の上で、私は彼らから学校の運営を任されているんだよ?まあここではサイモン君ぐらいしか知らないはずだけどね」


 なっ…なに~!?

 そんなとんでも事実があるなら、無理に俺を入学させる前にちゃんと説明しとけよな、あいつら~!!


「で…でもですね、ほら、…僕なんてガリガリで筋張ってますし、最近かなり、べ…べべ便秘気味だし、血を吸っても、多分臭みやエグみがすごいですよ?オエェ…ってなりますよ?」


「なんと便がうまく出ないのか、それは大変だ。だがそれも問題ない。いや、むしろ安心してくれ、私はヴァンパイアだよ?対象者の血に触れることで、その魔力量や適性属性、果ては健康状態や疾病の有無などなど、本人にすらわからない様々なことがわかるからね。いやぁめでたい!これで君の大便問題は解消したも同然だ!」


 健康診断かよ!?

 ちっ…適当なこと言うんじゃなかったぜ~…。


「いやいや、それでもやっぱり、ちょっと血を吸われるっていうのはお断りしたいかな~と…。恐縮ですが、首筋とかを?噛みつかれるのって大変痛そうですし、それ以上に怖いですし…。ぼ…僕なんかより、隣室のクリントン君の方が身体とかぷりぷりしてて美味しそうですよ?彼ならきっと、血もお肉も栄養満点ですよ!?」


「…どうかなぁ、ちょっと脂っこそうだからね、彼は。ふふふ、まあそんなに嫌がらないでよ。それに私は齧り付いたりしないさ。そんな方法で血を摂取するのは、四流劣等種のすることだからね…。私は指先でほんの少し君に触れるだけでいいんだ、そこから血を頂戴することができるからね。無論、君の身体には痕跡一つ残らないし、痛みや後遺症等、悪影響は一切及ぼさないと誓おう。…何なら天井のしみの数を数えてもらっているうち、いつの間にか終わってるさ。だからほら…ほんの指先だけ、ほんのさきっぽだけでいいからさ…ね、頼むよ…?」


 ニヤニヤしながら、右手の人差し指をふにふにと動かしつつ、ジリジリと近寄って来るカーミラ理事長。


 いやらしい言い回しすんなや!?

 てか前言撤回、あんたは血に飢えた狼だぁ!!


「お…おい、シロ!ご主人様のピンチだぞ!!助けてくれ!起きろ!いや、起きろください!」


 俺はベッドの側で変わらず爆睡するシロに助けを求めた。

 神獣フェンリルたるシロなら、この肉食系狼女子(年配)から俺を救ってくれるはず…!


『…(チラリ)…フンスッ…』


 だが頼みの綱のシロは、一瞬だけ目を開くと、不機嫌そうに鼻を鳴らして再び寝息を立て始めた。


「なんでさっ!?」


「うふふふ、シロ君も我々の仲を認め、祝福してくれているのではないかな?…ということで、もうそろそろいいかな?私はもう我慢の限界なんだ…じゅるり…」


 いつも俺がピンチの時、颯爽と駆けつけてくれるヒーローのようなシロが、今日は何故か非常に冷たい目で俺を見ていて助けてくれない!

 やばい、このままじゃマジで吸われる!干からびるぅ!!

 悪影響はないだとかそんなこと言われても、怖いもんは怖いよぉ!!


「ひえぇ~!?何がデザート感覚ですか!!メインディッシュ感満載じゃあないですかぁ!!」


 ガタン!

 ゴトン!

 パリーン!!


 必死に逃げ回る俺。

 椅子が倒れ、食器が落ち、机の上の物が床に散乱する。

 だが…。


「あれ…、おかしいな…。なんだか急に、身体が重く感じるぞ…?」


「ふふふっ…やっと効いてきたか。さすがだね、レインフォード君。君の持って生まれた魔法に対する抵抗力は、賞賛に値するよ」


「ぐっ…魔法…?いつの間に…?そんな素振りや詠唱はなかったのに…」


「不思議そうだね、レインフォード君。1つ聞くが、のは初めての経験かい?もしそうなら、大変光栄だ。私は君の初体験を奪ってしまったというわけだからね?」


 ———————魔力眼まりょくがん


 ほ…本で読んだことがあるぞ?

 ずっと前にマッチョ父の書斎の壁に、視力検査のCの文字を魔法で刻み込んで遊んでた時、バレて怒られそうになり壁を壊して逃げる途中、たまたま近くにあった本を掴んで持ち出しちゃったが、それに書いてあった気がする。

 え~っと、たしか魔力眼っていうのは…。


「そう。魔力眼とは言葉どおり“魔力を宿した眼”だ。この私の眼のようにね」


 カーミラ理事長は、自身の真紅の瞳を指した。


「そして、この眼そのもので、自身の修得した魔法とは違う“固有オリジナルの魔法”を行使することができるんだよ。そういった能力を持つ魔法使いを、通称“魔眼持ち”なんて呼んだりするのさ」


「…そうか…。カーミラ理事長…あなたのその紅い眼は…」


「ふふふ…。君が度々情熱的な視線を送ってくれたお陰で、たやすく仕掛けることができたよ。ちなみに今私が君に掛けている固有魔法は“石化”と呼称していてね。対象者の目を通じてその魔力に干渉し、肉体の動きを封じる力があるのさ。昼間アルベール君に軽~く掛けた時、効果てきめんだったろ?まあ君は思いっきり掛けても、まだ動けるみたいだけどね」


(やべぇ…動けねぇ…。単なるセクハラ親父じゃあなかった。くそっ…とんだ隠し球を持ってやがったぜ…)


「さぁ、夜も更けてきた頃合いだ。そろそろ頂こうか」


 カツン…カツン…。


 パリコレのモデルさんみたく、優雅にそして艶かしく歩み寄り、俺の首元にスッと手を伸ばしたカーミラ理事長。


「ぐくっ!?うあああ!!」


 ドスン!

 バタン!

 どんがらがっしゃあ~ん!!


 最後の抵抗を試みてカーミラ理事長に体当たりする等、力の限り大暴れした俺だったが…。


 ぽよん…。


(ん…?なんだこの柔らかい感触は?)


 ぽよんぽよん…。


(ぽよんぽよん…?え…えらく柔らかく幸せすら感じるこの感触は…って、げげ!!これはぁ!!?)


「あ…いや…、これはその…ハプニングといいますか…僕としても、決してわざとではなくですね…」


「う~ん、情熱的だね、レインフォード君。こういうシチュエーションで血を頂くのも悪くないな。いや、むしろ新鮮で病みつきになりそうだよ、うふふふ」


 迫り来るカーミラ理事長と揉み合いになって転倒した俺は、どういう訳か理事長の上に覆い被さるような体勢で、かつ、両手で彼女のたわわな胸を鷲掴みにしてしまっていた…。

 

 眼前に形の整った見目麗しい理事長の顔があり、真っ赤になってしまう俺。

 しかし上手く身体を動かすことができず、ここから飛び退くこともできない…。

 い…今だけは身体を動かせなくてむしろよかったかも…なんてことは決して思ってないぞ!!


 スッ…。


 再びカーミラ理事長の右手が俺の首筋へと伸びる。

 柔らかい指の感触と、温かなぬくもりが伝わってくる。


(くっ…もはやこれまでか…?)


 万策尽きた…とばかりに、諦めの境地に達した俺だったが、その時の出来事だった。


 ドカァン!!


