第13話

「おめでとうございます。Dランクです」


現在ギルドでワイバーンの素材、そしてクエストが完了したので報告しに来た。


「かなりランク飛んだな」


「まぁ、ドラゴンですからね〜」


普通はゴブリンとかから始めるそうだが、

ドラゴンなのでこのランクになったそう。


「ワイバーンの素材がここまで綺麗だとは思ってませんでした」


受付嬢が言った。


「普通はボロボロなのか?」


「はい、4人とかで戦うので鱗などはボロボロになります」


ふーん。まぁ銃ですから。

俺はそう思った。


「ワイバーンの査定は明日になるのでまた来てください」


「分かった」


俺たちはギルドを後にした。


「透さん。お腹…空きません?」


確かに空いたな…


「そうだな、何か食べるか?」


「そうですね」


ぶらぶらしながら何か食べ物を探し歩いた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「透さん!あれ美味しそうです!」


目をキラキラさせながら指を指したのは、

一つの屋台だった。

そこにあったのはパンにソーセージを挟んだ

ホットドッグだった。


「ホットドッグやん。この世界にもあるんだ…まぁ、ベーコンとかあるから当たり前か」


「あれにしましょう!」


「そうだな」


屋台の所に行き、そこにいたおじさんに声をかける。


「これ、くれないか?」


「分かった。何個食べる?」


「2個で」


「銅貨15枚だ」


「はい」


「1、2、3…15枚丁度だな。はいこれ」


ホットドッグが渡された。

サナはニコニコしながら受け取った。


「じゃあいただきます!」


一気にかぶりついた。

するとサナは何かプルプル震えている。


「どうした?大丈夫か?」


「い、いえ…凄い美味しいです」


「そうか、良かった。じゃあ俺もいただくかな」


ホットドッグを食べた。

ソーセージの肉汁が口の中に溢れてとても美味しい。地球でもあったがここまで美味しいのはあまり無かった。


「う、うまいな。これ」


「ですよね!」


サナの好物がホットドッグになりそうだ。


_________________________________________


読んでくれてありがとうございます。

食べ物ですが、だいたいあります。

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