第76話

「というわけ…正直めんどくさい…」


「そうじゃな」


「そうですね…」


「やりたくない」


俺たちは宿の所にあるレストランで話していた。


「あの…」


そこにレストランの従業員がやってきた。


「なんだ?」


「実は…これを」


それは手紙だった。それを読んで俺たちは大きなため息をついた。


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そして1週間後、俺たちは砦にいた。


「周りの地形は把握済み…戦力は俺たちだけ…全くルーラはどんな考え方なんだ」


「怖いです…」


「作戦はあれでいいのか?」


バルが質問してきた。


「おそらく補給線が伸びきってるはず…そこを叩けばいいはず」


「分かったのじゃ」


ここで手紙の紹介をしようと思う。

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透様へ


おそらく今頃、みんなに話した事でしょう。

そこで今回の防衛を話したいと思います。

実は、冒険者の皆さんが西、東側を守ってもらいます。そして南は兵士で…あっここは何とかなる算段がつきました。

そして北は貴方達にお願いしてもらいたいです。どちらにせよそうするしかないと思います。ドラゴンもいるわけなので…是非お願いします。あっ砦周辺の地形図送っておきます。

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「いや、まぁドラゴンもいるし味方にも被害かかるかもしれないからなぁ…とにかくバルはしばらくしたら後ろに回り込んで分断してくれ」


「分かったのじゃ」


あの手紙を見た時はまぁどのみち予想はしていたが、その敵の戦力がやばかった。


「はぁ…5万人って…帝国もガチだな…」


流石にここまでガチで来るとは予想してなかった、


「あっ見えました」


「さて、お前ら死ぬなよ?」


「「「「了解です(なのじゃ」」」」


_________________________________________

準備の事は後日談として書くと思います(多分)

応援よろしくお願いします。


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