第6話
「まず銃という物は知ってるか?」
扱い方を教える前に質問をする。
もちろん知らないだろうがな。
「見た事も無いです」
「銃というのはだな…簡単に言えば弓を強化したものだ。弓は知ってるよな?」
サナはコクリと頷いた。
「エルフでは弓はみんな得意です」
これは射撃センスがいいかもな…
「だが弓とは違う。全然違う。弓は弓と矢が必要だろ?」
コクリと頷いた。
「だが、こいつはこの弾が必要なんだ」
と言って、7.62mm弾を取り出した。
「こんな小さい物が?」
不思議そうに見つめる。
「そうだ。これが矢の代わりだ。そしてそれを撃ち出すのはこいつ」
M700に指を差した。
「なるほど…」
「じゃあさっそくやってみたい所だが…」
太陽が傾いてきており、だいぶ暗くなっていた。
「町に急いだ方がいいんじゃね?」
「門が閉まるのは…急がないとまずいです!」
急いで身支度を済ませた。もちろんドラゴンの鱗なども持っていく。
「急ぐぞ!」
「はい!」
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やっと町に行く事ができます。
応援よろしくお願いします。
武器解説は新しい銃などが来た時書きます。
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