第8話

買取をしてもらう事にした。

鱗を出して鑑定など、色々調べてもらって

ドラゴンの鱗と判明した。


「下位のドラゴンなので金貨25枚程度でしょう。肉などがあれば50枚ぐらいにはなりますが…」


まてまて、肉ってそんなに人気なのか?

それだったら残しておけば良かった…


「受け取りは明日になるのでまた来てください」


「分かった」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それからギルドを出て、泊まる場所を探す事にした。


「あそこはどうでしょう?」


指を指したのはこじんまりとした宿屋だった。


「あそこでいいんじゃないか?」


「じゃあ行きましょう!」


ドアを開けるとカランカランと音がした。


「いらっしゃいませ〜」


「部屋、2つ空いてるか?」


従業員に尋ねる。


「すみませんが…1つしか空いてません」


うーん…どうしようかな…


「サナ、1つしか空いてないけどいいか?」


「いいですよ」


快諾してくれた。


「じゃあ一つで、取り敢えずこれでいつまで泊まれる?」


チャリンと金貨を1枚出した。

この金貨はサナがいた馬車にあった物だ。

なんらかの拍子で落としたんだろう。


「これですと、10日程ですね」


「分かった。じゃあ取り敢えずそれで」


「分かりました。ではこちらをどうぞ」


鍵を渡された。

番号が彫られている。


「朝と夜にご飯が出ますので」


「分かった」


鍵を受け取り部屋に行った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ガチャリ


部屋に入ると、ベットが1つしかなかった。

まぁ、テレビとか無さそうだしな…

コート掛けがあったので上着などを掛けた。


「さっそく寝るけど、サナはベットで寝てくれ」


「いやいや、透さんが寝てください」


「いやでも、床でお前が寝るのはちょっと…」


サナは考え込んだ。


「分かりました。じゃあ一緒に寝ましょう!」


「へ?」


一瞬考えが吹き飛んだ。


「だから、一緒に寝ましょう?」


「いやでも…」


「透さんが床で寝るのはダメです!」


俺は別にいいんだけど…


「うわっ!」


サナに手を引かれベットにダイブした。


「これで一緒に寝れますね?」


意外にもサナは引き締まってる所は引き締まっていて、出ているところは出ているので、

かなりやばい。何がとは言わないが。

俺大丈夫かな…

_________________________________________

読んでくれてありがとうございます。

理性が勝つのか…?

サナが勝つのか?(何がとは言わない)


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