第126話

〈sideバルギエル〉

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「むぅ…どこじゃ?ここは?」


バルギエルが目覚めるとさっきいた所とは別の所にいた。


「何があったんじゃ?妾が何か踏んで…」


そこで気づいた。踏んだから飛ばされたという事を。


「やってしまったのじゃ…取り敢えずここを攻略するのじゃ」


バルギエルが地面がウネウネと波打っていた。それは天井も壁も同じようになっている。


「おぉ…これ面白いのじゃ」


そこでジャンプしたり遊んでいた。


「ん?なんじゃ?これは」


バルギエルが見つけたのはよく分からない装置だった。


「ん〜こうゆうのは透とかギライルがわかっているのじゃが…」


一旦周りを見渡してみる。するとその装置の部品と思われるものがあった。


「ん?これ…」


装置の方を見ると大部分が無い。


「なるほど…これらを集めろと?楽勝じゃな」


パチン


ゴトン


バルギエルが指をパチンと鳴らすと、バルギエルの周りに部品が集まった。


「おそらく組み合わせいけばこの装置が治って何らかの現象が起こるはずじゃ」


カチャカチャと音を鳴らしてバルギエルは組み合わせいった。


「出来たのじゃ」


何故スムーズに組み合わせる事が出来たのかというと、その一つ一つの部品に番号が書かれておりその番号順に組み合わせたら一つの部品になった。


「これを…こうして…」


ガチャリ…


「ハマったのじゃ。これに魔力を注げば動くのかの?」


そう思って、バルギエルはその装置に魔力を流した。すると…


ブゥゥン…


装置が動き出した。波打っていた地面が動かなくなり、周りはその装置の音しかしなくなった。


「この流れだと、だいたい何か来るのじゃ」


集中させて、何処から来るのか警戒した。


「見えたのじゃ」


バルギエルは右に手を出して障壁を張った。


ギィィィン…


「うっ…この音は嫌じゃな…さっさと倒すか」


甲高い音が鳴る中、おそらく障壁の所にいる敵に向かって、バルギエルは一気に近づいて殴った。


ゴリッ


「な、なんじゃ?」


鈍い音がした。全て一撃で仕留めてきたバルギエルからしたら意外だった。その攻撃を受け止め逆に反撃してきたのだった。


「これは面白い事になりそうじゃ」


バルギエルはニヤリと笑った。

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天才スナイパーの異世界射撃術〜ナギの暗殺日記〜


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