第114話
ダリスを経由して、ルーラに話をする事にした。ルーラは「全然大丈夫です!」と言っていた。そして、ナギに再会した。
「ナギ!元気にしてたか?」
「透…久しぶり…」
久しぶりだったからなのか笑顔になっていた。
「この件…お前も聞いてるだろうが…終わったら王都に戻ってくるからな」
「分かった…待ってる…」
「ナギ。元気にしているのですよ?」
「ナギ…元気。大丈夫」
サナが心配したが、その必要は無いらしい。
「お主、ご飯は食べているのじゃな?」
「うん。ルーラのとこで食べさせてもらってる。美味しい」
「元気で何よりじゃ」
ご飯を食べているのか不安だったバルもその心配はいらないらしい。
「じゃあまた後でな」
「うん…」
ナギは少し寂しそうな顔をしたがすぐ、笑顔になった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
グリュードに戻ると、皆が歓迎していた。
「本当に有難うございます」
レイズが感謝していた。
「疲れたから…ご飯と温泉に入りたい…」
「確かにな…汗臭いのじゃ」
「土で汚れましたからね…」
そう言うと、レイズが言った。
「分かりました。温泉は今すぐ入れるので先に入ってください。ご飯は今作っていますので」
「分かった」
俺たちは温泉に入る事にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ〜極楽極楽〜」
貸切の温泉だ。最高だった。
「で、何故お前らがいるんだ」
「えっ、別にいいじゃないですか」
「嫌では無いのじゃろ?」
「はぁ…まぁいいけど」
バルも、サナもみんな力が抜けていた。
「温泉って最高ですよね…」
「そうじゃな〜」
「力が一気に抜ける…」
俺たちは温泉を堪能した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「「「いただきます(じゃ)」」」
出されたのは肉だった。明らかに美味そうな肉だ。
パクッと一口食べた。
「う、美味い…」
一瞬で無くなった。
「美味しい〜」
「ほっぺが落ちるのじゃ」
みんなご満悦のようだった。
_________________________________________
読んでくれてありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
ナギが大人になった時の話をこちらに書きました!不定期更新ですがこちらもどうぞ〜
↓↓↓↓↓↓↓
天才スナイパーの異世界射撃術〜ナギの暗殺日記〜
https://kakuyomu.jp/works/16816452221242949033
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます