TRPGシナリオ【レガリア】の素案・プロット的な

TRPGシナリオ【レガリア】

■コンセプト

・熱いやつ

・ジャンプ的熱さではなく、ちょっと捻ったような

・短め。絶対短め

・王位継承

・エクスカリバー


■ハンドアウト

①王位継承者

あなたは現国王の第二子王子または王女であり、王位の正統なる後継者である。13歳から治政、武芸の教育を与えられてきた。

13になるまでは、とある騎士家系にて育てられており、8歳にて父が戦場で戦死。遺族年金によって裕福とは言えずとも病弱な母と静かに二人で暮らしていたが、その母も旅立つと同時に王宮からの使者により自分が王の落胤であると明かされる。

王になることに一切の迷いはなく、当然のこととして受け入れているだろう。

王位を継いでからの望みとして奴隷制の撤廃を抱いている。


②従者

あなたには、永遠に叶うことが失われた約束を交わしている。

かつて幼いころ、世話係として仕えていた第一王子または第二王女と、その者が王位を継いだ時、お互いに助け合うことを真の忠誠と友情のもとに誓い合っていた。

しかし、彼または彼女が五年前の火災で亡くなった際に、約束は永遠に失われ、代わりに第二王子または第二王女を助ける道を選んでいる。

現在仕えている王子または王女が王位を就くことに疑いはないが、もし、かつての友人でもある主君が生きていれば、と時折考えてしまうだろう。


③従者

あなたはゾーラ教の敬虔なる信者である。

ここ数日、あなたは夢の中、あるいは不意に誰とも言えぬ男の声を聞く。聞き覚えはなく、しかしどこか慈しみと優しさが込められた声はあなたと、同じく王子に仕えるプレイヤー②の名前を呟いている。

あなたにとってゾーラ教の教えは絶対であり、司祭が唱える教えや考えに絶対の信頼を抱いている。

王権はゾーラ神に与えられるものであり、現在あなたが仕えている王子または王女も、儀式によって認められれば正当な後継者となるだろう。

単純に言うと、司祭が「死ね」と言えば死ね




■流れ

●起

・世界観の説明

・ゾーラ教の西方支部からの便りが途絶えている

・ナルサス的なやつが「調査に行ってこい」

●承

・西方支部壊滅

・壊滅した支部を漁っていた盗賊が登場。バトルして話が聞ける


●転

・城に帰ってくる

・ナルサス的なやつが話しかけてくる→西方支部についての様子を尋ねてくる

・教会が襲撃されるにはそれなりの理由がある→ぜひ史料室で調べてみなさい

・史料室では国の成り立ちから戦歴。ゾーラ教との付き合い方が出てくる

・資料室が終われば、第三勢力からの襲撃→バトル

・敵の将軍がプレイヤー①の名前を聞く→「そうか、敵を欺くにはまず味方からか」などと意味深なことを言う

・捕虜が捕まったとの報告→プレイヤーたちを王城へ連行

・「なんか敵さん、君たちと結託しているみたいなのだけど」

・軟禁→ナルサス的なやつの屋敷

・ナルサス的なやつの屋敷の客室で軟禁

・食事を運んできてくれたのはナルサス的な奴の嫁

・客室に、ナルサス的な奴が独自に調べた資料や纏めた書物が出てくる

・そこには、王の隠し子がプレイヤー①以外にも大勢いること。密かに王宮内で囲っていることがわかる

・調べ終わったあたりで、火事が発生。

・ナルサス的な奴が逃がす→「くれぐれも短気は起こしなさるな」「今回の騒動はいわば汚泥の溜まった湖のようなもの」「たとえ、全ての泥を掬ったところで、元を絶たねば再び清水は汚れましょう」「すでに中の書物を読まれたならばお分かりでしょう。怪しいのは北方支部です」「北方支部に行かれ、何もなければそれでよし。こちらの混乱も伝わっていなければ、そのまま匿っていただければいい。私も近いうちに向かいへ行きます故」

・北方支部へ

・北方支部へ行けばプレイヤーたちを見つける(プレイヤーたちが見つかる)やいなや捉えようとしてくる→バレていたか

・バトルするならよし。バトルしないのであれば、そのまま王子(王女)のもとへ連行

・王子(王女)とバトル/プレイヤー②にプレイヤー①を斬らせる


●結

・司祭を連れて、王都へ。

・ナルサス的なやつが出迎えてくれる

・今後のことをちょっと話して終わり

・誰が王様になるのか


■場面ごとの情報

●起

・ゾーラ暦343年

ゾーラ神から王権を賜った初代国王が建国したゾーラ国。

大陸の中心から沿岸部までを国土とするこの国は、国家間を行き来するために国内を通過せざるを得ないキャラバンから通行料を徴収し、また自らも豊富な資源や海産物を売ることで莫大な富を築いてきた。

 ゾーラ暦340年

 建国から城壁に傷一つ付けられなかった王城に、鉄壁の内側で大火が発生した。冬の澄んだ星空はたちまち灰色に覆われ、燃える業火は天上を支える不安定な柱のように民衆たちの目には映っていた。

 火の手は強く、王城に控えていた兵士たちだけではなく近隣民衆の手を借りながらも3分の2を失った。

 王は出火元から離れていたこともあり難なく逃げられたが、当時13才の次期国王──エイラムをはじめ多くの侍従、敷地の奥に作られていたハレムに暮らす妻たちは大火に行く手を阻まれ、焼け死ぬか断崖から身を投げ自ら命を絶った。見つかった死体の数は200を下らぬが、行方不明者数には届かず、さらに多くの被害者が見込まれている。

 火事は国家に不当な恨みを持つ一派であると突き止められ、組織に属する者たちは火刑に。家族たちは断頭台にて処刑された。

 唯一の実子が失われ、次期国王の継承が問題視されると、王は隠し子の存在は明かした。

 とある騎士家系にて病弱な未亡人と暮らしていたプレイヤー①である。


・ゾーラ教【一般的な情報】

かつて、創造神ゾーラが無垢な球体であったこの星に水を満たし、土と木々を浮かべ人の住める土地を作り出した。

ゾーラは男に狩りを、女に食べられる食物を、そして子どもたちに農作を教えた。

 生きる術を身に着けた人間たちはやがて自ら言葉を増やし、文字を生み出し、やがて火を自在に操るようになった。

 人間が自ら進化を行えると悟ったゾーラは、人間たちが焚いた火に身を投じ煙となって天上へと帰っていった。

→大事なのは別にゾーラ教の原典に奴隷を定義するようなものは無いこと。

→自ら進化を行える。つまり、学習し発展できる者こそが人間であり、学習せず(させず)ただ言われたままに労働し食う寝るの生活を過ごす生き物は畜生と同じであるとする教えの解釈を広げて奴隷を否定していない。


・奴隷制度

奴隷は戦場や、征服した土地から連れてきた捕虜がほとんど。

身分の区分に奴隷があり、無暗な殺生や非人道的な扱いをしなければ、どのように扱おうと咎められない。

 決まりとして、奴隷の両足首には枷を嵌め、鎖で繋ぐことが義務付けられている。

 この鎖の長さで、奴隷にも階級がある。例:楔の数1個より2個の方が偉い。ただし、奴隷は奴隷。

 衣食住を確保できるのであれば、一般家庭にも奴隷を飼うことは許可されている。


・教会

 ゾーラ国の土地は広大であり、土地ごとに大小さまざまな教会がある。さらに、それらの教会を束ねる支部が東西南北に一つずつ存在している。


●承

・西方支部 外

周辺に近づくにつれ、風に血の匂いが濃くなる。

無惨にも死体が転がり、慣れぬ武器を取って応戦したのだろう。地に捨てられた武器たちには血がほとんどついていなかった。


☆バトル→盗賊たちとバトル

「俺たちじゃねえ」「よくわかんねえやつらが襲っていった」「率いていたのは少年(少女)」


☆目星→死体へ盗賊が行う金歯の抜き取りや装飾品の奪取が行われた様子がない


・西方支部中

 奥へと進むほどに女子供の姿が増えていく。ぐじゅぐじゅと何かが死体を啄む音が薄暗い廊下に響き、ハエの羽音が貴方たちの鼓膜を不快に揺らす。

 内部は荒らされており、食糧庫などからは盗まれていることがわかる

☆目星→荒らされてはいるが、妙な人工的な違和──荒らす場所を予め決めていたように見て取れる。盗まれているのも食糧庫や金庫のみであり、ゾーラ教の宗教物にはほとんど手が付けられていない。


●転

史料室

・国の成り立ち編

もはや指導が無くとも人間自ら進化が出来ると気づいた創造神ゾーラは天上へと帰ることにした。人間たちが起こした火へと飛び込む直前、ゾーラは一人の男に一振りの剣と一本の錫杖、一冊の書を授け、民たちの導き手として指名した。これがゾーラ国初代王の誕生と、建国の瞬間である。


・国王の継承

歴代の国王から初代ゾーラ国王の血は途絶えていない。つまり、ゾーラの国王になるためには現国王の血統者たる必要があるが、しかしそれだけでは戴冠の資格を満たしているとはいえない。

国王になるためには、創造神ゾーラに認められなければならない。これは【絶唱の儀】にて明らかにされる。

【絶唱の儀】とは、ゾーラ教の四大司祭が、王城地下の天啓の間にて、天上へと昇った創造神ゾーラが告げる次なる王に相応しい人物の名を聞き、その名を復唱する儀式である。

四人が異なる名を復唱している間は、それは正しくゾーラの声を聞けていないからであるので、正しく一致するまで行われる。過去、司祭の”質”が悪かったときには三日三晩絶え間なく復唱が行われた事例もある。


・継承物

王位の正しき継承者には、王冠。そして、初代国王が創造神ゾーラから賜った黄金の剣、黄金の錫杖、黄金の書を渡される。

黄金の剣には、王の守りが国土全てに届くような速さを。黄金の錫杖には民に光を絶やさぬよう無尽蔵の魔力を。黄金の書は傷ついた民を癒せるように人類が未だ到達できぬ心得を授けてくれる。


・3年前の大火についての報告書

死者:300名

傷病者:500名

行方不明者:50名

※上記は判明しているのみ。

第一王子(王女)の遺体は見つかっておらず、当時、第一王子(王女)が無断で持ち出していた黄金の鞘も行方不明。剥き出しの剣だけが、崖下の岩礁から見つかっている。


●転②他国が攻めてきた!

・隣国のアインダ国が一万の兵で攻めてきた。

かねてより、周辺諸国に不穏な動きを察知していたゾーラ国は守備の兵を分散。アインダ国側にも防衛線を張っていたが予想以上の大群に破られたのだろう。

現在、国内に残っている兵は7000。攻防戦において、防衛側が有利とは言え、状況は五分であろう。

「申し訳ないが、王子自らも出陣していただきたい。油断はできないが、敵は疲弊しています。なに、適当なアインダの将軍を一人二人打ち取り、首を持ち帰れば、王子の箔もつくというものでしょう」

「これら(黄金の剣と錫杖、本)を持っていきなされ。なに、いつかは貴方が受け継ぐもの。それに、今回は御父上の王も参戦されぬ。次期国たる貴方が代理で掲げていても問題はありません」

「錫杖と本は守護者たる彼らに持たすのもよろしいかと。必ず力となるでしょう」


疲弊しているはずのアインダ国軍の勢いは激しく、合戦が始まるとたちまち王子たちは率いていた隊から分断されてしまう。

そこに、100人ほどの兵を率いたアインダ国将軍──アジャータシャトルが現れる。

「迷いネコの如く兵も連れずにうろつく御人がいると思えば、その甲冑にその剣。身分ある方と心得る。名を聞いておこう」

「なんと次期国王として名を馳せるプレイヤー①とは。ここまで進行させたのは王子の罠であったか」

プレイヤーたちが否定したり、なんのことかわからないと言った雰囲気を出せば

→「この期にも崩さぬ姿勢、感服いたす。初志貫徹は我も嫌わぬことよ」

「ここはアインダ国将軍アジャータシャトルならびに部下二名が、僭越ながらゾーラ国王時とその側近殿たちへ決闘を申し込ませていただく」

バトル開始


●転③疑いがかけられた!

