第80話

翌日、俺はサナと一緒にどうすれば壊れずに威力を高める事が出来るか話す事にした。

流石に帝国も疲れた…のか今日は一向に現れない。


「銃が耐えられなくて壊れるのは少し嫌だなぁ…」


もともと使ってた銃だし。

じゃあバルが色々付与すればいいじゃんと思う人もいるだろうが、銃の限界を超えて壊れる。付与には限界があるからそれを全部攻撃に充てる。あとは壊れないようにどうするか…


「じゃあ妾が魔法陣を作ればなんとかなるかもしれんぞ?」


バルがそんな事を言ってきた。


「いいかの?銃の先の部分にこいつをつけたら…」


銃身の先に赤色の魔法陣がついた。


「成功したようじゃ。この赤色は攻撃の色」


「つまりそれを重ねていけば…」


「発射される玉にしか影響がないから壊れる必要が無い」


「その通りなのじゃ」


「よし、じゃあそれでいこう。じゃあ…銃には何を付与するんだ?」


「そうじゃな…速度上昇でもつけておくかの…」


「分かった」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結果的に魔法陣は7個ついた。

絶対、衝撃は出るよ…


「敵みえました。いつもより少し多い気がします」


サナが大きな声で言った。


「バル、転移門の所は見えるか?」


「少し待つのじゃ…見えたのじゃ」


離れいるから俺は見えないが、竜は目が良いらしくどこまでも見えるらしい。


「ど真ん中狙えよ?」


「了解なのじゃ」


敵は正面からが1番多い。

バルが撃ったらサナの手伝いとかをして掃討戦に移る。これでよし。


「バル。今だ」


「分かったのじゃ」


バルが引き金を引いた。

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