「くぉらぁレインフォード!何を騒いでいる!一体何時だと思っとるんだ貴様ぁ!?非常識にも程があるだろう…って…えぇ?こ…これは…?」


 突然勢いよくドアを開けて部屋に闖入してきたのは、ご存知、お隣さんのクリントンだった。

 部屋に入るや怒鳴りちらしていたが、次の瞬間には目の前の光景に絶句していた。


「や…やあ、こんばんはクリントン。とても素晴らしいタイミングだよ。僕としては君の来訪は大変喜ばしいことなんだが、些か誤解を招く状況ではあるかもしれない。だから先入観を捨ててよく聞いてほしい。これらは全て…」


「そうそう、クリントン君。誤解してはいけないよ?私たちはただ、お互いの肉体を通して、血と血を交えようとしていただけなんだよ。有り体に言えば、私はレインフォード君と融合しようとした、と言っても過言ではないのかもしれないね」


 ちょっ…なっ…何言ってんだコイツ…!!?

 誤解を解くどころか、誤解が誤解を招いて、六階にも七階にもなっちまうだろうが!!


「…ま…まま…交わる!?…りっ…理事長の…お…おぱっ…おぱっ…おっぱ…?きゃ…きゃ…きゃあああああ…☆○△□?!?!!」


 ぶっしゅーーーー!!

 どてーん!!


「…どわぁあ!?す…すげぇ量の鼻血が!?」


 純真?で免疫のないクリントンは、目の前の光景に頭をスパークさせたのだろう、思いっきり鼻血を吹き出してぶっ倒れてしまった…。

 ど…どうすんだよ、これ…。


「あちゃぁ…。私としたことが…、クリントン君に悪いことをしてしまったかな…」


 そうつぶやきながらカーミラ理事長は、俺をよけてゆっくりと立ち上がると、そのまま鼻血をぶちまけて卒倒したクリントンの方へと歩み寄る。

 そして。


 サアァァァァ…。


「…!」


 クリントンの側にしゃがみ込んだカーミラ理事長が、床に飛び散った血にその右手をかざすと、さっきまで確かに液状であったそれが、まるで霧のように舞い上がったかと思うと、そのまま手の中へ吸い込まれるようにして消えてしまった。


(な…成程…あんな風に血を吸うのか。俺はまたてっきり首とかに指をぶっ刺されて、“WRYYYYYYYY!!”とか言いながらズッキューンって感じで血を吸うのかと…)


 床に突っ伏したまま動けず、目を白黒させる俺を見ながら、カーミラ理事長はその場にスッと立ち上がる。


「ふふっ…、興が削がれてしまったね。今日のところはクリントン君の血で満足しておくとしよう。若いだけあって、なかなか新鮮だったしね。レインフォード君との逢瀬は、またの機会に愉しむとするよ」


 カーミラ理事長はにっこりと微笑むと、クリントンが開け放ったドアの方へゆっくりと歩いてゆく。

 その両目は、もう先程のように光ってはおらず、落ち着いた綺麗な赤色に戻ったようだ。


 そんな後ろ姿を見つめながら、俺は大きくため息をつく。


 や…やっと諦めて帰ってくれるんか。

 全くえらい目にあったぜ…。

 今度からは魔除けに十字架でもぶら下げて、俺はニンニク満載の餃子でも食っとこう…。


「あぁ、そうそう。レインフォード君」


 不意にピタリと歩みを止めて、こちらを振り返ったカーミラ理事長。


(げげっ!?やっぱり気が変わってズッキュンされるんか…!?)


 思わず身体を強張らせた俺だったが、カーミラ理事長の口からは、予想外の言葉が飛び出した。


「血を確認してわかったんだが…」


 なんだ?

 クリントンの奴、血糖値とコレステロール値がダメだったか?

 まあ太ってるしなぁ、それはそれでしょうがな…


「…呪われてるよ、彼」


 唐突にカーミラ理事長から放たれたその言葉。


 その時俺は、カーミラ理事長の発した言葉の意味がよく分からず、しばらくの間、床で寝息を立てるクリントンの顔を、ぼんやりと見つめることしかできなかった。

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