バトルが終わり、アジャータシャトル将軍の部下が遺体を連れて退散した直後、数十の兵が貴方たちを取り囲む。そのうち、一人の男が前に出る。男の甲冑の胸元には他の兵士たちとは異なり、薔薇の紋章が描かれている。この紋章は王の直属憲兵隊──枢密憲兵の証であり、限定的であるが王と同等の行使力を有している。

「プレイヤー①王子(王女)。王城までご同行願いたい」

→連れていく。

王城の広間にて、なんか狡猾そうな中書令──レウクトラと話が始まる。

レウクトラは王が政務に参加できない間は代理として政治を行っている人物。

「プレイヤー①王子(王女)、あなたに裏切りの容疑がかかっております」

「捉えた捕虜数人が、この作戦はあなたの手引きによるものだと口にしているのです」

「敵の作戦が実行された時期と、あなた方が西方教会へ赴いた時期が重なっております。この間、王子(王女)殿の動向を証明できる者がおりませぬ。不躾ながら、しばらくの間は我々の監視下に入っていただきたい」

→なんかちょっと話し合ったあと、

ナルサス的なやつ「ならば、我が邸宅で王子たちのお身柄を預からせていただきましょう」

「三年前の大火もあります。少しでも疑いのある者を神聖なる王城に置いておくわけにもいきませぬ」

「幸い、部屋には余裕がありますし、私と王子たちは気心の知れた仲。その方が王子たちも納得されるでしょう」


●転④裏切者は誰か!

邸宅に連れてこられ、ナルサス的なやつの書斎に押し込まれる。もちろん監視付き。

ナルサス的なやつの嫁がご飯を持ってくる。嫁はあなたたちの時代の女性には珍しく、脛まで覆ったブーツを履いている。

「お夜食をお持ちしました」

「夫からこの書斎は自由にしていいと言伝を預かっております」

器の下に紙が隠されている。

→「くれぐれも短気は起こしなさるな」「今回の騒動はいわば汚泥の溜まった湖のようなもの」「たとえ、全ての泥を掬ったところで、元を絶たねば再び清水は汚れましょう」「すでに中の書物を読まれたならばお分かりでしょう。怪しいのは北方支部です」「北方支部に行かれ、何もなければそれでよし。こちらの混乱も伝わっていなければ、そのまま匿っていただければいい。私も近いうちに向かいへ行きます故」


書斎で色々見ることが出来る。

ナルサス的なやつの調査書


・三年前の大火について

当時、大火の原因は王政に不満を持っている集団による者たちの犯行だとされているが、いささか疑問が残っている。

① 行動が性急すぎる。

大火によって王が失われたとして、果たしてその後はどうするつもりであったのか。王位の簒奪が目的であったのならば、あの夜、混乱に乗じて王を討ち取ることもできたはずだ。

② 犯人たちの調書を見ても、あまりに手順が出来すぎている。

もちろん、準備を入念に行っていたと考えるべきだが、それなのになぜ、王を確実に殺せるよう燃やさなかったのか。

③ 調査への不信点

国家への不安は早急に対処すべきである。だからといって、調査を十分に行わなくても良いという大義名分にはならない。不十分な調査では全容を把握することが出来ず、次に起こりうる混乱を予測出来ぬからである。

大火の犯人は目撃証言によって突き止めたとあるが、その目撃者たちは実在しない、あるいは三年前より以前に死亡していた人物がほとんどであった。つまり、証言のほとんどすべてがでっち上げだ。これにより、次の三つの可能性が考えられる。一つ目は、大火それ自体が不慮な事故であり、王城の警備を担当している憲兵たちが見回りの不徹底ないし職務怠慢によって大事に成ったことを隠すために、関係のないないし、以前より王権の転覆を企てていた集団へ責任を押し付けた可能性。二つ目は調査を行った憲兵たちによって大火が引き起こされ、その罪を前者の者たちへ擦り付けた可能性。この場合前者よりも強い意志で企てられていたと考えるべきである。三つ目は、この大火が憲兵団の上位者、あるいは憲兵団よりも権力を有するものによって引き起こされた可能性。二つ目との違いは、反逆の意思が憲兵団全体へと浸透しているか否かである。浸透していた場合、可能性の二つ目に真実は近しいだろうが、所属する者全てが国家転覆を望んでいるとは考えにくい。ならば、憲兵団を自由に動かせる誰か、あるいは複数の人物が火をつけたのではないだろうか。

以上のことから、一見活気に満ちたこの国にも井戸端と酒場だけでは発散しきれぬ恨みを持った者も少なくないと考えられる。


・王の隠し子について

現12代国王オースティンは病に伏した今でこそ新しい春を迎えていないが、十年ほど前までは歴代の王たちも舌を巻くほどの漁色家であった。有力諸侯の娘から、城の使用人。果ては街にまで使者を派遣し、目麗しい女性を見つけさせるほどの。ある意味、恋愛において身分の違いなど意に介さぬ先達として歴史に名を遺すのかもしれない。人のことは言えぬが。

13年前、とある事件がハレム内で起こった。オースティン国王の妻、三人がほぼ同時刻に死亡した事件である。死因は毒。これにより、毒を入れたメイドとハレム付きの医師が処刑された。三人それぞれの動機は閉鎖された女社会にありがちな、膨れ上がった嫉妬と愛憎の爆発。もしかすれば、この事件の発端となる出来事が三人の間であったのかもしれないが、解明は私ではない詮索屋に任せるとしよう。

ここでの話題は、この三人はオースティン国王との子どもを授かり、育てていたことである。これは、公式の記録にも残っている。性別はそれぞれ【プレイヤーに対応】。生まれの年も同一で、三代前が女王であったことから、【女キャラの人数】にも王位継承の可能性は大いにあった。しかし、13年前の事件をきっかけに王の妻を殺した2人の子どもは王宮に残しておけないと、適当な庶民の家庭へと孤児と偽り養子に出している。残りの1人は、王位の空白を恐れて王宮内から追放をしなかった。王は会おうとはしなかったが、それでもそれ相応の環境を与えていたことから複雑な心境があったのだろう。


・プレイヤー①について

プレイヤー①の存在は、3年前に【王子か王女】が王宮にやってくるまで知る者は少なかったと同時に、驚きを得る者も少なかった。オースティン王の過ごした春の数は夜空の星々のようで、せいぜい我々が知るのは1等星2等星の名前のついている星のみ。周囲の輝きに紛れたか流星の如く速さで過ぎ去った一夜の愛劇は数多いことであろう。そのうちの一章なかに子を成していたとして、なんら不思議ではない。ただし、劇のヒロインが誰であったのか。【王子か王女】が無事、戴冠に至れば名もなき女優から一気に舞台の中央で幕が下りるのを待つ主演女優になるはずその女性に関して、調べても一切の情報が見つからぬことだけが、不可解と言えば不可解であるが……。


●転⑤最終決戦

北方支部は静かであった。

戦場から離れているとは言っても、アインダ国の大義名分は偽りの神話を掲げるゾーラ国の粛清。ここも攻撃されていておかしくはない。ましてや、なんの警戒もしていないのは異様である。

貴方たちが近づくと、警備役の3人が近づく。

「こんな時間に何用でしょうか」

→基本、通さない。無理を通せば戦闘。なにか言いくるめがあればそのまま司祭の元へ。

本物の王子または王女登場。

戦闘開始


●結

結末はプレイヤー次第

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俺の書いている途中 白夏緑自 @kinpatu-osi

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