第7話
なんとか間に合い、現在街の中。
「なんとか間に合いましたね…」
「かなり疲れた…」
そういえば門にいた兵士がギルドでカードを作れとか言っていたな…
「まずはさっさとギルドカードを作らないとダメなので行きましょう!」
俺はそこで疑問が浮かんだ。
「ギルドカードって作らないといけないのか?」
「はい!ギルドカードはですね…簡単に言え自分のステータスやスキルなどが確認できるカードです。他にも便利になって…」
サナが言うにはそれを作れば門などは自由に通れるし、多少の割引が発生したりすると教えられた。
作った方が、便利だな。
「じゃあ作りに行くか」
しばらく歩くと冒険者ギルドに着いた。
建物が凄い大きい。
「さっそく中に入って済ませちゃいましょう!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夜なので男の人たちが騒いでいる。
「すまない」
「冒険者ギルドに何か用でしょうか?」
受付嬢が言ってきた。
「冒険者登録したい」
「分かりました。ではこちらを書いていただいて…」
そういうと、一つの紙を出してきた。
「文字が分からなければ書きますが…」
「いや大丈夫書ける」
スラスラと書いた。
書き終わり受付嬢に渡す。
「透さんですね。ではこの紙に血を垂らしてください」
俺は指に針を刺して血を一滴垂らした。
血が広がっていく。
受付嬢はその紙をなにかの機械に入れた。
するとガチャコンと言って小さなカードが出てきた。
「一度紛失すると再発行に銅貨10枚必要なのでご注意を」
「分かった」
カードを受け取り、サナを待つ。
実はサナも冒険者登録をする事にした。
「できました!透さん!」
じゃーんと見せてくる。
「よし、じゃあまず寝る所だな」
「そうですね…あっそうだ」
思いついたように言った。
「ドラゴンの鱗とか売れません?」
たしかに売れるはず…
「言ってみるか」
受付嬢の所へ戻り買取してもらうよう頼んだ。
「ではこちらにどうぞ」
ギルドの倉庫に案内された。
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