第3話

どうしようかな…


「ほっとくわけにも行かないし…」


グギュルル…


お腹空いた。

どうすればいいんだ…


「助けてくれ!誰か!」


男の声がした。


「ドラゴンの次は誰かを助けるのか…1日でどんだけだよ…」


声がする方向へと向かった。

そしたら馬車にモンスターが襲われていた。

そしてそこに1人ボロボロになった女性がいた。しかし男性はその女性を見捨てて逃げた。


「あいつ!」


まずはあの女性を助けなければ…


緑色の小さな生物がいた。

手には棍棒を持っていた。


「1、2、3…全部で5匹か、これなら殺れるな」


緑の生物から見て分からない所に移動した。

そしてM700を使ってその生物に撃った。


パンッ


乾いた音がしてそいつは死んだ。

だがまだ1匹死んだだけだった。

再度コッキングをして撃つ。


パンッ


パンッ


パンッ


パンッ


全員倒した。


「今日も調子が良い」


女性のところへ向かった。

女性はわなわなしていた。


「おい?大丈夫か?」


こっちに気づいたようだ。


「あなたが助けてくれたのですか?」


女性が問いかける。


「あぁ…そうだ。ところでさっきの男は?」


女性は何か苦しい顔をした。


「あの人は…ご主人様でした…」


ご主人様?どうゆう事?


「まてまて、まさか奴隷じゃないよな?」


女性は首を縦に振った。


「奴隷です。エルフで捕らえられて…ここに」


首元に焼印?よく分からないけどそれがあった。


「分かった。じゃあ手伝って欲しい事がある…いや一緒に食べないか?」


女性は首を傾げた。


「何を食べるのですか?」


「ドラゴンだ。お腹空いてるだろ?」


「サナです…」


「ん?」


「サナと呼んでほしいです」


「分かった、サナ。ついてくるか?」


「まだ決めきれてないですけど、お腹空いたので…」


まぁ俺もお腹空いた。


「分解とか出来る?」


「一応剥ぎ取りぐらいなら…」


うぉぉぉぉぉぉ!やったぁぁぁぁぁ!

ドラゴン食える!

俺はガッツポーズをした。

サナが不思議そうな目で見ている。


「何してるんですか?」


「いや、俺もお腹空いたから。ついてきて」


「はい」


_________________________________________

読んでくれてありがとうございます。

おそらくヒロイン登場です。




〜武器解説〜

分からない人のために分かりやすく説明したいと思います。


M700

アメリカが開発した。狙撃銃。

ボルトアクションの狙撃銃なので、高い命中精度。そして簡単な構造なので信頼性が高い。警察、軍隊でも使われている。












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