序章:2 戌探偵と探偵犬
雨月
わたしの名は、ニール。
新米の探偵犬だ。
肩書きの示す通り、わたしは犬である。
狩猟犬の血統で、引き締まった肉体、肉厚な垂れ耳と栗色の毛並みが特徴だ。
わたしは今、相棒と共にとある現場に向かっている。
運転をしている細身の青年が、わたしの相棒にして主人。
探偵セディ・スフレである。
種族は
修行時代から組んでいたわたし達は、
不謹慎だが、我らにとってこの時期は、絶好の見せ所なのだ。
「そろそろだな」
と、主人が呟いた。
霧に覆われた通りの先に、妖しい光を放つ看板がかろうじて見てとれた。
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