3. 王城の天辺

 エグリーズが晴れ晴れとした表情をして退室していき、アリシアもジャンティを呼びに行ってしまった。


 誰もいない広々とした王室の中で、レディオスは一人、椅子に腰掛け頬杖をついていた。

 しばらくすると、扉がノックされ、ジャンティが入室してきた。


「お呼びでしょうか?」

「急にすまない。座ってくれ」


 言って、自身もソファに腰掛ける。ジャンティが座るのを見届けると、早速口を開いた。


「リュシイの話を、もう一度聞こうと思う」

「左様でございますか」


 ジャンティは落ち着いた様子で応えた。


「驚かないのだな」

「いずれ、そうするだろうと思っておりましたから」


 そう言うと、にっこりと微笑む。

 なにもかも見透かされたような気がして少し癪にさわったが、構わず続けた。


「彼女を信じた訳ではない。それは、わかるだろう」

「ええ、もちろん。けれど、冷静に彼女の話を受け止める必要があるとお思いになったのでしょう?」

「そうだ」


『問題は、彼女が嘘をついているのかどうかではありませんよ』


 リュシイがレディオスとの謁見を果たしたときに、ジャンティが言った言葉だ。

 では問題は、どこだろう。


「アリシアですら、あの取り乱しようだ。一般の国民なら一瞬の間に虜になってしまうだろう」


 レディオスの言葉に、ジャンティはうなずいて返した。


「事実、村では一村民であるはずの彼女が、『姫』と呼ばれて崇拝されておりました。彼女がその気になりさえすれば、一つの宗派を創ることなど造作ないことでしょう」

「そなたは彼女がいつか、徒名す者になるかもしれないと思うか?」

「それはわかりません。が、もしも彼女が本当に大地震が起きると信じていると仮定して、ここで話を受け入れなければ、彼女はどうするとお思いですか」

「……国民を煽動するかもしれない」


 レディオスはソファの背もたれから身体を起こすと、手を組んだ。


 村人たち、エグリーズ。彼らは完全に彼女の力を信じている。

 アリシアも、彼女の力は作為的なものだと納得しているようには見せてはいるが、心の中では疑心暗鬼のままだろう。

 ジャンティの考えは読み切れないが、まったく否定するという訳でもなさそうだ。


 予言のタイミング、その内容。どんな方法を使っているのかは知らないが、予言の的中率。加えてあの神秘的な美貌。声。

 なるほど、無垢な者であるならば、あっという間に彼女を崇拝しきってしまうのかもしれない。


「ジャンティ」

「は」

「もしも……もしもだ、万が一、偶然にも地震が起きたとしたらどうなるだろう。しかも事前にその話が広まっていたとしたら」

「……考えたくない結末になりそうですな」

「そうだ」


 皆がくだらない戯言だ、偶然だ、と一笑に付すとは思えない。

 問題は、そこだ。


「いい機会だ、防災に努めてみるのもいいかもしれない。城下の調査に当たってくれ」

「御意」


 ジャンティはうなずくと、では早速、と腰を上げた。


「控えの間にアリシアが待機しているだろう。客人をここに呼ぶように伝えてくれ」

「お一人で会われるのですか?」


 不安げなジャンティの問いに、ふっと笑う。


「心配するな。手荒な応対をする気はない」

「それはようございました」


 ジャンティは一礼すると、退室していった。


          ◇


 レディオスは一人、剣を手に持ってじっと眺めたあと、立ち上がって手近な棚の上にそれを置いた。

 念のためだ。

 もう、衝動的に人を斬ろうとした、あのときの自分ではない。

 しばらく棚の上の剣を眺めたあと、レディオスは腕を組んで宙を見つめた。


 問題は、彼女の予言が本物か偽物かではない。偶然にも地震が起きたとき、それに対処できるか。

 大地震が起きるなどという不吉な予言は外れたほうがいい。それは言わずもがな、だ。

 しかし偶然であれ何であれ、地震が起きてしまったなら、悲惨な状況になることは手に取るようにわかる。


 震災によって受ける打撃はいかほどのものだろうか。

 少なくともレディオスが生まれてからは、大きな地震はなかったように思う。

 そのせいか、レディオスを含み国民は皆、震災というものに対して無頓着だ。

 どれだけの被害になるのか、想像もつかない。

 また、震災後の国民の動揺も計り知れない。混乱に陥ることは簡単に想像できる。


 そんなとき、実は事前にこの地震を知っていた者がいた、という話が出たらどうだろう?

 しかもその者は国王に進言していた。それを王は突っぱねた……。


『考えたくない結末になりそうですな』


 ジャンティの言葉が、ふいに蘇った。


「まったくだ」


 ぽつりとつぶやく。

 下手を打てば、国家存亡の危機となる。


 もちろん、彼女の予言を悪戯に広める訳にはいかない。耳に入れた者が混乱することは間違いない。それが恐ろしくもある。

 いい機会と思って秘密裏に防災に努めるのもいいだろう。


『頭ごなしに否定するのではなく、彼女の言葉に耳を傾けてみたらどうだ』


 どうやら、エグリーズの言うことを聞く羽目に陥っているらしい。少し癪にさわるが仕方ない。


 そのとき、王室のドアをノックする音が聞こえた。どうぞ、と応えるとアリシアが入室してきた。


「失礼致します。お連れ致しました」

「ご苦労。入ってもらってくれ。それから、そなたは席を外してくれ」

「かしこまりました」


 言うと、アリシアは後ろに控えていたリュシイを室内にうながした。そして自分は身を引いて、ドアの外に消える。


 王室に一人残されたリュシイは、落ち着かない様子で、手を組んだり離したりしていた。瞳を伏せたままで、顔を上げようとしない。


「楽にしてくれ」


 来客用のソファに歩み寄りながらそう言うと、彼女はぱっと顔を上げた。

 いつ見ても、目を奪われる。

 首を動かすと流れるように輝く銀髪と、新緑の色の瞳。確かにこの神秘的な美貌は、国民の心を惑わせるかもしれない、と思った。


 しかしふと、その瞳が動き、一点で止まった。彼女の視線を追い、振り返る。何もないはずの石造りの壁を、じっと見つめていた。

 そう、そこには何もないはずなのだ。

 なのに彼女は先日ここを訪れたときにも、そうしてあの壁を見つめていた。


「なにか?」


 訝しげにそう問うと、彼女は慌てたように、右手を何度か振った。


「いえ、なんでもありません」

「……そうか」


 それ以上なにか言うのはためらわれたので、ソファに腰掛ける。

 が、彼女が小さくつぶやいた言葉が耳に飛び込んできた。


「見間違い……?」


 その言葉にばっと顔を上げる。

 王の着席を待って立ったままだった彼女は、下からの視線を受けて、狼狽しているようだった。


「なにを、見間違えたって?」

「あ、いえ、大したことでは」

「申せ」


 少し言いよどんだ彼女も、レディオスの強い口調に負けたのか、口を開いた。


「私の夢では……確か、あそこには階段があったように思いましたので」

「階段……」


 レディオスはそうつぶやいてから、絶句した。

 なぜ、知っているのだろう?

 そのまま考え込んで、なにも言わなくなってしまった王の様子を見て、彼女は首を捻る。


「あの、私、なにか失礼なことを……」


 不安げに尋ねる彼女を置いて立ち上がり、壁際に寄った。リュシイはただそれを黙って見つめている。


 レディオスは壁に手を当てると、装飾かと思われた石の一つを壁から抜き取った。

 背後で彼女が息を飲むのがわかった。それを無視して、ぽっかり開いた穴に腕を突っ込む。指先に触れた輪に手を掛けると、それを思い切り引っ張った。

 すると。壁の一部がばくん、と鈍い音を立ててほんの少し動いた。壁に切り目が入ったようだった。

 唖然として口もきけないリュシイを尻目に、レディオスは先ほど取った石を元に戻してから壁の切り目に手を置いて、押した。

 するとその壁は向こう側に開く。

 そこには上へと続く階段が顔を覗かせていた。


「これか」


 レディオスは振り向いて、努めて冷静な声音でそう尋ねた。


「は、はい」


 彼女の返事を聞くと、レディオスは深くため息をついて、その中に足を踏み入れる。


「ついてこい」


 そう言ってそのまま、階段を上り始めた。

 リュシイはレディオスの言葉に弾かれたように慌てて駆け寄り、壁に開いた穴の中に入ってきた。


「閉じておいてくれ」


 上から言葉を降らせる。少女が開いたままのドアをそっと押すと、音もなく扉が閉まる。意外に軽いものなのだ。外側は石造りに見せてはいるが、本当の材質は違う。

 これで外側からは、そこに穴が開いていたなどとは想像もつかない、最初の状態に戻ったはずだ。

 窓はないので、扉を閉めると闇が迫ってくるもののように思えるが、間接的に光を取り込んでいるので足元ははっきりと見える。


「なにをしている。ついてこい」

「あ、はい」


 きょろきょろと辺りを見回していたリュシイも、レディオスの声に顔を上げて、階段を上り始める。

 少し早足で追いついてくると、レディオスの斜め後ろについた。


「別に秘密にするほどのものではないのだが、一応、王にだけに許された場所だからな」

「では、私などが上っては……」


 不安げに問う声。前を行くレディオスは苦笑しながら言った。


「いや、気にするな。王だけ、とは言っても前王妃も……私の母だ。それからジャンティも、当時王子であった私も、上ったことがある」

「エグリーズさまも?」

「エグリーズ? いや、あいつなどにはもったいない」

「そう、ですか」


 どうやら、今名を挙げた面々では、安心できなかったらしい。少女は、おそるおそる、といった感じで階段を上ってくる。

 この階段はいったいどこに繋がっているのだろう? 王にのみ許された場所とは、どんなところなのだろう?

 彼女の心の内が、聞こえてくるようだ。


「着いた」


 レディオスが短く言う。その言葉に少女は、顔を上げた。頑丈そうな木製のドアが目に入ったはずだ。

 リュシイが首を傾げている。レディオスはノブに手を掛けた。そして、扉を向こう側に押した瞬間。

 光の束が、急激に瞳に飛び込んできた。


「どうぞ」


 自分で発したその声が、柔らかく、優しさに満ちていたような気がして驚いた。

 誇らしげに宝物を自慢する少年のような、声音だった。


 少女は、何度か瞬きしてゆっくりと目を開ける。彼女の瞳に映るのは、一面の青空のはずだ。


「ああ……!」


 そう声を上げると、少女は駆け出した。

 目前に広がる、エイゼン王国。

 もちろん、全土とまではいかないが、相当の距離を見渡せる、高さ。


 展望台の端にたどり着くと、手すりに手を掛け、少女は目を細めていた。

 高さがあるからか、風が強い。視界を遮るように髪がなびく。


 ここは、王城の天辺。王のみに許された特権。

 ここから見える光景の、何と壮大なことか。広大な青空。山々の連なり。こんもりとした森も見える。悠久の川の流れも。

 身を乗り出して見下ろせば、城下の街並が見える。きっちりと並んだ民家や店舗が、玩具のようだ。


 手を伸ばして掴まえようと思えば、手の平の中にすべてが収まりそうなのだろう。少女は、腕を差し出していた。

 肩越しに腕を伸ばして、少女の目の前で手すりを掴む。


「危ない」


 少女は、驚いたようにこちらを振り返った。


「あまり身を乗り出さないほうがいい」


 少女はまじまじと彼を見つめてきた。レディオスは軽く首を傾げる。


「どうした?」

「あ、いえ……なんでもありません」


 目を逸らしてまた城下に視線を落とす。

 彼女が凍り付いてしまったことに気付き、ああ、とつぶやいて、腕を引いた。


「失礼」

「い、いえ、申し訳ありません。わ、私、急に走り出してしまって」

「いや、自分が初めて連れてこられたときのことを思い出したよ」


 言いながらはレディオスは、二、三歩下がった。


「どう思った?」

「えっ?」


 急に問われて、質問の意図がわからなかったのだろう。なんと言えばいいのか、とおろおろしている。

 苦笑しながら彼は続けた。


「この風景を見て、どう思った」

「ああ」


 リュシイは答える。


「とても素晴らしい風景と思います」

「そうだろう」


 レディオスはうなずいた。


「まるで、エイゼンが自分のものになったような気にならないか」

「ええ、まあ……」


 少女はその考えを否定しなかった。

 けれど国王の面前でその言葉を口にするのは憚られたのだろう。少女は言葉を捜すようにして答えた。


「もちろん、ここは陛下にのみ許された場所。エイゼンは陛下のものでございましょう」

「違うな」

「えっ」


 間髪いれずに答える。

 返答を間違ったのかと、少女はうろたえている。レディオスは構わず続けた。


「戦乱の世ならいざ知らず、平和な日々が続く我が国を、国王一人のものだなどとはおこがましい。私は、代々続く絶対王制の中で即位した王。自分の力で得た国ではない」


 少女は、ただ彼の言葉に耳を傾けている。

 レディオスは目前に広がる光景に、目を細めた。


「私のしなければならない仕事はただ一つ。この光景を守ること」


 そう言って、リュシイのほうへ振り返った。


「リュシイ」

「はい」


 少女は呼ばれて、ぴくりと身体を震わせた。


「遷都は、できない」

「どうして、ですか……?」


 少女の瞳に失望が浮かぶ。


「遷都をしても国民を守ることはできない」

「でも!」


 異論を唱えようとするリュシイの言葉を遮って、彼は続けた。


「仮に、遷都をしたとしよう。それで、何人の人間が動くだろう?」

「え……」

「経済的な事情で動けない者もいるだろう。国からの支援にも限界がある。また、裕福な者でも土地そのものに執着する者もいる。遷都をしたところで、すべての人を震災から救うことはできない。むしろ、分散して救助しにくくなるほうが恐ろしいと思うが」

「ああ……」


 レディオスの言葉に、少女はなにか思い当たる節があったのか、うなずいた。


「そう、ですね。私ったら、考えなしで」


 言って、頭を下げた。


「申し訳ありません」

「いや、安心した」


 それでも遷都を要望したなら、これからの対応が変わってくることになっただろう。

 追い出すだけでは、済まなかった。


「遷都そのものが目的ではないようだ」

「知ってしまったから……考えたんですけど……及びませんでした……」


 それだけ言って、黙り込んでしまう。


「悪いが、私は予言や占いを信じる気にはならないのだ。それだけは、言っておく」


 少女は小さくうなずいて、俯く。

 ひとまず彼女と対話しよう、と思った。

 そうすれば、いくらかは彼女のことがわかるかもしれない。


「いつから、予知夢を?」


 ゆっくりと顔を上げ、少女は言う。


「まだ幼いころです。五歳のときでした」

「ずいぶんはっきりと覚えているんだな」

「最初の予知夢は、両親の事故でしたから」


 風の音が、二人を包む。


「止めました。行かないでと泣きました。でも、子どもの言うことだったから、聞いてはもらえませんでした」


 風のせいなのだろうか。少女の声が、小刻みに震えているように聞こえた。


「あのとき、ちゃんと止められたら、と何度も考えます」


 そうして目を閉じて、大きく息を吐いた。

 少しおいてから、じっとレディオスのほうを見つめてくる。


「でも、止めても助かったかどうかはわかりません。私は数々の予知夢を見ましたが、だからと言って、止められたことはないんです。特に、悪い夢は」

「止められたことがない?」


 だとしたら、村からの報告は何だったのか。ならばなぜ彼女は神と崇められていたのか。


「例えばエグリーズさまの場合ですが、あのときは崖下に誰かが倒れている、という夢を見ました。その人が無事かどうかはわからなかった。もしすでに息をひきとっておられたら、どうしようもなかった」

「……なるほど」

「私の夢は絶対です。外れたことなんてない。でも、見えていないところなら、わからない」


 少女はそこで、なぜか少し目を逸らした。


「王城が崩れ去る夢は見ましたが、もし誰も中にいなかったら? そこまでは見えませんでした」

「だから、遷都か」

「そうです。私には何もできないけれど、陛下なら。この国で一番力のある方なら、この悲劇を止められるかもしれないと思ったのです」

「わかった」


 少女の言葉にうなずく。少女は少し驚いたように、目を見開いた。


「正直言って、まだ予言とやらは信じていないが、約束しよう。もし地震が起きたなら、できるだけ被害を最小限に留めるということを」


 すると少女はぱっと表情を輝かせた。


「ありがとうございます!」


 嬉々とした声を上げる。

 そう無邪気に喜ばれると、なんとなく居心地が悪い。思わず目を逸らしてしまう。こちらは、疑いの目しか持っていなかったのに。


「しかし、そなたも無防備だな」

「え?」

「大地震が起きるなどと、よく口にできたものだ。悪戯に人心を乱した、と言われて斬られることだって有り得る。人目につかないところに連れて来られることに不安はなかったのか?」

「ああ、そう言われると、そうかもしれませんね」


 国や時代が違えば、当然のように行なわれていたかもしれない、処刑。


「でも、陛下はなさらないのでしょう?」


 そう少女が微笑む。思わず、小さくため息をついた。


「買い被りだ」

「そうでしょうか?」


 左手が、腰のあたりを探った。そう、買い被りだ。

 少女はきょとん、として首を傾げている。

 レディオスは気を取り直したように、再び口を開く。


「それに、もし本当に地震が起きなければ、有り得る話だ」

「覚悟しております。それに、震災が起きなければそのほうがいいのですもの」

「いい覚悟だ。では、そのときまで城に留まるがいい」

「あ、はい。かしこまりました」


 そう言って少女は頭を下げる。

 なんだろう。彼女に対する警戒心が、少し、溶けた気がした。

 姫だの女神だの死神だの、そういった呼称が、どうにも彼女に当てはまらない。

 いやもちろん、少女が詐欺師であったり妄想家だったりする可能性がまだ潰えたわけではないから、警戒は必要なのだが。


 必要以上に、怖がっていたのかもしれない。

 この、少女を。

 思わず、笑いが漏れた。

 少女は、おずおずと顔を上げてくると、上目遣いでこちらを見たかと思うと、ぱっと目を逸らす。


「なんだ?」

「いっ、いえ、なんでもない……です」

「では、帰ろうか。あまり長くいると、部屋を空けていることがばれてしまう」


 言いながら、ドアに向かって歩き出す。少女は慌てて小走りで彼のあとを追ってきた。

 階段を降りながら、思う。

 いずれにせよ、これからやらなければならないことは、決まった。

 それだけで収穫だ、と思った。

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