第40話

「さて…これからどうするのじゃ?」


「そういえばそうでしたね」


ギルドを出たあと歩きながら話している。


「まぁ、観光的な感じでここに来たからな…」


「ただ魚食べたいだけなんですよね」


そもそも、食べ物に飽きたからという理由で

こっちに来た。

でも気づいたらAランクになったりしている。


「やる事あるのか?」


「無いですね…あっそうだ!」


サナが思い付いたらしい。


「なんかあったか?」


「王都へ行きましょう!」


「えぇと…それはなんで?」


「それはですね…」


「どうせご飯だろ?」


「…当たりです」


やっぱりだった。


「一応ギルドの本部があるのでそこでSランクになれたりするんですよね」


「そうなんだ」


「やっぱりリアクション薄いですね」


逆にどうしてあんなに喜べる?

それが疑問だ。


「もとから俺はリアクションが薄いんだ」


地球にいた頃ドッキリとかされたが、驚かなかったし…サナとかだったら「うわっ!」とか言いそうだな。


「まぁ決まりだな。次は王都だ」


「分かったのじゃ」


「了解です!やったぁ〜」


王都に行く事になった。


「今日は魚たくさん食べるぞー!」


サナがワクワクしている。


「2、3日したら王都に行く感じでいいか?」


「そうですね」


「分かったのじゃ」


_________________________________________

これにて2章終わりです。

応援よろしくお願いします。

人物紹介などをして3章です。

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