第49話
「お疲れ様でした〜」
「お疲れ様です」
「お疲れなのじゃ」
山賊を倒して、今はレストランにいる。
まぁ祝勝会のような感じだ。
「そういえば山賊が死んだのを確認するとかどうするのですかね?」
「それはギルドの職員がやるらしい」
レストランに行く前にギルドに寄り、受付嬢に話した。すると後日、ギルドの職員が確認しに行くとの事。
「そういや王族が隠してクエストを出すほどの山賊だったのでしょうかね?」
「あそこはかなり大事な所らしい。そして何故か魔物が出ないらしい。だからいざとなったらそこに避難する事が出来る」
サナとバルギエルはピンと来たようだ。
「つまりそこにいれば奪ったりする事が簡単に出来たということですね?」
「そうゆう事」
「まぁ終わった事だし、しばらくは休みを取ろう」
「そうじゃな。王都の観光もしたい所なのじゃ」
言われてみれば、ギルドとその隣の宿とレストランしか行っていないか…
「じゃあ明日から王都を歩いて観光だな」
「そうですね。楽しみです」
サナはわくわくしている。
俺は服に目がいってしまった。
「サナ、そろそろ服を増やした方が良いかもな」
サナの服は数えられる程度しかない。寝る時の服はまだしも、少しぼろぼろになってきている。
「そうじゃな。買い替えた方が良さそうじゃな」
バルギエルが言った。バルギエルは鱗を変えて服にしているらしい。
「そうします。明日新しく服を買う事にしますね」
明日から面白い事になりそうだ
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