「疑問」
彼女に手を引かれながら、まず僕の人生を変える事となった愛の告白の現場である
ここまでで彼女との会話は一つも無かった。だが、僕と彼女は今一つとなり、青春を
「ねぇ、この世界の中で一番綺麗な青空は
その質問に僕は
「どっ、どこだろう…」
そんなもの自分には答えられない、と焦って、今まで浮かれていた心がすーっと冷めていくのが分かった。それと同時に、告白した時に言われた言葉を思い出して冷静になってしまって
「あ、あのさ、僕達って」
「ん、なに?」
彼女は不思議そうな顔をして僕の返答を待っている。
「……今から死ぬの…?」
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