私と読者と仲間たち
弱腰ペンギン
私と読者と仲間たち
……スゥー。そうですか。うん。まぁ、うん。
あれですね。長いツイッ〇ーっていう。そういう話ですね?
え、違う?
そっかぁー。
カクヨムはサービス開始初期くらいにちょっとだけやって放置しておりました。えぇ、書き続けらんなかったのです。
プライベートが忙しいとかそういうのもありましたけど、なにより『どうしたらいいかわかんない』ってのが大きかったと思います。
じゃあ今はわかんのかと言われれば『前よりは』と。そう思います。
継続は力なりと言いますが、継続しないと力にならないのです。何かを身につけるなら継続することが一番簡単に身につくんですよ。すごいですよね。
ということで『短編コンに毎日応募してやろう』と思いました。力になると思いました。
地獄が待っていました。
ネタが出ないのは三回くらいあったでしょうか。でもかけました。
とても嬉しかったです。
でも自分の力だけで書けたわけじゃありません。
誰にも読まれない一週間という時間が流れ、心は折れ、腰は痛みだし、夜は眠れなくなり、ご飯はのどを通らなくなり、お通じが悪くなっていったりしそうでした。しませんでした。
腰は元から痛くなりやすいですし、心は折れるけどすぐに元に戻ります。時期によって差はありましたが。夜は元から眠れず、ご飯はいつも微妙な味です。お通じは……。
ともかく、あのまま誰にも読まれず、何も反応が無い日々が続けば、やめていたでしょう。
10日くらいは行けたかもしれません。しかし、2週間は難しいでしょう。
改めて、読んでくれてとても、ありがとう。
始めてから一か月が過ぎ、気が付きます。
これ、もしかして二か月間毎日書くんじゃない?
コンテストの間、ずっと毎日書いてやるぜ、へっへっへ。そう思ったのはいいですが、気づいていませんでした。開催期間。
ひと月過ぎたあたりで頭痛がし始めていました。ちょっとやばい奴です。毎日休みなしです。誰ですか、新作を毎日アップするとか目標立てたのは。私です。
そして思います。そうだ、いくつかストックを用意しておこう!
出来ませんでした。
びっくりですね。一日一つ書くのがいっぱいいっぱいになってました。どうしてでしょう。
過去には一日5000字、最大20000万文字を一週間毎日書くということも出来ました。その時ですら頭が痛くなったことはありません。
スルスル出てきたりしたわけではありませんが、これしきの分量で息切れだなんて! と思っていました。
何のことはありません。ネタを考え、構成し、書く。これを大体30分から1時間30くらいで仕上げていたのです。短い間に詰め込みすぎだったのです。その証拠に、休みの日にゆっくり考えた時は頭が痛くなったりしていません。
同時にやるのはしんどいです。びっくりするほどに。なので、ネタを考えるときはネタだけ。構成するときも書く時もそれだけ出来るようにしようと思いました。今更ですね。
コンテストは終わりましたが、とりあえずキリよく、ということで100話までやってみました。
相変わらず頭は痛いですが、多少は慣れました。頭痛は書き終わってから二日ほどたってようやく収まりました。
やったぜ! そう思った私にそっと差し出されるものがありました。そうです、別のコンテストです。
しかも『師匠と弟子もの』ではありませんか。私の好物です。一年ほど前に、あぁ二年ほど前でした。その時応募した奴があるんです。師匠―! と叫ぶ系のやつが。一時落ちでしたけど。ちなみに3回応募しましたけど。3回目に『直ってねえんだよ!』的なアドバイスをいただいて『せやなー』と放置してあったやつが!
これなら多少直せばいけるぜ!
一か月かかりました。
びっくりしました。えぇ、さぼってません。毎日作業してました。でも直んないんです。根本が面白くな……ゲフンゲフン!
ともかく、主人公の設定とかいじり続けました。もちろんネタはネタで。構成は構成で作業しました。
結果、ちゃんとよくなったと思います。……最初のよりは。
えぇ、ちゃんとラノベしてると思うんです。思うんですよ……。でもこう書かれるんです、きっと。
『ヒロインがいない』
うるせぇバーカです。これは師匠と弟子の話なんです。おっさんとおっさんの話なんです。美少女が目立つ話じゃないんです!
あ、すみません。やめてください。正論で殴らないで。美少女がいなきゃ面白くないなんて正論はクリティカルヒットだからやめてください。
ともかく、ようやく応募して、一息つきました。よくやったぞ俺。そう思いました。
『さぁ、次のコンテストだよ』
……カクヨムさんは鬼だと思います。短編の企画が始まっていました。しかも『一人一作』制限です。だれか無茶やったんでしょうか? 別に何作応募してもいいだろうと思いますよ。一つのコンテストに100も応募する人なんているわけないじゃないですかー。やだー。
というわけで今回も応募することにしました。毎日じゃないからつらくないもん! です。
読んでくれてありがとう。それどころか評価を入れてくれてありがとう。虚空に一人吠え続けるには、私のメンタルは強くありませんでした。
とても嬉しかったです。そして心強かったです。ありがとうございました。
私と読者と仲間たち 弱腰ペンギン @kuwentorow
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます