第35話

「おい、サナ、バル起きろ」


「まだ寝ます…」


「寝たいのじゃ〜」


いや、もう2時間ぐらいこの状態じゃん。


「昨日の魚…あれと同じのが朝食で出るかもよ?」


夜食べたあの魚。とても美味しかった。

マグロ?のような味がしてとても美味しかった。


「起きるのじゃあ!」


「食べたいです!」


よし、引っかかった。


「さっさと身支度済ませていくぞ」


「分かったのじゃ」


「分かりました」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今はギルドに向かって歩いている。


「騙された…」


「透…許さないのじゃ」


サナとバルギエルは怒っていた。

なぜなら朝食に出されたのがパンだったからだ。


「起きないお前らが悪いんだろ?」


「そういえば、透さんは食べていませんでしたね?」


「えっ?あぁ…あれは早めに起きてあの魚食べたからだよ」


俺は早めに起きていたので、さっさと朝食を済ませようと向かったら、あの魚の料理が出てきた。とても美味しかった。


「つまり、俺は本当の事を伝えた。だがお前らはそれに遅れた」


「なんか負けた気分…」


「悔しいのじゃ、次は早く起きるのじゃ」


さてと…そう話しているうちにギルドに着いた。


中に入るとなんか騒がしかった。

俺は受付嬢のところに足を進めた。


「なにかあったのか?」


「実はスタンビートが発生しちゃったんですよ…」


俺はそのスタンビートがよく分からなかった。なのでサナに聞いた。


「スタンビートって何?」


「私もよく分からないのですが、ダンジョンが誰にも攻略されないまま放置すると魔物が増えていきます。それが限界を迎えた時溢れる時の事をスタンビートと言うらしいです」


「分かったありがとう」


受付嬢の方に話を戻す。


「でもなんとかなるんじゃ?」


「そうなんですけど…実は海のダンジョン、

そして陸のダンジョンとどっちもスタンビートを起こしているので対応が面倒なんです…」


「確かにめんどくさそう」 


「今は陸の方はなんとか出来てるんですけど、海にあるダンジョンが対応しきれてないんです。攻撃があまり効かないからです」


あっいい事思いついた。


「俺らがそっちの迎撃に行く。それでもいいか?」


「お願いします!無理だったら引きかえしてください…」


「分かった。行くぞー」


「分かりました」


「了解なのじゃ」


新武器の披露だ。

_________________________________________

次です。次新武器登場です。


読んでくれてありがとうございます。

なんかください(適当)



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る