普通じゃない日常と小説じゃない

「というわけで、どうしようか妹」

「なんか好きなラノベの話でもしよっか」

「そうだな」

「......」

「......」

「俺が好きなラノベは『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』というラノベなんだけど、タイトルから見て面白いなと思って買って読んだんだが、女である会長がとてもエロい」

「へぇ。私は『探偵はもう死んでいる』というラノベなんだけど、探偵が死んでいるんだけど物語が進むという話で。ま、面白い」

「ふーん、エッチじゃん」

「どこがだよっ!!」


(ダメだ。様子がわからない)

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