魔と聖の衝突



 次元の波が 光の軌跡が重なる

 それは起こるはずのなかった 出来事

 それらは出会うはずのなかった 邂逅


 異なる意識は互いに絡まりあい そして高めあう


 魂の波長が完全に重なった時

 彼らはその響きで己を砕いていただろう


 けれども世界が その身代わりとなった


「愛し わが子達よ

 これから何千年 苦難の時が続くだろう


 けれどめげてはいけない あきらめてはいけない


 存続の道を探し出せ」




「ストーリー」


 世界は最初、魔の者の宝だった。

 彼らは互いに手を取り、世界の全てを慈しんでいた。


 しかしある日、大陸が七つに避け、人々が地に飲み込まれた。

 天変地異によって、環境が変わってしまったため、誰かが犠牲にならなければいけなくなった。


 魔の巫女は、命を賭して大切な者達と、その者達が住む世界を守ろうとした。


 しかしそれは失敗する。


 どこかからやってきた者達が、聖の者達が、彼女を討って封印したからだ。


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詩集 青の柱 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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