第41話

「おい、サナ起きろ〜朝食食べれなくても良いのか〜」


「そうじゃぞ、今日は遊ぶのじゃ」


サナはやっぱりダメだった。


「起きます…眠いです…」


やっと起きた。


「俺とバルは食べたから行ってこい」


「早起きできるの凄いです…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こうして朝食を食べて、向かったところは

海だった。


「この匂い懐かしいな…」


「さてと、それじゃあ着替えてきますか…また後で」


「分かった」


サナがどこかへ行った。


「透よ…やっぱりこの服?苦手なのじゃ」


「我慢しろ。今日はサナの日だ」


「分かったのじゃ…」


何故昨日、2、3日ここにいてから王都に行こうと考えたのかと言うと、ずっと動きまわっていたので流石に疲れた。なので今日、明日

は休み。そして、今日はサナが行きたがっていた海で遊ぶ。


どうやらこの世界にも水着はあるらしく、

ちゃんと更衣室もあるらしい。

海なので観光にも適しているので人がたくさんいる。

俺は半袖、短パンだ。


「透さん!着替えてきました!」


サナが水着に着替えてきた。


「似合ってるな」


「ありがとうございます」


「じゃあ泳ぐか?」


「そうですね」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「は、早い…」


泳ぐのは1番得意だったのに…負けた…

サナは嬉しそうだ。


「にしてもひんやりしてて良かった」


「そうですね。まぁしょっぱいですけど」


ちなみにバルギエルは釣りをしていた。

どうやら泳げないらしく、自分はこれで良いと言っていた。


「バル〜なんか釣れたか〜?」


「釣れない…釣れないのじゃあ!」


まぁそうなるよな。


「サナ、次は釣りをしよう」


「そうですね、やった事ないですけど」


約1時間釣りをした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「何故…釣れないのじゃあ!」


バルギエルはイライラしていた。


「えぇと…俺が5匹、サナが3匹、バルが0…」


なんだろう…申し訳ない気分だ。


「なんでサナに負けるのじゃ…」


バルギエルは泣きそうだった。


「ごめんって…ほら次スイカ割るぞ?」


「やるのじゃあ!」


パァァァと表情が明るくなった。

こいつも表情が良く変わるな…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「少し右…行き過ぎです!少し左…あっそこ!」


「ここかの?」


「思いっきり叩いてください!」


「いくのじゃ!」


パァァン


スイカが木っ端微塵に弾け飛んだ。


「食べれないですね…」


食べれる所が無くなっていた。


「そうだな…バル、力加減した?」


「思いっきり叩いてって言っていたのじゃ…」


「バル、力加減というものは知っているかい?」


「ごめんなさい…」

_________________________________________

日常回?でした。

次もこんな感じで、その次人物紹介となります。

少しずつ読んでくれる人が増えてきているので嬉しいです。

これからも頑張るのでよろしくお願いします。














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