下剋記
七星北斗(化物)
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この世界ことワーストリア大陸は、聖人によって分割して管理されている。
西南西の国、カーナス国を治める聖人、アリハラスは厳しい重税を国民から取り立てていた。
気に入らない人間がいれば、アリハラスは躊躇なく奴隷堕ちにさせたり、濡れ衣を被せて処刑していた。
アリハラスは好色家として有名でもあり、若くて美しい娘を見つけると、部下に拐わせる。
聖人はこの世界では、それほどの支配力を持っているのだ。
三年に一度、それぞれの国で聖人祭が開催される。聖人を讃える行事であることと同時に次の聖人を決める祭りでもある。
武闘大会
聖人祭の日に開催される。武闘大会はトーナメント制で、16人の選ばれた蠱毒人(こどくひと)がエントリーできる。
武闘大会に優勝した者が聖人に挑むことができる。
蠱毒人とは、より強い人間を生むための贄である。
武闘大会には、主の蠱毒人の従者は5人まで共闘を認められている。
聖人の儀
聖人に認められた者を聖人にする儀式。
ケルム・ソムテ
聖人に恨みを持つ少年。蠱毒人に選ばれるために修行中。
申(さる)の聖人
バリト・アリハラス
下剋記 七星北斗(化物) @sitiseihokuto
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