第51話

「完全に迷った…」


ふとした事からサナとバルギエルとはぐれた。

何故こうなったか説明していこう。


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俺たちは昼、レストランで食べた。

しっかり味付けされていてとても美味しかった。


「さて、これからどうする?」


「うーん。適当に散策すれば良いのでは?」


「そうじゃな。それしかないのじゃ」


「じゃあそうしよう」


そうして適当に散策する事にした。

しかし…


「この人の多さはなんですか⁉︎」


「どうやら、なんらかのイベントをやっているようじゃ」


「何故バルは飛んでいるんだよ…」


「楽だからじゃ。安心せい、お前らは見えておる」


人が混んでいる道にどうやら出てしまい、人の波に巻き込まれたというわけだ。当然そこでサナとはバラバラになった。そしてバルは飛んでいる。良いなぁ…


「取り敢えず、今は個人で行動。ギルドで集まれるか!」


「分かりました!」


「サナを取り敢えず助けるのじゃ」


「分かった!」


そして俺らはバラバラになった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして今に戻る。

辺りは暗く、建物は所々ボロボロになっている。


「なるほど…ここが…」


すぐに貧民街という事がわかった。

にしても…平民街との差が激しいな…


「あれ?」


なんか凄い見られている。たくさん見られている。なるほど…狙いは金か。俺はすぐにピンと来た。


「だが、金はこの中にあるんだよな」


武器収納に入っている。どうやらお金でも武器になるらしい。おそらくバルとかが使ったら武器になるんだろう…


「まずはここから出ないとな…」


俺は足を進めた。

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読んでくれてありがとうございます。

お金は誰かを黙らせたり出来るので物理ではない武器だと思います。

応援よろしくお願いします。






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