第4話 七歳になった。
今日は、魔族の教会に行く日である。
何をするかって?
神に祈りを捧げるらしい。
まあ、管理者のことだが。
というわけで今から魔族の国の教会に両親と護衛も一緒に行こうと思う。
「レアスー!もうそろそろ行くからねー!」
父上に呼びかけられる。
どうやらもうすぐ魔物車に乗るらしい。
魔物車というのは、馬車に似た魔物用の車を引くことに適した魔物に引かせるものである。
「分かりました父上!」
私は父上に聞こえるようにそう言った。
あれからはや七歳。
父上との種族能力の訓練は、とてもためになる時間であった。
種族能力だからか本能的にわかる部分がありあまり苦戦しなかったところはあるだろうが。
更に、私は魔物とも戦った。
そのおかげで階位(レベルと同じようなモノ)
もだいぶ上がった。
更に階位が上がった事によって魔力量も上がった。
まぁ魔法なんて無属性魔法以外不便利だけどな。
というわけで。
これが今の私のステータスだ。
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name─レアス・ファルゼン・ズィグラ
sex─male(男)
種族─0000
階位─22
魔力量1950万
種族能力
─
─
─
─
─神体能力
固有能力
─神通眼
─
─能力無効体質
共通能力
・魔族語Lv10
・魔力操作Lv12
・無属性魔法Lv11
称号
・特殊族ノ王族
────────────────────
だいぶ成長した様に感じる。
私でなくてもそう思うであろう結果が表示されている。
変わったところはまず、階位だ。
ゲームのレベルだと思ってくれれば良い。
次に共通能力のレベルが上がったことだ。
目新しいものとして無属性魔法が増えたことだな。
まぁ、種族能力はとても使いやすい能力もあって便利であった。あとは、今後のお楽しみであるとだけ言っておこう。
よし!
「レアスーーー!」
「わかりましたーー!」
やはりか父上に呼ばれてしまったようだ。
もう行くとしようか。
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